アメリカの大統領選挙。

 

最近(たぶんトランプ初当選あたり以降)になって、選挙の流れがなんとなくわかってきましたが、それでも未だによくわからないところがありつつも、「なんかお祭り騒ぎで楽しそうだなぁ(*‘∀‘)」と対岸の火事と決め込んで眺めているのが毎度のことなんですが……

 

これはだいぶ前の大統領、リンカーンさんですね

 

昨今の世界情勢(経済、安保、等々)を踏まえつつ、アメリカの舵取り次第で結構生活レベルでも影響があるんだなぁと(この歳になって今更ですが)分かってきたりもして、誰が大統領になるかは都度大きな関心ごとでにはなってきました。

 

 

世間では、「もしトラ」(もしトランプが大統領になったら)から、「ほぼトラ」(ほぼトランプが大統領になる)と言われるようになり、最近では「確トラ」(確実にトランプが大統領になる)という言葉まで出てきていて、トランプ返り咲きの可能性が高まってきているということのようですね。

 

予備選についてはスーパーチューズデーの結果でほぼ勝負あったということのようで、民主党はバイデンが二期目を、共和党はトランプが再選を目指すという流れは決まったのかなという感じです。

 

トランプに対する司法の今後の動きの影響が出てくる可能性もありそうな気もしますし、予備選の対抗馬のヘイリーはそこに賭けているのかもなぁと思ってましたが……(時間稼ぎをしていればワンチャンいける?的な)

ただ時間をかけて粘るには金もかかりすぎるんでしょうねぇ。

 

さて、バイデンvs.トランプとなった場合、今のところ、世論調査ではトランプ有利という結果のものもあり、ほぼ拮抗しているというものもありとういう感じですかね。

 

ただ、先日の一般教書演説では、バイデンが毅然とした態度で強い言葉を発したり、ただのおじいちゃんじゃないな感が出ていて、観る人にポジティブな印象を多くの人に与えたんじゃないかなぁ。

特にアメリカの大統領選挙の場合は、不利な情勢であっても流れみたいなものに乗っかれれば結構逆転しがちな印象がありますから、この先どう展開していくんでしょうかね。

 

そもそも、トランプが最初に当選した時は、開票が進むまでは「まさかトランプは無いだろう」と思っていた人が多かったですし、蓋を開けてみるまで分からないよねぇとは思います。(当選が決まった瞬間、トランプ自身もびっくりした表情していたので、本人が一番驚いたのかも( *´艸`))

 

ただし、誰がなるかによっては、短期的(数年程度)であるだろうとは思うけれど経済(米国だけでなく、日本も含む世界的に)にも影響はそれなりに出てくるでしょうから、「もしトラ」に対して何らかの対策が必要かどうかは考えておこうかなというのが今回の記事。

 

といっても、僕の投資スタイルの基本は長期投資ですし、バイ・アンド・ホールドの方針のもと、決めた通りに粛々とやっていくだけなんですが、今年は資産の整理、調整をやっていく予定があり、それをどうするか。

 

eMAXIS Slim先進国債券インデックスを売却して個人向け国債を購入するというのを現在進行形で実施しています。

 

基本的には、リスク資産と無リスク資産の配分調整ということなんですが、250万円分ほど保有していた先進国債券インデックスを、残り50万円くらいまでは処理(個人向け国債に買い換え)できていて、残りは秋~年末にかけてまとめてやれば良いかなと思っていたんですけれどね。

 

仮にトランプ大統領爆誕となれば、どうなるか……

色々と推測する記事が最近出始めていますが、例えばトウシルの記事に以下のような記事がありました。

 

 

前回の就任当時については、米国内の株式に対してはポジティブな政策を取ったが、保護主義が他国の経済に影響を与えた(自国の製造業にも悪影響があった)という分析で、発言によって相場の乱高下を誘発するかもしれないけれど大きなマイナスにはならないのではないかという予測です。

 

ただ、金融緩和や為替に対しての態度からは、利下げや円高に向かわせる可能性を指摘していますね。

 

