やって参りました。もう9回目の年の暮れ
私的レコード大賞のお時間です。
選考基準は世間の流行り廃りに全く関係なく
今年一年、僕が購入して嬉しかったレコード
若しくはよく聴いたレコード
今年びっくらこいたレコードなどが選考基準です。では、各部門がゆるくありますが、大賞から
⚫️第9回レコード大賞
Little Walter
Hate To See You Go
1969
★この悪そうな顔つき、額に刻まれた傷
指名手配犯ではありません、ブルーズハープ界のレジェンド、リトル・ウォーターその人であります。美品シュリンク付きがセールで出るつうので早起きして店突入しましたが、休日なので1時間早く開店、もうないか‼︎と壁レコを食い入るように見ていったらまだありました。二、三歩バックステップするほどの大迫力、お宝です。
⚫️jazzfunk部門
ハービー・ハンコック
洪水
1975
★CBSソニーからの実況録音盤シリーズ
SOUL源流のFUNKと比べるとjazzから派生したFUNKってよりcoolというかね、あまり汗が飛ばない格好よさつうか
何回も手に入れ損なって、我慢してCDも聴かず
今年初聴き、グレイト‼︎
⚫️SOULグループ部門
The Shirelles
Spontaneous Combustion
1967
★ビートルズにカヴァーされたBaby It's Youが有名なシュレルズですが、SOULグループというよりは、オールディーズに分類されちゃうのかな?
でもシュレルズをSOULグループとして見なきゃモータウンのガールズグループはどうなるのつう話で、ま、そんなことより、最高のライヴ盤です
⚫️ビッチな姉御SOUL部門
Millie Jackson
Back To The S✖︎✖︎T!
1989
★これ、いいのか?つうジャケですが
ハイプステッカーにもこのアルバムは99%ラジオでは流せないとうたってます。
歌と歌の間にエロ発禁話連発、国内盤CDはエロMCも対訳してましたが笑笑
ミリー姉さんに関しては好きか嫌いかで良いのでは、僕は大大大好き❤
⚫️ジャケットがないSOULレコード部門
Sam Dees
Secret Admirer
1989
★サム・ディーズといえばディープソウルの重鎮
歌えるのに、人に提供した曲が200曲以上
こちら本国での自主制作盤、驚くのがジャケ無し
12インチシングルじゃないんだから、ジャケくらい作りましょーよって、逆に言えば、よっぽど曲に自信があるということかな
⚫️おみそれしましたjazz部門
Peter Erskine
セイムタイトル
1982
★たいしたことないだろ〜なだけど中古380円だし聴いとくかくらいで持ち帰って、針落として
5分くらいで引き込まれた。このドラマーただモンじゃなかった。作曲もしてるし、録音も素晴らしいし、ドラムスが躍動してました。
ウェザーは凄い人ばかりだから気がつきませんでしたが凄いドラマーでした。
おみそれいたしました。
さて、まだまだ、続きます
⚫️Blues コンピレーション部門
A Taste Of BluesWay
1973
★BluesWayというレーベルは大手ABCが立ち上げたレーベルなので力あるんですよ、当時はメジャーレコード会社がBluesやるの?つう驚きだったと思われます。B.B.やジョンリー一流どこが在籍してました、で、そのコンピレーション
僕が見つけた時は中古880円で未開封でした。
そこで、ジャケのオバハンが一言
『50年間ずうーっと未開封だったのに、変なオッさんにやぶられちゃったよ〜』
なんて言ってませんが笑
苦悩してます笑
⚫️パンクロックの逆襲部門
ザ・ストラングラーズ
夜獣の館
1977
★今年、某神保町付近にあるD店壁レコで
腰が抜けました。
おおー、ストラングラーズか、持ってる、持ってる、家にあるわ、4000円おお〜価値が上がってるねー
ん、ん、ん、目を凝らして、プライスカードよ〜く見たら、桁違うは、40000円でした‼︎
70'sパンク、完品だとめちゃくちゃ高額らしい
店員さんに聞いたら、今年の夏、ダムドの国内初回帯付き16万で売れましたと、ひゃー
レコードは資産です。
⚫️ウォーキングベイスがハンパねー部門
Freddy King
Hide Away
1961
★モノラルカートリッジでmonoシングル聴いたら、どうなんだべ、つうて試したら
もう、体の横揺れが止まりませんでした。
⚫️本部門
気狂いピエロ
ライオネル・ホワイト
矢口誠 訳
2022年発行
★僕は、向こうの小説だと、勝手に、主人公に映画俳優を当てはめて読むクセがありますが
もう、これは、冴えないオッさんのベルモンドが浮かびまくりでした
まだまだ、ご紹介したいレコードありますが
このへんで、おひらきにしたいと思います。
最後にレコードばかり、購入している僕に
ショーケンから一言あるそうです。