麺LOUIS @港区 〜「鶏清湯・塩らぁめん+味玉子」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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LOUIS(めん・るい)

港区(品川)


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【メニュー】鶏清湯・塩らぁめん+味玉子

【価格】900円+100円

[訪問時期] 2024年5月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー2種、穂先メンマ、ネギ、味玉
[卓上] コショー、七味、酢



品川横丁2階の「パブ留居」の間借り店。
Rさんのレビューが「今日の一杯」を呼び、俄かにレビューが増えた。




10分前に着くと既に6名待ちで、食券を先買いして列に接続する。




メニューは基本醤油と塩2本立てで、限定麺は終了していた。
もちろん塩を、味玉付きで選択。




開店時には11名と、さすがトップレビュワーと大崎さんの影響力は大きい。



女性スタッフに食券を渡すと、ちょうどカウンター6席が埋まったところで、背後の一人掛けテーブルに案内された。





厨房は遠くてつぶさには分からないが、店主さんはベテランらしく調理の所作に淀みない。
最初のロットから5杯ほど作っていたからね。
私はその次のロット、着席から10分強でご対麺。




■ スープ
表層に厚めなオイル。
これで鶏がブワッとかまして、やがて魚介がじんわりなんでしょ。。。
そんなイメージは大きく覆され、しかも遥かに超えて来た。
鶏の主役は揺るぎないが、ひと口目から魚介混じりの混然とした香り、そして間髪入れずに両者の旨味が押し寄せる。
どうやらスープがダブル方式のみならず、鶏油にも魚介が仕込まれているようだ。
その風味はパワフルで、柔らかみとキレ併存の塩味がまた見事。
のっけから圧倒的に旨いね。



■ 麺
ウェイビーで細めな低加水麺。
適度に茹で切った感じで、しなやかさとムギュプツな咀嚼感のメリハリが効いている。
ダレが少なく、スープとのバランスがラストまで安定しているのもポイント。



■ トッピング
チャーシューは肩ロースっぽい低温調理とバラ肉ロールの煮込み。
どちらもオーソドックスな作りだが、食べてみれば丁寧に仕込まれていることがすぐ分かる。




サクッと歯が入る穂先メンマ、ちょい緩めな味玉。
具はいずれも薄味仕立てで、スープとの親和性を重視しているようだ。




■ 感想など
麺やトッピングも隙がありませんが、特筆すべきはやはりスープ。
バランス良い混然感と奥深さが尻上がりに伸びて来て、久々に完飲を抑えられませんでした。
店主さん、やはり只者ではないですね。
いずれ再訪して別メニューも試してみたくなりました。

ご馳走様でした。