トレーナー、セラピスト、治療家の皆さま

以下のような悩みをお持ちでは無いですか?

・筋膜へのアプローチが流行っているが、理論背景がよく分からない
・見よう見まねで筋膜リリースを取り入れているが、出来ているのかよく分からない
・徒手療法で構造だけでなく、動きにもアプローチしたい
・気持ち良いだけの施術を卒業したい


そのような方には本セミナーをお勧め致します!

 TC研究会年間セミナー
ムーブメントを伴った筋膜へのアプローチ  第3回「体幹」


一般的に知られている筋膜へのアプローチである筋膜リリースは「静的なアプローチ」「構造へのアプローチ」というイメージが強いですが、講師である公認ロルファーの大久保先生、宮井先生が行なう筋膜へのアプローチは、そんな一般的なイメージとは大きく違い動き、ムーブメントを伴った独特のものに加え、からだの感覚をいかに引き出すかということが意識されています。

イメージ

そのアプローチには、構造はもちろんの事、動きの改善、クライアントのからだに対する認識の改善、そして心の変容をも促す、筋膜リリースという一言では片づけられない奥深さがあります。

<本セミナーの受講で期待出来る効果>
・筋膜の構造や解剖学、筋膜へのアプローチの理論背景が分かります
・筋膜が緩む感覚が分かり、テクニックに自信を持てるようになります
・ベッドサイドでの施術と並行して行える運動療法が学べます
・クライアントのボディーイメージを改善し、根本からの体質改善につながるテクニックが身に付きます


前々回セミナーの様子です

6月19日筋膜セミナー風景②
6月19日筋膜セミナー風景①
6月19日筋膜セミナー風景③

「上肢帯」「下肢帯」「体幹」
と、一年で全身のテクニックが学べるよう、毎回テーマを変えて実施致します
是非年間通して学んで頂き、皆さまの臨床の場での新しい武器の一つとして頂きたいと思っています!もちろん、1部位だけ、2部位だけなどの参加も大歓迎です!
※ 当セミナーはロルファー™の指導・養成・ロルフィングの技術習得を行うものではありません。ロルフィング™を本格的に学びたい方は日本ロルフィング協会へお問い合わせください(http://rolfing.or.jp/index.shtml

第3回 ムーブメントを伴った筋膜へのアプローチ 「体幹」
実施日:平成28年11月20日(日)13:00~18:00(受付開始12:40~)
定 員:12名
会 場:おくがわ整体院 東京都新宿区西新宿5-1-3 ハイブリッジビル2A

http://www.total-conditioning.com/access.html

<講師紹介>
大久保先生

大久保圭祐先生

プロフィール:パーソナルトレーナー。ボディワークの“Rolfing®”に興味を持ち、渡米してRolf Institute®を卒業する。トレーニングやランニング等の運動処方、ストレッチングや筋膜リリース等の手技を使って、クライアントの要望に応える。各種メディアにてボディメークの監修、店舗メニューのプロデュース、セミナー講師、コラムの執筆など幅広く活躍中。筋膜メソッドを綴った著書「筋膜ボディセラピー(三栄書房)」発売中。
HP http://www.keisuke-o.net/


宮井先生

宮井健太郎先生

プロフィール:理学療法士。ロルフィング®・ロルフムーブメントプラクティショナー。フランクリンメソッドエジュケーター。都内を中心に個人セッション、ワークショップを行うとともに、理学療法士としても活動中。
HP http://rolfing-greenrug.com/

<具体的内容>
・ 筋膜や軟部組織に関する説明
・ 筋膜を感じるワーク
・ 体幹実技(ペアワーク)
・ デモセッション


<参加費>
一般 13500円  
TC研究会会員 12960円


お申込み https://pro.form-mailer.jp/fms/fb02634255927


皆さまのご参加を心よりお待ち致しております!!

