2020年から今年までNISA口座を開設していた楽天証券から、来年はSBI証券にNISA口座をお引越し。
その楽天証券でのつみたて投資枠に関連する設定(積立てとその費用を賄う既存投資信託の定期売却)をしたという話を先日記事にしました。
これで一応つみたて投資枠に関しては、自動的に特定口座の既存保有投資信託を売却→NISA口座で積立てるという状況になりました。(記事中書いた通り、細かいところでの調整が来年になってから必要になるだろうとは思っていますが)

あとは成長投資枠の方を1月中に枠一杯(240万円)に近いところまで埋めることになりますが、そっちは手作業になりますね。
枠一杯に近いところまで……の理由は、ETFの分配金を年内に再投資できるよう、枠を残しておく必要があるからです。
来年の投資について、入金先(口座)・投資商品と費用の出どころのめどは以下の通り。
●NISA口座(つみたて投資枠)
・投資商品:投資信託 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
・金額:10万円/月(年120万円)
・資金:既存保有投資信託(特定口座)を月ごとに積立額と概ね同額(徴税分少し多めに)定期売却
●NISA口座(成長投資枠)
・投資商品:投資信託 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)1月中に概ね160万円、資金は既存保有投資信託を売却(特定口座)
・投資商品:高配当系ETF2本(【1489】NF日経高配当50と【2529】NF株主還元70】)1月中に2本合計で概ね70万円(ほぼ同額となるようにする)、資金は、既存保有投資信託を売却(特定口座) ※分配金はほぼ同額をそのまま再投資する
成長投資枠については、1月時点では230万円程度の入金として、10月にETFの分配金が確定したら11月に実施する再投資額を考慮しながら残った年間投資枠をオルカンで埋める
NISA口座はSBI証券です。
●特定口座@SBI証券
・投資商品:個人向け国債変動10年
・金額:1万円/月
・資金:現預金(給与/賞与から)
※僕の中での資産のボリューム的なところの管理では(無リスク資産という一括りにしてしまっているので)個人向け国債と現預金とを区別していないんですが、特定口座(auカブコム証券)で積立てる投資信託(リスク資産・60万円/年)に対して、先日書いた記事で決めた比率、リスク:無リスク=85:15との整合性を取る意味で一応月1万円づつ購入していこうと思っています。
●特定口座@auカブコム証券
・投資商品:投資信託 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
・金額:月5万円/月
・資金:現預金(給与/賞与から)
●ideco@楽天証券
・投資商品:投資信託 楽天・全米株式インデックスファンド
・金額:3.6万円/3ヶ月
・資金:現預金(給与/賞与から)
●特定口座@楽天証券
・投資商品:投資信託 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
・金額:2000円/月
・資金:現預金(給与/賞与から)
※これは楽天の新しい投資信託がどんなもんかな、という興味本位の積立てです。自分で購入・保有していない投資商品の実績はほぼ気にしない質なので、観測気球として少額買っておこう、ついでに購入でも保有でも(少額だけど)ポイントもらえるしね、という趣味的な意味合いです。
過去記事でこの楽天プラスシリーズからオールカントリーとS&P500の2本を各1000円積立て設定したことを書きましたが、考えてみればその2本を買うというのは全世界株式に統一していくという方針と矛盾するよねぇと思い直し、急遽設定変更。楽天キャッシュでの積立ての締め切りが今日でしたのでギリギリ間に合いました(;´Д`)
(当時はその2本しかラインナップされておらずまあ両方買っとくか程度の考えでしたが、その後先進国株式と日経が加わったのを見てどうするか(買うか買わないか)を考えてて、よくよく考えてみたら全世界だけ買っておけば良いなと思いなおしました)
あとはスポット的に買うかどうかといったところですが……
基本的には月々の給与だったり賞与だったりは上記の投資見込み額の資金として織り込み済なので、上記計画以外のスポット的な購入が発生することはあまり無いと考えていますが、個人名義で保有している勤務先の株式の配当金あたり(金額的には小さいです)を使って、随時カブコム証券か楽天証券の特定口座で積立てしている投資信託を買い増すぐらいかなと思います。

短期的に月々の余剰なお金(とその時点では思った)を随時リスク資産に回していたら、大きめの買い物をした時なんかに資金繰りが苦しくなった今年の反省を活かして、現預金は無リスク資産として資産全体の中でそれなりに意味があるもの(現金が必要になった時の備え、暴落時等の買い増し資金など)という考え方で、それなりに現金は保有しつつ来年はやっていこうと思っています。
とりあえず来年については、上記のような計画で1年資産作りにいそしんでいこうと考えていますが、一見して違和感を感じる方もいるかなと思います。(というか、自分自身でもホントにこんなことする意味あるのか?と自問しました)
現在特定口座で保有している投資信託を売却して、NISA口座で同じ投資信託もしくは同じジャンル(外国株式メイン)の投資信託に買い換えていく、その一方で特定口座で同じ投資信託を積立てる行為に意味はアリやナシや、というところですね。
先日のカン・チュンドさんのブログでも取り上げておられましたが、資産の状況(今後の予定も含めて)によってはアリという感じで説明されていますね。
そのアリな人の条件としては、
「来年から、特定口座や一般NISAやその他資産から、乗り換えのみ(年360万円・月30万円ベース)で『新NISA』に資金を移し替えたあとも、特定口座内のファンド資産がまだ『ある』人」とされています。
僕の場合だと、現時点での資産では年360万円×5年間は埋めきれないんですが、年間投資枠がある関係でNISA枠には360万円/年しか移せないので、特定口座→NISA口座への乗り換えと並行して特定口座で積立てをした分を順次NISAへの乗り換えに回していくと、5年プラスαくらいで生涯投資枠が埋め切れるという感じで、以降少なくとも7~8年間程度は特定口座での投資が可能という見込みです。
カンさんの条件には微妙に当てはまらないんですが、まあNISA枠だけでは足りず最終的には特定口座でもそれなりの金額を保有することになるだろうとは思うので、カスってはいるのかな(;^_^A
実際、一定の条件を設定して簡単に計算もしてみたんですが、現状保有している投資信託等については可能な限り早くNISA口座に移しつつ、資金的に可能なのであれば同時に特定口座でも投資信託を購入していった方が有利な感じなんですよね。
(比較対象は現状保有はそのままで、新規資金はNISA口座での購入に充てた場合です)
これって、現状で利益が出ていて(これは実際そうなってる)、かつ今後も利益が膨らむ(と思っていないなら購入していない)前提だと、現状の利益をいったん税金を払ってでも現金化して改めてNISA口座で購入することで利益をリセットすることが可能になり、かつ改めて特定口座で購入する分は過去に購入した際の単価との比較では割高な単価で購入することになるから、今後発生する利益を(現時点で特定口座で保有している資産をそのまま保有するよりも)圧縮することができる→納税額を小さくできるから、ということだと思います。
ちょっとこのあたりはまた改めて書きたいと思っています。
ランキング参加中です、ポチッとしていただければ密かに喜びます( *´艸`)