今回のセミナーおすすめポイント!

 
 
 

「ウィメンズヘルス」の全体像がしっかり理解出来ます!

最近よく耳にする「ウィメンズヘルス」ですが、耳にはしていても具体的にはよく分からないという人が多いのではないでしょうか?

女性のライフサイクル全般で起きうる女性特有の健康面でのトラブルが、広義のウィメンズヘルスにはなりますが、その中身は非常に多岐にわたります。

具体的には「骨盤の痛み」「不育症」「出産前ケア」「ホルモン療法」「膣乾燥」「性交時痛」「小児婦人科」「受胎能力」「骨盤臓器脱」「更年期障害」などになります。

今回のオンラインセミナーでは、多岐にわたるウィメンズヘルスの中から骨盤底トラブルをメインの講義となります。

 
 
 

講師は医療施設で骨盤底筋トレーニング外来の立ち上げ経験を持つベテラン看護師

今回講師をお願いしました「骨盤底筋トレーニングサロンYUI」代表の北條裕紀恵先生は、日本に骨盤底筋トレーニングが紹介されて間もない2011年から、クリニックでの骨盤底筋トレーニング外来の立ち上げに携わるなど非常に経験豊富な先生になります。
また、2018年からは神楽坂にて自身の骨盤底筋トレー二ングサロンも経営されています。
まさに骨盤底筋トレーニングのスペシャリストと言っても過言ではありません。

そんな北條先生に前述致しましたウィメンズヘルスの全体像の解説をベースに、専門の「女性骨盤底トラブル」について詳しく説明していただきます。

 
 
 

骨盤底筋トレーニングの理論背景と簡単な解剖学、そして実践の基礎が学べます!

今回は前述いたしました「ウィメンズヘルス」の全体像の把握だけでなく、骨盤底トレーニングの「理論背景」や「簡単な解剖学」そして実技の基礎もご指導してくださいます!

きっと今回のセミナーを受講した後には「自分が今すぐ出来る事と出来ない事」が明確になると思います。

そうなる事でウィメンズヘルスの悩みを持つクライアントがいらっしゃった時に、的確なアドバイスが出来るようになり、また必要な場合は他の医療従事者とのリレーションシップも築けるでしょう。
そして、それが時にはクライアント様との今まで以上に強い信頼関係を築くきっかけになるかも知れません!

<最後に>
私たちトータルコンディショニング研究会としては、今回のセミナーを通じて治療家、トレーナーの先生方のウィメンズヘルスについての理解度を深める事で、女性が悩みを相談出来る場所が増えてより良い社会を築く事に繋がるのでは?と考えて今回のセミナーを企画致しました!

皆さま是非お誘い合わせの上で奮ってご参加下さい!

講師紹介

東京都立広尾看護専門学校卒
栃木県公立病院内科病棟勤務
豊島病院にてNICU(新生児集中治療室)一般外科病棟勤務
2009年より四谷メディカルキューブで女性専門外来勤務にて女性泌尿器科外来
2011年には、現昭和大学横浜市北部病院骨盤底センターのセンター長である嘉村 康邦先生の指示の元で「骨盤底筋トレーニング外来」の立ち上げを行う。
2018年には東京神楽坂にて「骨盤底筋トレーニングサロンYUI」をスタート。
2020年ユイワ株式会社を設立し現在に至る

セミナー詳細

セミナー内容

ウィメンズヘルスの基本の「き」

開催日

令和6年 5月25日(土)

開始時間

8:00~9:30(受付開始7:45)

具体的内容

〇女性の身体の変化について
・女性の身体の変化で知っておきたい3つのこと
・受診領域について
〇尿漏れ(尿失禁)
・尿漏れの種類と治療について
・腹圧性尿失禁
・切迫性尿失禁、過活動膀胱
・混合性尿失禁
・溢流性尿失禁、機能性尿失禁
・その他の尿漏れ
〇骨盤臓器脱について
・子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤
・膣脱、小腸瘤
・骨盤臓器脱のステージ
・骨盤臓器脱の治療(手術療法、保存療法)
〇GMSについて
・GMSの三大症状
・GMS治療
〇基礎的な骨盤底筋トレーニングの実践
〇臨床事例、質疑応答など

参加費用

【一般】3,500円

定員

定員30名

お申込み締め切り

令和6年 5月24日(金)21時まで

注意事項

本セミナー、アーカイブ配信の録画、二次利用の一切を禁止します。

特典

特典

受講後1週間セミナー録画動画が
アーカイブ配信で見放題!

今回のセミナー受講生は受講後1週間は録画動画をアーカイブ配信でご覧いただけます!
当日はスケジュールが合わずに参加出来ない方でも、アーカイブの録画動画を繰り返しご覧になれますので、お気軽にお申込み下さい!

