自分だけの名盤、名付けて我盤 | 山崎利雄のブログ

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Jimmy Witherspoon

At The Monterey Jazz Festival

1959


★あいもかわらず都内グルグルしてレコード漁りしてますが、僕みたいなケチくさいレコードコレクターは滅多に大枚ははたかない。3000円台の中古レコードでも高いの購入しちゃたなぁと思ちゃう。中古レコードが底値だった時も知ってるから余計に手が出なくなる、だから、中古市場でそんなに人気があるわけでなく、3桁で購入できる名盤に出会うと嬉しくてしょうがないのです。


写真上はジミー・ウィザースプーン

このジミーさん日本において全く人気がない‼︎

本国米国では大御所でLPも55枚位あるらしいのですがっ

しかし、他LPのライナーを読むと1963年に来日した日本で最初のブルーズマンだったと、中村とうよう氏が書いていました。


このジミーさん、安いというだけで、僕も結構購入していて、それなりに、いいなぁ位だったんですが、↑LPを最近聴いて、初めて凄さがわかりました。


だいたい、何が凄いかというと

マイクの位置が1メートル位離れてるやん

普通こんな離れてたら、集音しないやろ〜


ジミーさん、めちゃくちゃ声デカいですよ

たぶん


1940年代はシャウターとしてビッグバンドで歌っていて、ブルーズフィールドで人気だったようですが、1950年代は人気に翳りが


で、1959年にJazzミュージシャンとJazzフェスに出たら

Jazzフィールドで人気が出たんですって


でその後は、一流ジャズメンとやったり

SOULフェスにゲストで呼ばれたり

エリックバードンと双頭アルバム作ったり

ロベン・フォードとライヴアルバム作ったり

呼ばれたらどんなフィールドでもOK的な


ので、僕的には、↑のアルバムに出会わなければ

呼ばれたらどこにでも行くおじさんていう酷く間違った認識のままだったなぁ


だから、自分だけの名盤に出会うのって大切やなぁつう話で


でも↑レコードは名盤らしい、680円でしたが




At The Renaissance

1960


★同じ位、ジミーさんの凄さが体感できるかと血眼になって探したら、渋谷のレコファンにあった

こちらもオリジナル盤で2400円位だったけど

ミラクルは挿入されてなかったなぁ

自分だけの名盤に出会うのはなかなか大変です。




ジュニア・マンス

ホリー・ママ

1976


★この方は、だいたい、SOUL派でblues弾きのジャズ・ピアニストだ‼︎と帯なんかに記載されていて、なんかピンと来なかったのですが

やはし、そこそこで購入できたので、そこそこ購入して聴いていたのですが


出会いました。ピンときました。

このアルバムもどこがSOUL派なのか?

どこがblues弾きなのかはわかりませんでしたが

音楽として、超最高でしたねー


このEAST WINDという日本のjazzレーベルは

何を聴いてもめちゃくちゃ音がイイすねー


これも我が名盤すねー

略して我盤

略さんでもええな笑




Nina Simone

In Concert

1972


★最後はニーナ

最近、某jazz専門館でドバッとニーナのオリジナル盤が放出されてて、僕はレコードに対してだけ嗅覚が鋭いので、その場に居たんですが

秒殺でしたー、壁レコードに5枚、セールコーナーに5枚位あったニーナ・シモン秒殺ですよ


そんなに人気あったか?ニーナ・シモン

しかもjazz専門館だし

あっという間に5桁とか消えてた

暫く日にち空けて見に行ったら、2枚位残っていた。オリジナル表記だけど、セカンドプレス盤の盤とか、最初から2ndプレスの表記の2枚

何回も記しますが、オリジナル盤は秒殺笑



★僕も秒殺グループの一員でしたが

一枚だけget

このアルバムはもう我盤です。大愛聴盤

国内盤所有してるから、他のいけばいいのに

壁からこれ剥がしてました。


しかし、jazz好きな人ってニーナ・シモン好きなんだぁ、たまたまなのかなぁ、

ほんと1ラウンド持たずにKOされてましたねー