自家製麺 甚 @台東区 〜「塩ラーメン+背脂(別皿にて)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

自家製麺 甚

台東区(田原町)


ラーメンデータベースへ


【メニュー】塩ラーメン+背脂(別皿にて)

【価格】900円+50円

[訪問時期] 2024年3月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中太麺(150g強位)
[トッピング] 豚チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、カイワレ、ネギ
[卓上] ミックスペッパー、一味、ハーブ酢?



オープン以来のBM店にようやく。
定刻5分前着でポール、そのまま開店と、未だ注目店なのに予想外にスローな立ち上がり。




メニューは情報欄の5種類に加えて、この日限定の「煮干し中華」。




場所柄外国人も多いのか、券売機周りには英語表記のメニューも掲示されている。
予定通り塩をいただくとして、さて初回から背脂を試すのは邪道だろうか。
女性スタッフに尋ねると、背脂別皿も可能とのことだったのでそうお願いした。





セルフ給水して手前側カウンターへ。




スタッフはそのにこやかな女性がフロントで、店主さんは奥の厨房でワンオペ調理。
着席から5分少々でご対麺となった。




■ スープ
ふくよかな鶏ベースに強めな魚貝が複層的に絡み、おそらく誰もが美味しいと感じるだろう。
案内によれば「ミネラル豊富な天然の海塩、乾物系と貝類」の2種類の塩ダレを使用しているらしく、円やかさを感じさせながら、キリッとした輪郭で締める。




中盤から背脂を投入するとこれが一転。
魚貝は奥に隠れて、鶏と濃密な豚感がもつれ合う甘味混じりのマイルドなスープに激変する。
これもめっちゃ好みで、グビグビ飲んでしまった。




■ 麺
自家製、平打ち気味の中太ストレート麺。
ツルッと滑らかな啜り心地、弾力とコシを存分に感じさせながらムッチモチに変わっていく。
稲庭うどんを連想させるような食感と風味で、次のひと啜りが楽しみになるほどストライク。
特に背脂投入後のバランスが良かった。




■ トッピング
チャーシューは豚肩ロースと鶏ムネ肉の2種類。
豚は軟らかくも肉らしい噛み応えに旨味満載、鶏は蒸し鶏のようなふっくら食感が印象的だった。




コリッとしたメンマも悪くないのだが、たまたまなのかちょい筋が当たる感じ。
カイワレは背脂投入後のスープによりフィットしていた。



■ 感想など
鶏×魚貝のオリジナルスープと、マイルドな動物感が席巻する背脂スープ。
全く異なる2種類のスープでストライクな自家製麺を堪能できて、背脂を別皿にしてもらって大正解でした。
もっと混雑しても良さそうなお店です。
次回はガラッと趣向を変えた「魚壊まぜそば」でもいただきに上がりましょうか。

ご馳走様でした。