肩甲胸郭関節

肩関節複合体

名前の通りですが、肩甲骨と胸郭の間の関節です

肩甲骨は胸郭(肋骨、胸骨、胸椎でつくられた骨格)の上を筋肉で固定されています

よく肩甲骨は胸郭の上に浮かぶ浮島の様なものだと例えられる事が多く

肩甲骨はその構造上、胸郭の上をスライドするようにして移動します。

そのアライメントは胸郭の形状や肩甲骨に付着する筋肉の緊張度合に左右されます。

前回のblogで少し話が出ましたが、肩甲骨のアライメントは肩甲上腕関節の動きや安定性にも大きく関係してきます

肩甲骨のアライメントが不良だと肩甲上腕関節の「静的安定性」に不具合が出ます

肩アライメント

また、インピンジメントなどのミスユースの一因ともなります。

インピンジメント


正常な胸郭アライメントを持つ人の、肩甲骨の正常なアライメントは(胸郭が正常でない場合は肩甲骨のアライメントは胸郭に左右されますので)


肩甲骨アライメント

第2~第7胸椎の高さに脊柱に並行するように位置し、棘突起から7.5cm離れている

と専門書には書いています

棘突起から7.5cmといっても現場で測れない場合や個人差がありますので

ご本人の指で大体3横指程度の場所と判断する方もいます。

私もそれで良いと思います。
こんにちは、奥川です。

前回の第1回も好評だった全米ロルフィング協会公認ロルファー伊藤彰典さんの年間セミナー

第一回

2014年度の第2回開催のお知らせです

第2回のテーマは~からだの仕組みを筋膜からひも解く~です!


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〔講師よりメッセージ〕
 二回目の今回は、筋膜という組織がどういったものなのか、そしてどのようにしてからだに張り巡らされているのかについてお話しします。その上で、筋膜を意識したからだの見方や、前回学んだ触り方の応用編を実技の中で学んでいきます。普段の施術でされているからだの見方や触り方とはひと味違ったものを経験していただけるようにしていきたいと思います。


注)こちらのセミナーシリーズを修了されても『ロルフィング®』といった言葉や文面を使えるわけではありませんし、ロルフィング施術者(ロルファー™)認定を受けることには該当しませんのでご了承ください。


【シリーズで行なう意義】

上記のように、このセミナーでは「テクニックを学ぶ」よりは「自分なりのからだへの関わり方を見つけていく」ことに重点を置いていきます。

ですので、段階的なカリキュラムを構成していく関係上、全4回のシリーズを通してセミナーに参加頂ける方に原則ご参加頂きます。

もちろん途中からの参加も可能ですが、通年でご参加頂く方を優先させて頂きます。


【セミナーシリーズ対象者】

・手技でのアプローチをする、もしくはこれからの導入を検討している専門家(鍼灸マッサージ師、柔道整復師、理学療法士、整体師、パーソナルトレーナー、ピラティスインストラクターなど)

・からだに関心のある一般の方もご参加可能ですが、ロルフィングや10シリーズを受けた経験のある方に限らせて頂きます
※必須ではありませんが、ロルフィングの施術を経験されていると理解がより深くなります。


【セミナーシリーズのスケジュール】

第一回 4月20日(日)10:00~18:00
第二回 7月13日(日)10:00~18:00
第三回 9月21日(日)10:00~18:00
第四回 12月14日(日)10:00~18:00




【第2回目のテーマ】

 ~からだの仕組みを筋膜からひも解く~

〔日程〕
2014年7月13日(日)10:00~18:00

10:00~11:30 ①講義
11:30~13:00 昼食休憩
13:00~18:00 ②実技

①講義
・ 筋膜ベースの機能解剖学
・ テンセグリティ構造の仕組み

②実技
・ 評価方法(静的、動的、など)
・ 筋筋膜リリース
・ 施術者としてのからだの使い方



参加費:
講義 4320円(TC研究会会員のみリピート受講の方は割引2160円)
実技10800円

*年間セミナー初回受講の方は必ず講義をご受講下さい。
*臨床編は当日の理論・実技の内容を踏まえて行います
*TC研究会会員の方は座学(初回)、実技の同時受講15120円→14000円とさせて頂きます。

定員:12名
会場:おくがわ整体院

お申込み https://pro.form-mailer.jp/fms/fb02634255927

〔講師〕

あきのりくん

伊藤 彰典
全米ロルフィング協会公認ロルファー™
http://reliefspace.jimdo.com/


皆さまのお申込みを心よりお待ち致してります!(^-^)
狭義の肩関節である「肩甲上腕関節」

肩関節複合体

一般的に肩関節という場合は肩甲上腕関節のケースが多いです

「肩が痛い」という場合に「胸鎖関節」を指す人はほとんどいないでしょうね^^;

さて、肩甲上腕関節の特徴だが上腕骨頭を凸、肩甲骨の関節窩を凹とする典型的な「球状関節」です

ですが、同じく球状関節である「股関節」と大きく違う点は「適合が非常に緩い」ことで、ほとんど完全に関節窩に覆われる股関節の大腿骨頭と違い上腕骨頭はその3分の1が関節窩に覆われるに過ぎないというところです。

肩甲上腕関節

言うなれば、ティーの上に乗ったゴルフボールの様な状態でしょうか?

ゴルフボール

肩甲上腕関節は可動性が大きい同じく球状関節の股関節とは違い、適合性の緩さゆえに安定性に不安があるために、動き過ぎが原因で不具合が出やすい所と言えると思います。

そんな肩甲上腕関節の安定性は股関節のように骨性のものへの依存は少なく、関節周辺の結合組織によってもたらせられる「他動的緊張」と筋による「自動的緊張」により主にまかなわれています

他動的緊張を与える結合組織としては緩く連結する関節包、それを補強する靭帯として前面を「関節上腕靭帯」上面を「烏口上腕靭帯」が補強します。

自動的緊張を与える筋は肩板筋(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)があります。
ローテーターカフ

肩甲上腕関節の動きの無い時の安定性、すなわち静的安定性は肩甲骨のアライメントとも関係が深く

ティーの上に乗ったゴルフボールの様な上腕骨頭ですが、ティーである肩甲骨の関節窩が真横を向いているのではなく、やや傾斜している事で結合組織と重力によるベクトルがちょうど関節窩に上腕骨頭を圧迫するように働くのです


肩アライメント

ですので、安定性を考える時には後述します肩甲胸郭関節にも十分に配慮する必要が出てきます。