自家製麺 TANGO @さいたま市桜区 〜「まぜそば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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自家製麺 TANGO
さいたま市桜区(西浦和)

 
 
【メニュー】まぜそば
【価格】850円

[訪問日時] 2020年11月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[タレ] 豚骨+魚介
[麺] 中太麺(200g位)
[トッピング] チャーシュー、刻みチャーシュー、フライドオニオン、刻みメンマ、温玉、海苔、辛味、刻み玉ねぎ、刻み葱
[卓上] ブラックペッパー、鰹粉



「タカヤマ55」でまさかの開店遅れに見舞われ、どれ位時間がかかるか全く分からないと。


だったら呟いてよと、プンプンしながら電車を乗り継ぎBM店へ。
12時ちょい過ぎで中外8名待ちに接続。



食券購入と中待ちを経て、20分ほどで着席すると、何と3分後には着丼となった。
事前に食券を預かり、麺茹でを始める間の取り方が神。
客はもちろん、スタッフ間でも快活な声が飛び交う、気持ちの良い空間ですな。



■ まぜそば
自家製の中太ストレート。
ハリとコシ、弾力性とモッチリ感。
メリハリのあるキャラを楽しめ、滲む風味も上々で、美味しい麺だ。
麺に絡む醤油ダレは、鶏油主体らしき動物のコクに魚介感じんわり。
王様によればごま油も使っているようで、パンチがあるタイプではないが、このタレがベースなら間違いないと思わせるもの。



トッピングは、大きくトロヤワなバラロールチャーシュー、温玉の他に、混ぜ具が7種類。



刻んだバラ肉、フライドガーリック、とび子みたいなのは辛味、刻みメンマ、玉ねぎ、葱かな。
チャーシューやメンマまでこれだけ細かくしてもらえると、全体に馴染みやすくて有難い。


最初から一気にマゼマゼ。
フワッとニンニクが香るような醤油ベースに、各具材の旨味やチャーシューの脂、薬味の軽い苦味が混沌と交わり、これは旨い。
ヘタレにも優しいレベルの辛味、全体を円やかに包む温玉、フラオニのカリカリ食感。
奇をてらうような具材は使っていなくとも、多様な味わいと食感のメリハリで、グッと引き込まれる。
敢えて言えば、玉ねぎがもうちょい粗微塵なカットなら、シャリシャリ食感も楽しめただろうか。



卓上の鰹粉で、好きなタイミングで味変できるのがポイント。
他店だと魚粉系は麺上に載せられていることが多いので、味変に使うには混ぜ方で苦労する。
ひと振りして食べたら思いのほかナイスで、終盤はドバドバ大量に振りかけて、和風ジャンクに締め括った。



■ 感想など
混ぜやすくカットされた具材、そのバランス、自由に使える鰹粉。
細かな気遣いを感じながら美味しくいただいた。
強烈な個性が存在しない分、このメニューの主役は間違いなく麺だと思わせる展開も、混ぜそばの王道を行くもの。
心地良い接客も響き、前店で振られたのはお導きだったと納得して店を出た。

TRY新人賞受賞おめでとうございました㊗️
ご馳走様でした。