牛乳屋食堂 @会津若松市 〜「牛乳屋ミニセット(極太手打麺に変更)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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牛乳屋食堂
会津若松市(芦ノ牧温泉)


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【メニュー】牛乳屋ミニセット(半ラーメン、ミニソースカツ丼、小鉢、牛乳)+極太手打麺に変更
【価格】1100円+70円
 
[訪問時期] 2021年11月下旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚鶏+煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち極太縮れ麺(100g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、一味、醤油、ラー油、酢



「うえんで」を出たのが9時40分過ぎ。
2軒目予定の「牛乳屋食堂」は11時開店なので、先に大内宿など見学して午後に戻って来ようということになった。
大人の遠足は観光もするのだ。
戻って来たのは13時前、受付簿を見ると20組53名がお待ち💦


4年ぶりの訪問だが、向かいに牛乳やソフトクリーム、オリジナルグッズなどの販売店が新設され、待つ間にどうぞと言う訳だから中々商売がお上手。
創業九十余年の垂れ幕も年季が入ってきているから、百年の節目も近そうだ。


ちょうど14時に声がかかり、2階の座敷に案内される。
53名で1時間強とはかなりの鬼回転ではないか。


今回は当店の「ソースカツ丼」がメインテーマだったので、このセットをチョイスし、麺を極太手打ちに変更。



牛乳かカフェオレ牛乳の選択は前者を。
因みに牛乳はこの秋から紙パックに変更されたとのこと。
やがてお盆にのったセットが登場。



■ 半ラーメン(極太手打麺)
単品メニューだと「ラーメン」がノーマル中太麺で650円(半ラーメン410円)。
別に極太麺の「手打ラーメン」720円(半手打ラーメン480円)があり、今食べてるのはこの「半手打ラーメン」ということなんだろう。


スープ豚鶏混合っぽい動物系の旨味が先行するが、すぐに煮干が台頭して余韻を支配する。
印象的には、煮干が主役で動物が支えるスッキリ清湯という感じ。
オーソドックスで素朴なタイプだけど、出汁感とカエシのバランス良く満更でもない。
この状況だし2階だからやむを得ない気もするが、やや温いのが惜しい。



は小西製麺製の平打ち極太縮れ。
昨年「古川農園」で食べた麺とよく似た暴れようで、とても啜れるような感じではない。
当然歯応えも強めだが、案外ゴワッとはしておらず、すぐにモッチモチに変化する。
スープと抜群に合うとは思えないが、まあ会津に来たらこのタイプの麺も食べておきたい。
長尺麺なので1本ずつゆっくり、数えたら8本だった(笑)



トッピングは上記のラインナップ。
チャーシューは肩ロースの煮豚で、見た目オーラ無さげなのだが、軟らかく弾力もあってしっかり旨い。
会津らしく変哲ないが美味しいメンマ、スープと相性良いネギ。
全体のバランス良く、十分満足する。



■ ミニソースカツ丼など
会津はミニといっても侮れないので若干不安だったが、正真正銘のミニ(笑)。
実は当店の人気No.1メニューはソースカツ丼で、全国丼グランプリのカツ丼の部で4年連続金賞を受賞している。
ごく軽めなご飯の上にたっぷりの千切りキャベツを敷き、分厚く肉感たっぷりながらサクッと軟らかい肩ロースカツが3切。
やや甘めのソースも絶妙で、肉好き総裁さんたちは向かいの店でお土産に買っていた。
小松菜の煮物、お漬物を挟みながらニッコリ完食。
因みに牛乳は地元会津のブランドではなく、郡山の酪王乳業だった。



■ 感想など
HPを拝見すると「代々のおかみが引き継いで来た元祖会津ラーメン」と紹介されています。
ノスタルジックな気分に浸りつつ、名物ソースカツ丼とのセットを堪能しました。
オジサンたちの会津遠征はこれにて打ち止め。
来年はどこに行きましょうか。

ご馳走様でした。