夢想から構想へ① | けいせつ基金 〜空の下でハミング♫〜

けいせつ基金 〜空の下でハミング♫〜

茨城県を犬殺処分ワーストから脱却させるために立ち上げた基金です

けいせつ基金の、そもそもの役割を超えているし、うまくいくためには、揃わないといけない条件がいくつかあるので


まだ、絶対にできると言えるほどの確信はないのですが


「こうなったら、きっといいと思うんだよね」

ってな話を、勝手にするだけしておいて


「でも自信ないからやめておきます」

じゃ、意味がありませんね。


僕の夢想に過ぎなかった話ですが

ちゃんと夢から目を覚まして


思い切って

「夢想」から「構想」へ

ステージを引き上げてみましょう





「うまくいくためには、揃わないといけない条件がある」…と書きましたが


まず、子犬が産まれて困る人が、実際に現れる前に


事前に子犬のお世話をしてくださる方を、募っておく必要があります。


あ、そうそう。


「パピーウォーカー」という名称は、すでに「盲導犬候補の子犬たちをお世話する人」という意味の用語として存在してるし


「パピーウォーカー」が長いから、せっかく「PWさん」と縮めてみたところで「W」が言いにくいし(^^;;


そこで「パピーケア」さんと改称することにしました。


パピーケアさんなら短いので、口で言う時にまであえて「PC」なんて言う必要もないし


口で言う時には、おそらく「パピケアさん」あたりで定着しそう(^^)


そのパピケアさんを、まず先に大募集しないといけません。


「子犬が産まれて困ったら

いつでも相談して!」

って言ってるくせに


いざ相談が来たらアタフタするようでは笑われます。


里親さん募集の場合は

保護犬が先にいて

「どなたか『この子』を迎えませんか?」

という話になるのですが


子犬がまだいない状態から、人を先に募集することになります。


この活動の趣旨を充分に理解していただき、パピケアさんに登録していただく、しかもなるべくたくさんの人数が必要になります。


里親さんの場合、ある程度、好みの犬を「選ぶ」ということもあるかと思いますが


パピケアさんの場合は、順番が来たら、原則としては、そのまま引き受けていただくことになるかと思います。(あくまでも原則的にです)


そこがパピケアさんと里親さんの違うところです。


また、パピケアさんにお世話のご協力をいただくのは、離乳したあとから月齢3ヶ月あたりまで。


おそらく30日間から60日間くらいの短期間です。

もしかしたらほんの数日でお別れになる可能性もあります。


そこも、里親さんとは違う点です。


また、パピケアさんには、1匹しか預けません。1匹だけを手塩にかけてお世話していただきます。


パピケアさんのすることは、預かりさんにとてもよく似ていますが、預かりさんとは違い、一度に複数の犬のお世話はお願いしません。


また、これはずいぶん迷ったのですが…


先住犬がいたらNGにしようかと思っています。


つまり、真にたった1匹に全力を注げる人で、状況とご縁によっては、そのまま迎えていただける可能性もある人にお願いしようと思っています。


だから、僕のイメージするパピケアさんとは、預かりさん的な要素と、飼い主さん的な要素の、両方をもった存在だと言えます。


僕が想像するに、この活動を実際に動かしてみたら


パピケアさんの中には、お世話した子犬をそのまま迎えるケースが結構ありそうだと、そんな気がしています。


一番理想的なパピケアさん像は、大切に大切にお世話した子犬に、本当のおうちを見つけてあげて


お別れの日には、胸が張り裂けそうな思いをしながら、涙ぐちょぐちょのお別れをして


それでもまた、次の子犬のお世話をしてくれる。


今度もまた、お別れの日には、胸が張り裂けそうな思いをしながら、涙ぐちょぐちょのお別れをして…


これをたくさんやってくれることが一番の理想ではあります。辛いけど(^^)


それは「命のイス取りゲーム」のイス(飼い主さん)をたくさん増やすことに、大きく貢献してくれることになるからです。


でも、パピケアさん自身がイスになってくださるのも悪くありません。(その後イスが増えなくなっちゃうのは残念ですが)


最初は60日だけの、補助席のつもりだったかもしれません。


子犬のうちだけなら…と思って参加したかもしれません。


だけど


どうしても別れが辛い。

私自身がイスになってあげたい。


そうおっしゃるなら

素晴らしいじゃないですか。


先住犬がいたらNG…の理由は一つではないのですが


そのうちの一つに

「イスが増えたことにならないから」

というのがあります。


また、例えばこれはどうでしょう?

外飼いの先住犬がいる方に、パピケアさんをお願いできるでしょうか?


言うまでもなく、お願いする子犬は、室内でお世話することが絶対条件です。


お願いした子犬は、快適な部屋の中で、家族みんなと団らん…その外で、先住犬が繋がれているなんて


僕にはちょっと、その形は許容できません。


ベテラン預かりさんの経験は大変貴重で、教えていただきたいこともたくさんあるのですが


先住犬NGですから、大半のベテラン預かりさんもNGになっちゃいます。


これは

「あの人にはぜひお願いしたいんだがなぁ…」

と、何人かの顔が今も浮かんでいて、僕自身も苦しい判断ではあるのですが


ここはやはり、鹿嶋にイスを「増やす」ことを目指したいと思います。


以前書いたブログ

https://ameblo.jp/totojanice/entry-12602026897.html


このような方には特に


特にお願いしたいと思っています。


ぜひご検討ください。

きっとあの子が一番喜んでくれると思います。