初めて見た大興奮の「アメリカン消防車」! | 「レッド・インパルスの消防車」ブログ

「レッド・インパルスの消防車」ブログ

Yahooブログ閉鎖に伴い引越してきました。
消防車の写真を中心に 、旅行、飛行機、コレクションなどなど撮り溜めたものを紹介したいと思っています。どうぞ遊びに来てください。

2023年6月に開催された「東京国際消防防災展2023」で見た、アメリカン消防車を紹介します。実車を見るのは初めてで大興奮でした音譜目がハートチョキ

「アメリカン・ラフランス社製900シリーズポンパー」です。 

私にとっては憧れのひとつ、伝説の消防車なのです。米国本国に行かなければ見られないと思っていました目がハート

何故に、憧れの消防車なのかと言いますと、子供の頃はミニカー「働く車」でよく遊んでいて、その中でもやはり「消防車」がお気に入りでした。小学生の頃TV映画で「タワーリングインフェルノ」を、親に夜更かしを許してもらい初めて見ました。その中で緊急走行するアメリカン消防車を初めて目にして大好きになりました。その中に多く映っていたのがアメリカンラフランスの消防車です。

そして夢中になって遊んでいた消防車ミニカーの中に、アメリカンラフランスの消防車をモデルにしたミニカーがありました。この2つのはしご車は特にお気に入りでした。(写真はコレクション用です)

その後、ミニカーは遊び中心からコレクション対象へと変わり、今に至っています。

実車を目の前に夢のようですほんわか

アメリカンラフランス社は、米国で最も古い消防車メーカーでしたが2014年に無くなってしまいました。

東京に導入された消防車第一号は、このアメリカン・ラフランス社製の車両で、現在東京消防の消防車両に付けられている車両整理番号の「1番」が、ラフランス社製のポンプ車でした。

このモデルは、恐らくその頃配備された車両ではないかと思います。(コレクション品)

50~60年代のアメリカの消防車の多くは、屋根のないオープンキャブタイプが多かったようです。ピラーには360°照射可能なスポットライト「ガンスポットライト」が目

後部はエンジントンネルが中央にあり、その両脇に座席があります。「ジャンプシート」と呼ばれる後ろ向きの座席で、現着後すぐにホース延長等に飛び出せるようになっていると思われます。

ポンプパネル(操作盤)は運転席側(左)に配置されています。この上部にはリールに巻かれたゴムホース「ブースタホース」が装備されています。小規模な火災など少量の放水ですむ場合使用します。

左側には棒状吸管が二本、右側には単はしごと三連はしごが積載されています。後部ステップは広く、その上部にあるバーには「吊り輪」が4本設置されています。

この吊り輪はステップに隊員が立位で乗車し腕を絡め、走行中バンカーコート(防火衣)の前フック(ナス環)を留めたり、落下防止の為のようです。

右側車体中央部にはポンプパネル(操作盤)は無く、吸水口と放水口が取り付けられています。

そして真鍮製のレトロな消火器、前輪フロントフェンダー付近には「手斧」が装備されています。パーツ一つ一つが渋くてカッコいいです。

アメリカン・ラフランス社のネームプレート。

ネームプレート欲しくて、海外オークションで見つけて手にいれました。金属製で意外と思いです。車体にはスピーカーが埋め込まれています。

バンパーには大きな鐘、上部にはイーグルの飾りが。

前面ガラスには何かのステッカーが。米国の車検ステッカーかなはてなマーク

回転灯(ビーコンレイ)クリアーケースに4灯の赤色ライトが見えます。日本の回転灯は電球の周りを反射鏡がクルクル回り、光を飛ばすタイプが多いのですが、米国は3連・4連のライトが回転して光を飛ばすタイプが多く、回転がゆっくりなのが特徴です。

こちらはコレクションしているカタログです。旧い物探して手にいれました。

車両について詳しく載っているので大変興味深いですニコニコ

クローズ、オープンの二種類のキャブ。  私はクローズドキャブの方が好きです。

ALF社独自の「ツインフローポンプ」高性能ポンプです。

エンジンはディーゼル、ガソリン2種類用意されています。展示車両のエンジンは(下)のコンチネンタル・ガソリンエンジンです。

カタログは興味深い内容がたくさんで勉強になります。

何とこのカタログの製作年月は、私の誕生日と同じです。

そして、この後900シリーズの性能向上型の1000シリーズが登場しました。

カタログは貴重な資料です。

米国では色々な車両のモデルキット(プラモデル)が発売され、トラックの他に消防車もモデル化されました。

オーロラ社のALF900ポンパーのキット。箱絵の出動シーン格好いいです。

こちらは「AMT」社製の1/25キット。パーツが細かく精密で作りがいのあるキットです。

基地祭りで見かける現役のアメリカン消防車とは違う、味のあるクラシック消防車。昔から憧れていた消防車で、まさか実車を見る事が出来るとは思ってもみなかったので、大興奮で楽しかったです音譜目がハートチョキ 走っているところ、そしてエンジン音を聞いてみたいと思いました!!

 

そして7月下旬に見にいってきました映画

数年前から開催している「午前十時の映画祭」、傑作娯楽映画を選び全国の映画館で1年間にわたって連続上映するもの。旧い映画はTVやVTR・DVDでしか見たことがなく、大きなスクリーンで見てみたいと思ってました。

 

グループA:2023/07/21(金)~2023/08/03(木)この期間で観てきました。

高層ビル火災を描いたパニック映画。マックイーンの消防隊長役がとてもカッコ良く、子供の頃、正月のTV映画で初めて見てアメリカ消防に興味を持った作品です映画

 

TV映画、VTR、DVDと小さい画面でしか観た事がなかった大好きな映画を、初めて映画館の大スクリーンで観てきました。やはり大画面大音響での映画鑑賞は迫力満点大満足でした。

 

今回の映画祭では、私が特に好きな作品が上映していたのでとても楽しかったです。

サイト

午前十時の映画祭13 デジタルで甦る永遠の名作 (eiga.com)

映画は一作品2週間上映で、期間が2グループ設定されて全国の映画館で1年間開催されます。

 

 

関連記事

アメリカントレーラーハシゴ消防車 レトロミニカー

1/87 HOスケール アメリカン消防車 消防士

MODEL FIRE TRUCK`s N-size ミニチュアカー