セミナーのお申し込みはこちら

《科学的根拠(エビデンス)との上手な付き合い方を考えてみた》

健康産業でも医療と同じく「科学的な根拠」
いわゆる「エビデンス」が重視されるようになってきたのは周知の事実だが、一方で科学的な根拠では解決出来ない問題が依然として多い事も現実である。

例えば、腰痛に関しても「日本整形外科学会」のガイドラインが2019年に改編されたが、以前までの「非特異性腰痛」いわゆる「原因が分からない腰痛」「慢性腰痛」が外来患者の85%を占めると言うガイドラインから、画像診断技術などの発展に伴い約80%は診断可能となったと改変されている。

内訳は添付画像を参考にして欲しい*または日本整形外科学会のガイドラインをお読みください。

 

 


しかしながら、私自身の肌感覚としては依然として慢性腰痛で悩んでいる人は多い。

また、残念ながら整形外科に行ったが電気だけ当てられて終わったという人も多いと感じる。

なので、慢性腰痛などの不定愁訴に対応する民間療法であったり、トレーナーなどの運動指導者にとってはエビデンスに関しては100%信頼を置いていては仕事にならないというケースも実際には多いと思う。

それに科学での定説はあくまで「定説」でしかなく、科学の発展は「定説」を覆す新事実の発見の側面もある。

後に示すが現在の運動科学やロボティクスで重要視されている「生態心理学」などは、それまでの定説と全く異なっていた為に、発表当初は学術界で半ばオカルトのような存在だった。

 

 

<科学的なエビデンスも盲信するならオカルト>

私個人の感覚としては科学的なエビデンスと言えど、盲信するなら時に「オカルト」となってしまう事もある。

腰痛リハビリでは過去の理論である「腹腔内圧理論」「後部靭帯系理論」などから生まれた「上体起こし」「上体反らし」を未だに実施しているなら、周囲の専門家にオカルトと言われかねないと思う。

 

 

少しホットなトピックだと「生態心理学」が最近のトレーナーの間で注目されているが、これは「直接知覚」という思考に登らない知覚が人間の無意識下の認知や行動を規定しているという1940年代に活躍したジェームス・ギブソンという心理学者が提唱した学説で、早くにこの世をさったジェームスの学説を妻のエレノアや弟子たちが立証していって、現在では「ロボティクス」や「人間の運動学」を考える上では切っても切れない学説になっている。

 

 

2020年頃から欧州の方では「エコロジカルアプローチ」という名称で、生態心理学的なアプローチをトレーニング指導にも活用しだしてポジティブな研究結果も多数出ている様だ。

 

 

この生態心理学が1940年代の頃には従来の定説と余りに異なるために、異端児扱いされていたが、妻のエレノアが旦那の研究を引き継ぎポジティブな結果を多く出す事で世間から認められるに至り、今の科学の発展に大きく貢献している。

定説と大きく異なるからとアカデミックな人たちが生態心理学の研究結果に排他的であったなら、もしかすると世に出てこないで科学の進歩も今より遅れていたかもしれないと思うと、私は科学的なエビデンスや定説に余りに盲信してしまう事の危険性も感じる。

更には定説の盲信は「センメルヴェイス反射」と言う悲劇を過去に引き起こした事も忘れてはいけない。

これは、出産の際に産婦人科医の手指消毒が一般的で無い頃に、多くの産婦人科医が「手指を消毒して無いから新生児の産褥熱の発生による死亡率が高い」という主張をしたセンメルヴェイス医師は同業者の産婦人科医に社会的にも物理的にも袋叩きに合って死んでいる。
https://ja.wikipedia.org/.../%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%A1...

このようにそれまでの定説と余りに異なる事に加えて、それまでの定説が覆ると自分たちの権威が失墜したり、立場が不安定になる場合には、それが正しい事実であっても既得権力側に徹底的に叩き潰される事もあり得なくもない。

そのような危険性を回避するためにも、私は科学は絶対ではないという視点は誰しもが持つべきに思っている。

<一般意味論の地図と現地の説明から考える>

では、本題である科学的なエビデンスとの付き合い方はどうすれば良いか?だが

私自身は以前にTC研究会のセミナー講師をしていただいていいた理学療法士の宮井健太郎先生に教えてもらった「一般意味論」の教育的規範に用いられる「地図と現地」の例えがとても分かりやすいし、多くの人に腑に落ちる説明だと思っている。
https://www.otani.ac.jp/yomu.../kotoba/nab3mq0000088qqd.html

つまり「地図は現地そのものではない」と言う事である。

これを私はお客様などに説明する時には分かりやすく「Googleマップ」を例に出す。

「Googleマップは毎年精度が高まって、今やどこに行くにも活用しない人はいませんよね?」

「でも、時々Googleマップに目的地の建物が無かったり、GPSが少し狂って別の場所に出る事がありますが、だからと言ってGoogleマップをいつまでも妄信しないで、そういう時には周りの人に聞いて見たり、交番に行ってお巡りさんに道を聞きますよね?」

「そんな感じでネットの情報はいくら権威的な人が言ってる事でも参考程度にした方が良いですよ」

という感じで説明する。

しかし、不思議な事に私たちは身体の事になると「科学的なエビデンス」を妄信してしまうケースが結構見受けられるのではなかろうか?

