肩関節開放性球窩関節である。これは、自由度が高いがそれと引き換えに安定性の低下を有する。
 

これに対して、股関節臼状関節である(連結度合いが大きい)

→やや制限はあるが、大変安定性に優れ、最も脱臼しにくい関節である
 
 
しかし、大腿骨が寛骨臼内に完全にはまっているのではなく、股関節の関節面には不適合がある。
 
 
ここからは、上記に示した関節の不適合について詳しく述べる。
 
直立位では大腿骨頭は寛骨臼に完全に覆われているわけではない。
関節軟骨の前・上方がはみ出している(赤印)
 
 
 
股関節の屈曲・外転・外旋により大腿骨頭が寛骨臼内にすっぽり収まり
このはみ出しは消失することができる。
 
屈曲・外転・外旋の肢位は、人が四つ這いになった時と同じである。
 
 
股関節は人類の進化の過程で、四つ足動物から二足歩行する人へと移行したことで、股関節の関節面の不適合が生じた。
これは言い換えれば、股関節の適合を犠牲にし、二足歩行を獲得したと考えられる。
 
 
 
大腿骨の頸部と骨幹は125度の頸体角をなす。
この角度の為、大腿骨の骨体はわずかに内側に方向に曲がりながら膝関節まで伸びる。
 
 
 
脛骨近位関節の面はほぼ水平な為、膝関節は外側に170°〜175°のの角度をなす。
この膝に置いての全額面での正常な骨配列は、外反膝と言われる。
 
この角度が170°以下だと、過度の外反膝
     180°以上では、内反膝と呼ぶ。
 
過度の外反膝では、X脚
   内反膝では、O脚と呼ぶ
 
しかし、見かけ上の外反膝・内反膝も起こる。
これは、下肢の機能の変化によるものである。
以降、見かけ上の外反膝・内反膝の例を示す。
 
【外反膝】
股関節外旋変位・膝関節伸展亢進・脛骨外旋変位・足部回外
が起こると見かけ上の外反膝が起こり、一般に言うX脚に見える。
 
 
【内反膝】
股関節内旋変位・膝関節伸展亢進・脛骨内旋変位・足部回内
が起こると見かけ上の内反膝が起こり、一般に言うO脚に見える。
 
 
繰り返しになるが
この下肢の機能の変化によるO脚やX脚は見かけ上による外反膝・内反膝である。
大腿骨や足部を操作することで、O脚・X脚が改善されるのはこのような理由がある。
 
 
 
施術家、トレーナーの間で大ヒットしたトム・マイヤースの著書『アナトミートレイン』

アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線



その影響もあり、数年前から注目されてきた

『筋膜』

筋膜

最近ではメディアでも度々取り上げられ、一般の方の関心も高くなってきています。
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クエスチョン

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それに沿って、筋膜の特質を体感するワーク、筋膜へアプローチをする際のタッチの基礎の確認、実際に筋膜へアプローチするデモンストレーションを行います。

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*昨年のセミナーの様子



*2017年度 年間セミナー日程、内容についてはこちらから


実施日時 平成29年4月9日(日)13時~15時
参加費 一般 5000円 TC研究会会員 4500円
定員 12名
会場 おくがわ整体院 東京都新宿区西新宿5-1-3 ハイブリッジビル2A
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具体的内容
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講師紹介 
大久保圭祐先生

大久保圭祐先生

プロフィール:パーソナルトレーナー。ボディワークの“Rolfing®”に興味を持ち、渡米してRolf Institute®を卒業する。トレーニングやランニング等の運動処方、ストレッチングや筋膜リリース等の手技を使って、クライアントの要望に応える。各種メディアにてボディメークの監修、店舗メニューのプロデュース、セミナー講師、コラムの執筆など幅広く活躍中。筋膜メソッドを綴った著書「筋膜ボディセラピー(三栄書房)」発売中。
HP http://www.keisuke-o.net/

宮井健太郎先生
宮井健太郎先生

プロフィール:理学療法士。ロルフィング®・ロルフムーブメントプラクティショナー。フランクリンメソッドエジュケーター。都内を中心に個人セッション、ワークショップを行うとともに、理学療法士としても活動中。
HP http://rolfing-greenrug.com/

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