そもそもの発端はこれだったんですよね……

 

 

トランプ大統領爆誕となれば、アメリカ自体もですが周辺諸国との関係性がどう転ぶか分からず不安定になる可能性がある、ということでiDeCoについてはアメリカ成分を控えめにしておきましょうということでのスイッチング作業でした。

(iDeCoは定年退職時に一時金で受け取る予定のためこの先残された投資期間が限定的ということで、定年後も続く予定のその他の投資とは別扱いにしています。iDeCo以外についてはポートフォリオ的にはもしトラの影響は(期間が長いので)無視しています。)

 

 

もうちょっと先(夏頃)にやるつもりだったんですが、何となく流れでとっととやってしまうかということで、先月中旬あたりから段階を踏んでスイッチングをしてきましたが、やっと終わりました。

 

iDeCoの場合は口座内の資産を売却した資金でスイッチングする資産を購入するということで、売却と購入に時間差があり、一気にスイッチングすると一時的にリスク資産から資金を引き揚げる形になるのが嫌(その間に相場が大きく動く可能性を避けたかった)だったんですよね。

それがあったので、1回当りにリスク資産から一時的にせよ引き上げることになる資産は、マックスでもiDeCo内の資産全体の30%程度までの注文としていたので時間が結構かかりました……(;^_^A

 

4/17発注~4/22約定 全体の約30%をS&P500⇒日経225

4/25発注~5/7約定 全体の約20%をS&P500⇒定期預金

5/7発注~5/13約定 全体の約25%をS&P500⇒先進国株式

5/14発注~5/20約定 S&P500の全量を売却⇒最終的に先進国株式:日経225:定期預金=50:30:20になるよう配分

 

という4段階で終了して、以下のような状況になりました。

 

 

スイッチング前、米国株式100%という形からするとシンプルさは失われましたが、攻めと守りとバランス取れていて、まずまず良いポートフォリオになったかなと自画自賛です。(;^ω^)

 

そもそも、(もしトラで先行きに不透明さが出ている)米国株式の影響を小さくしつつ、それでもリターンは取りに行きたいという意図でのスイッチングですが、これはこれで一定の意図が感じられるポートフォリオで個人的にはアリなんじゃないのかなと思います。

 

 

スイッチングに合わせて、掛金の配分も変更しました。

保有資産割合と配分割合が違う理由は以前記事に書いた通りです。

 

 

この記事でも(これの前の記事の内容を引き継ぐ形で)少し触れていますが、ポートフォリオ全体のリスクを低減するためというよりも、リスク資産の損失時に補填=安くなった資産を買い増すというための資金として定期預金を組み込んでいますが、基本的にはほぼ増えないうえに「保有割合を戻す」という意味でのリバランスではなく、損失を補填する一方なので運用していけば必然的に定期預金の割合が下がっていくので、それを見越して定期預金の割合を多くしているということです。

 

ただ、今月上旬に書いた記事では、3ヶ月に一度の見直しのタイミングで損失が出ていればそれを満額補填するというようなことを考えていたんですが、改めて考えてみると、例えば前回のチェック見直し時からリスク資産がそれぞれ10%マイナスになっていた場合、2回までは(資産全体の20%を保有している定期預金で)満額補填できますが、3回目は満額補填はできなくなって、それ以降は資金が枯渇することになります。

 

なので、5%までは満額補填、もしそれ以上に損失が出ていればポートフォリオ全体でリバランスするか、5%を上限として補填していくのかを判断する感じになるかなぁと思います。まあ、これはその時の景気の雰囲気で判断するしかないかなと。

で、補填しきれなくなったらそこからは掛け金の配分を変更して直接リスク資産を買付けつつ、そのままホールドかなと思います。

 

 

さて、資産の買い換えのたびに損したか得したか考えがちなので今回もチェックしてみました。

 

ただ、今回は複数回、しかも結構時間をかけて買い換えをしているので、個別の取引で損得をチェックしてもスイッチング全体の評価は難しいかなと思うので、スイッチングの注文を始めた時点(4/18)の評価額と終了した時点(5/20)で、「スイッチング前の資産をそのまま保有していた場合の評価額」「仮にスイッチング後のポートフォリオで最初から運用していたとした場合の評価額」「スイッチング後のポートフォリオの評価額(これが実際の評価額です)」で比較してみました。

 

●スイッチング前の楽天S&P500インデックスをそのままスイッチングが終了した5/20までそのまま保有していた場合(表の黄色部分)

824,466円

 

●スイッチング後のポートフォリオ(構成割合)で4/18にスタートしていた場合(表の青色部分)

806,597円

 

●今回のスイッチング終了時点での実際の評価額(表の緑色部分)

806,041円

 

米国株式100%のままとの比較については、特に米国株式が上昇基調だったこの1ヶ月の間、リスク資産をそれなりの割合×期間抜いていましたし、そもそもスイッチング期間の真ん中あたり以降は20%を無リスク資産に割り振っているわけで、評価額が下がるのはやむをえませんね。

このポートフォリオでやろうとしていている運用でポジティブな効果が表れるとすれば、景気下降局面を経由して上昇した後の評価額においてだと思いますから、株式が上昇基調にある中ではリスク資産の比率を下げた分だけパフォーマンスは落ちます。

 

ただ、スイッチングをしていた間、それぞれの投資信託の基準価額の上下と売買のタイミングを見てた印象としては、だいぶマイナス食らった(安く売って高く買いがちになっていた)かなと思っていたんですが、最終的なポートフォリオで仮に期間初めから運用していたと想定した場合とほぼ変わらなかったですね。

 

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チャートと取引のタイミングを見比べてみると、第一段階の米国株式⇒日経平均へのスイッチングのタイミングが国内株式の底辺りだったので口数が多く購入できたのと、第二段階実施までの間に米国株式が上昇したので、スイッチング開始時(に割り振った金額)よりも多めに定期預金に割り振れた。

あたりがプラス要因ですかねぇ。

5月に入ってからの米国株式⇒先進国株式については、米国株式上昇基調の中でしたから、基本的には安く売って高く買うパターンでしたから損得で言えば損した取引になっているかと思います。

 

まあ、いずれはもっと保守的なポートフォリオにする予定ですが、それはまだ数年先かな……

もしトラも含めて今後の世界経済の動向次第ではこのまま運用するかもしれませんし、またS&P500なり全世界株式なりの100%に戻すかもしれませんが、とりあえずしばらくはこれでやっていこうと思います。٩( ''ω'' )و

 

とりあえず、想定していたポートフォリオにはなりましたので、この記事でチェックした5/20時点が今回のスタート地点ということで(前回チェックから評価額が下がっていたらその分補填という)所定の運用の基準額としたいと思います。

次は3ヶ月分まとめての拠出で6月引落し・7月購入なので、6月末にチェックして、先進国株式もしくは日経平均の評価額が今回を下回っていれば、スイッチング(定期預金から損失分の補填)という作業を行います。

 

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