そうなると、先進国債券インデックスについては、影響がそれなりにありそう。

利下げは債券価格上昇につながるだろうからポジティブですが、円高は(投資信託は円ベースなので)ネガティブ。

 

先進国債券とか買い始めてから3年間ほど保有してきましたが、債券自体の値動きは小さいので、その分為替の影響が大きい印象があります。

 

保有している先進国債券インデックスについても、国内外の株式投資信託ほどではないにせよ、最近それなりに含み益が出ている状態で、これも昨今の円安の恩恵が大きいと思うんですよね。

 

米国の利下げ期待はあるものの、まだ実際には金利は高止まりしているわけですから、この利益が円高になれば一気に吹っ飛ぶ可能性はそれなりに考慮しておく必要がありそう。

 

この先長期に保有していく前提であれば別ですが、今年中には整理してしまいたいので、そうなると大統領選の前には売却したほうがリスク回避の点では望ましいというのが結論。

 

ということで、この先進国債券インデックスについては夏ごろには売却して個人向け国債の購入に充ててしまおうかと考えています。

 

あとは、現時点で米国株式(S&P500)に全振りしているiDeCoをどうするかというのも懸案事項です。

 

トウシルの記事ではマイナスの影響はあまりないのではないかという見立てですが、「もしトラ」となった場合、就任してどういう政策を打ち出していくのかが未知数なので、それなりのリスクはあると思うんですよね。

 

まあ、iDeCoについては相当の期間は現金化できません。

相場に悪影響が出たとしても回復するだけの時間はあるので、気にしなくても良いといえば良いんですが、仮に下がるならその痛みは小さい方が望ましいし、回復までの期間も短縮できるんではないかなという感じもします。

 

特定口座では売却時に税金が発生したり、NISA口座でも年間投資枠があったりということでスイッチング、リバランスでコストがかかったり、効率性という点で不利になったりしますが、iDeCoなら直接的なコストはかからない(※)のでリスクを低減する方向に組み替えておくかどうかを考えています。

 

※ ただし、iDeCoのスイッチングには数日程度日数がかかり、その間は運用から外れている状態のため、その間の価格変動によるリスクというか機会損失はコストといえばコストかもしれません

 

(やるとすれば)とりあえず夏ごろに先進国株式:日経平均もしくはTOPIX:定期預金=50:25~35:15~25くらいの感じに組み替えるかなぁという感じですね。

 

iDeCoについては最終的(リタイアの5年くらい前以降)にGPIFのポートフォリオを模した形にしようかなと思っていて……

 

基本ポートフォリオの考え方|年金積立金管理運用独立行政法人 (gpif.go.jp)より

 

これですね。

ただし国内債券については、投資信託では信託報酬の分、利回り的に厳しいので定期預金で代用します。

現状のリスク高め運用で納得いくところまで利益が出れば(利益=拠出金くらいまで行ければ良いな的なことです)、リスクを低くするためにこの構成にしつつ、適宜リバランスするのが良いかなという計画でここまで来ているのですが、夏にやるかもしれないスイッチングは、現状の米国100%からこの形にする途中経過みたいな形態になりますね。

 

半分は日本円での運用となるので為替リスクは半分にできますし、外国株式も米国→先進国株式にすることで米国の割合を現状100%から40%以下にまで低くできるので(先進国株式の70%ほどが米国なので、70%×50%=35%ほどがiDeCoでの米国株式の割合になります)、このあたりが「もしトラ」に向けてある程度リスクを低減しつつ、相場が上がればそれなりにその恩恵の享受もできる形になるのではないかなと。

 

仮に今年の夏にこの形にして、それなりにパフォーマンスが良ければそのまま放置でも良いし、「もしトラ」になるかどうかはさておきアメリカ大統領選挙前後の混乱をやり過ごしたら、また米国100%に戻しても良いしという目論見です。

今の日本株の好調がプチバブル的なものでなく、当面安定して成長できるなら、このくらいの形もアリかもねと思える配分ですから、まあやってみようかなと(今時点では)思っています( *´艸`)

 

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