例えば…

✅腰痛の権威が考えたリハビリを実施して一向に腰痛は改善されないが、盲信していつまでも実施する…結果として却って腰痛が悪化する。
✅最新のトレーニングメソッドを実施するが却ってパフォーマンスが落ちてしまった、しかし気にせず実施を継続する


こういう事は一般の方はもちろんだけど、私たちのような専門家にも結構見られる事だと思っている。

Googleマップなら目的地が見つからない場合はすぐに違う方法を検討するが、不思議に身体の事となると「科学的なエビデンス」を妄信してしまうケースが多い。

こうなってしまうと最早オカルト信仰と変わらなくなってしまうのではなかろうか?

実際に私の整体院のお客様でも「youtubeで腰痛改善体操の動画があったのでやってみたら、腰がドンドン痛くなってきた」という方が結構お越しになる。

「なんで途中で止めず痛みが出るまでやったのですか?」と伺うと

「有名なyoutuberだったから」「有名な大学の先生だったから」「専門家だったから」

という回答が大抵の場合は帰ってくる。

これは私たちのような専門家も由々しき事態だと真剣に考えるべき問題と思う。

第一そもそも論だが、私たちの身体は「個人差」が非常に大きいので、科学的エビデンスでグレードが高いものであっても、個人差の為に当てはまらない事は大いにあり得る可能性は考慮に入れなくてはいけない。

しかし、私たちのような専門家の中にも科学的なエビデンスを余りに過信し過ぎて、クライアント「個人」を見てない施術家、トレーナーが多いのは現実ではなかろうか?

そのような施術家、トレーナーが見ているクライアントは自分自身の感覚に自信を持てるようになるだろうか?
きっと、自分自身の感覚より権威者の情報を信じる思考になることだろう。

それこそ、Googleマップに表示されているから、科学の最先端であるGoogleマップが正しいに決まっていると目的地を探し続ける人のように滑稽な事になりかねない。

と言う事で、私は「自分の身体の事に関しては、科学は参考程度にして下さい」とクライアントに説明している。

その理由のもう一つは残念ながら、今のネット社会での情報は「玉石混交」である事や「悪貨良貨を駆逐する」状況でもあるからだ

一見科学的に見える情報も商売の為に歪曲して説明されているケースは多々ある。

<まとめ>

私たち職業として健康産業に関わる人間は「Googleマップを妄信しないで、参考にして目的地にたどり着く」ように、クライアントには「科学的な知識を参考にしながらも、最後は自分の身体の感覚を頼りに健康に辿り着く」事を指導すべきに思う。

そして、Googleマップが常に精度を高める努力や技術的なイノベーション、工夫を怠らないように
運動科学や医療もより知識、技術の精度を高める努力を怠らず、現場では研究から生まれたイノベーションを活用してサービスの革新に務め、社会における真に健康な人の人口を増やしていければと思っている。

以上です。

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今後のコラム作成の励みと参考になります。
最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。 

 

トータルコンディショニング研究会代表の奥川です。

 

トータルコンディショニング研究会では、本年度より健康産業で活躍する様々な先生にインタビューをして

人生哲学であったり、仕事への取組みや、仕事を通じて社会に一番伝えたい事など伺い、動画配信する事にしました。

 

理由としては、多様なバックグラウンドの先生方から健康観を聞く事で、人の健康を多面的に捉える視点を養う為です。

その中から、ご覧になった方のそれぞれが、健康観は多様としても共通する何か一つの真実が見つけられるのなら幸いに思います。

 

記念すべき第一回は著書4冊、DVD3つが重版を繰り返し、非常にボディーワーカーとして評価の高い

日本アートマイム協会のJIDAI先生です。

 

昨年は「真剣しゃべり場」というイベントを一緒に2回実施させて頂きました。

その際もボディーワーカーという肩書で登壇していただきましたが、今回は本業である「マイムアーティスト」としてのJIDAI先生のお話を多めに聞いております。

 

もちろん、ボディーワーカーとしてのお話も伺っております。

今後も色んな先生にインタビューしていきたいと思っておりますので、ご覧になって参考になったと言う方や

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