体幹内での運動連鎖

 

頭部の平衡を保つため非常に重要である。

動作の際はこれらのことが要求される

頭部の平衡を保ちつつ

目的とする方向へ視線、頭部を方向づけ

頭部より下位体節を目的の方向に合わせて調整

 

 

 

このように体幹が滑らかに、さらに効率的な運動をするための体幹機能機能として以下のことが要求される

 

・脊柱運動の分節性
・動作に応じて、それらをダイナミックでも、微細に
 もコントロールする動的安定性

 

 

身体支持組織、運動の関係

 

 

上図をご覧ください

 

体幹を支持する組織は下記のように大別できる

・受動的要素
・能動的要素

 

 

 

骨性の支持に依存安定性は得られる、しかし運動は困難

 

 

受動的要素【筋膜・靭帯】の関与が大きくなる可能ではある
しかし、組織そのものへの負担が大きくなる
そればかりでなく、運動の分離性は失われることで、より粗大な運動になる

 

粗大な運動が長期にわたり繰り返されると

局所的な負荷が増大

結果、椎間関節、椎体間の変性を招くことにもつながる

 

 

 

 

体幹の動的安定化に必要な要素

 

体幹の動的安定化には

能動的要素: 筋

 

が主要な役割を果たす必要がある。

 

 

 

動的安定化に望ましい筋

 

 

腹横筋
腰部多裂筋深層繊維
骨盤底筋群
横隔膜

 

微細な調節が可能である為、深層でより関節に近く位置し、レバーアームが短い上記の筋が十分に機能していることが望ましい。

これらは、腰部骨盤帯のローカルシステムと呼ばれている。

 

 

 

参考文献

 

足部アーチ
・第1中足骨
・第5中足骨
・踵骨隆起内外側突起
の3点が支点となり
足部全体として骨性のアーチ構造を形成している

 

 

 

 

足部の3つのアーチ

 

足部アーチは構造的に下記の3つに分類することができる

・内側縦アーチ : AーC
・外側縦アーチ : BーC
・横アーチ   : AーCとBーCの間隙部分

 

 

3つのアーチの役割

 

これらの足部アーチは

・地面の凸凹や傾斜に足部を適合させ立位を保持
・荷重に伴う衝撃を吸収し運動エネルギーを伝播し、身体の移動に際してその推進力を提供

 

 

関節の弛緩性

性差、個体差が大きく、一般的に女性のほうが男性に比べ弛緩性が強い

 

 

関節の弛緩性が強いと

スポーツ活動中などの負荷によって、安定性のある人に比べ外傷、障害が発生しやすくなる

 

 

関節の弛緩性テスト(7項目)

 

① 手関節:手関節を屈曲させ母指が前腕の掌側につく

② 膝関節:膝関節を伸展矯正させ10度以上反張する

③ 脊柱 :立位体前屈で掌全体が床に着く

④ 肘関節:肘伸展を伸展矯正させ15度以上過伸展する

⑤ 肩関節:背中側に回したで左右のゆびと指が組める

⑥ 足関節:膝屈曲位で足関節45度以上背屈することができる

⑦股関節:股関節を外旋させ、両足のなす角度が180度以上になる

 

以上の項目にが4つ以上当てはまれば、全身の関節弛緩性があるとする

 

参考文献:運動療法ガイド