仙腸関節では主に、矢状面で比較的小さな回転・並進運動が見られる。

 

仙腸関節の関節運動を説明する。

前屈運動(うなずき運動):腸骨上の仙骨の前方回旋

             仙骨上の腸骨の後方回旋

             もしくは、上記両方が同時に起こる

 

 

後屈運動(起き上がり運動):腸骨上の仙骨の後方回旋

              仙骨上の腸骨の前方回旋

              もしくは、その両方が同時に起こる

 

 

仙腸関節の関節面は垂直に近い為、特に大きな力が関節にかかった時には滑りにより損傷を受けやすい。仙腸関節の前屈運動により、間接面間の圧迫と剪断力が増し、それにより安定力も増す。

仙腸関節の締りの位置(CPP)は完全前屈位である。その為、前屈トルクを生む力が仙腸関節を安定させる。

前屈トルクは、

・重力

・靭帯の伸張

・筋の活動

によって起こる。

 

 

 

まず重力により仙腸関節を安定させる作用に関して説明。

仙腸関節の安定維持のためには、骨盤にかかる重力と荷重は重要な要素である。

比較的小さい静的な負荷をかける活動(座位・立位など)では、この2つの要素だけで十分な安定性の確保ができる。

体重による下向きの力は通常、仙腸関節中心部の前方を通り、同時に重力によって上向きの股関節圧迫力が生じ、その力は大腿骨頭から寛骨臼に伝わる。

これらの力は仙腸関節付近で反対方向に前屈トルクを生み出すモーメントアームによって作用する。

体重によるトルクは腸骨に対して仙骨を前傾させ、股関節の圧迫力はによるトルクは仙骨に対して腸骨を後傾させる。

 

次に、伸張した靭帯の作用に関して。

さらに大きな動的な負荷がかかる場合は、靭帯と筋が仙腸関節を補強する。

仙腸関節の結合組織(仙結節靭帯・骨間靭帯など)の多くは前屈トルクにより伸張される。これらの靭帯の張力が高まることで、仙腸関節の関節面が圧迫される。

 

最後に筋活動の作用に関して

さらに高い安定性が要求される動作(ランニングなど)では、体幹や股関節の多くの筋(腹直筋・大腿二頭筋・脊柱起立筋・骨盤底筋群・多裂筋 等)が、仙腸関節を補強し安定させる。

これらの筋が収縮することにより、関節面に対する自動的圧迫力が生じ、前屈トルクが増し、仙腸関節の補強が可能な結合組織を引き寄せるという作用が一緒に起こる事で仙腸関節を安定させる。

 

 

 

 

人の脊柱は矢状面において一連の相反する彎曲を持ち、静止立位では脊柱は自然な彎曲になる。

 

頸椎・腰椎部は前方に凸、後方に凹の彎曲を呈する。このアライメントを前彎と呼び、一般的に前彎の程度は腰部より頸部の方が少なくなっている。

 

胸椎・仙尾部では、対照的に後彎を呈する。後彎は前方で凹、後方に凸の彎曲を表す。

前面の凹は、胸腔・骨盤腔に入る臓器収容の為の空間を作る。

 

 

胎児の脊柱は、全長にわたり後彎を呈する。頸椎と腰椎の前彎は出生後に生じる。これは、運動発達と直立姿勢と関係する。

頸椎は、幼児が周囲を状況を観察し始める時期に、伸筋が頭部と頸部を引き起こす。

腰椎では、歩行に備え発達した股関節屈筋が腰椎を前方に引っ張ることで、前方に凸を作る。

 

脊柱の自然な彎曲は固定されておらず、動的であり、動作や姿勢によりその形を変化させる。

例えば、脊柱を伸展させた時は、頸椎と腰椎の前彎は増強し、胸椎の後彎は減少する。

逆に、脊柱を屈曲させた時は、頸椎と腰椎の前彎は減少、もしくは平坦にさせ、胸椎後彎を増強させる。

 

仙尾椎に関しては、彎曲は固定されており、前面では凹、後面では凸である。

 

 

矢状面においての脊柱の彎曲は体軸骨格の強さと、弾性力を提供している。前彎・後彎が交互に彎曲した脊柱はアーチのように働く。脊柱の強度と安定性は、大きな圧迫力を静的に支持できる能力というよりはむしろ、わずかに『しなる』能力である。