MENYA 食い味の道有楽 @柏市 〜「11周年献立⭐️和牛尻尾ラーメン」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA 食い味の道有楽
柏市(北柏)

 
【メニュー】11周年献立⭐️和牛尻尾ラーメン(和牛頬肉ワイン煮込みデミグラ掛けset)
【価格】5000円(ラーメン3000円+和牛頬肉2000円)

[訪問時期] 2020年11月上旬(休日) 昼
[注文方法] 事前購入制
[スープ] 牛/清湯
[味] 塩
[麺] 中太麺(160g)
[トッピング] 牛テール、メンマ、葱、はじかみ



㊗️11周年㊗️
例年はシャッター中からヘロヘロに酔っ払う、道有楽の周年祭。
今年は1回8名の事前予約制となり、早期に完売となる中、運良くその初回に潜り込むことが出来た。


少し早めに着くと、検温と予約券確認。
店前で勝手に祝杯を上げていると、大将が出て来てお祝いのご挨拶。
新調した濃紺の暖簾を潜り、ゆったり間隔の取られたカウンター席で、出来上がりを待つ。



店内に漂う牛の気品ある匂いに、デミグラ香が覆い被さると、一品目が登場した。




■ 和牛頬肉ワイン煮込み デミグラ掛け
トロットロに煮込まれた仙台牛、山形牛の頰肉を、1.5cm位に分厚くカット。
それが5枚も載っているから、推定200gほどか。
箸で持ち上げるにもひと苦労。


口に入れた瞬間に、舌と上顎でペースト状になって蕩けていき、ニンニク混じりのデミグラスソースと重なる旨味の凄いこと。
付け合わせにはプチトマト、パプリカに、たまたま手に入ったというワラビ
極上肉と濃厚ソースに添える、甘酸苦味のバランスも見事だった。


許可を得て持ち込んだロゼのスパークリングワイン缶とも、言わずもがなの相性。
ペロッと平らげた所に、ご本尊のラーメンが登場。
隣のJさんはセット写真を撮りたいと、涎タラタラお預け状態だったので、その頰肉煮込みを拝借して、セット写真パチリ(笑)



■ 和牛尻尾ラーメン
さて、ご本尊お目見えの瞬間、ドデーンと鎮座する牛テールにぶったまげる。
此方も仙台牛か山形牛で、@300gあると言う。



予告では「女性拳サイズ」となっていたが、先日見せてもらったら、とんでもないビッグ君。


知ってはいても、目の前の塊は自分の拳よりでかくて、再度目を疑った。
蒸し上げるのに6時間かかるので、1日12個が限界と、日常オペの傍ら小まめに仕込んで来たとのこと。
受け皿に移して蟹フォークでホジホジして…みたいな食べ方指南とは裏腹に、箸先だけで容易に肉が剥がれてしまう。


「ほとんど骨だから」と言ってたのもフェイクで、8割以上がコラーゲン混じりの激ウマ肉。
メニューに「此れでもか」とキャッチを付けた理由を悟った。



スープを飲むや否や、溢れんばかりの牛感。
和牛ゲンコツを20時間煮込み、濾してからテールを加えて6時間追い炊きしたとか。
これだけ牛の旨味を効かせて、特有の甘味もクセも全く感じないのは、丁寧な作業の賜物だろう。
テール肉の旨味が溶け出して、スープがどんどんヤバくなって来る。
今まで飲んで来た牛テールスープとは次元が違うね。



は菅野製の中太ストレート。
牛テールを食べる時間を想定して、硬めに茹でたとのこと。
密度の高さを感じる、ハリとコシに満ちた食感は、この濃密なスープに一歩も引かず、かなり存在感があった。



ラスト、半々ライスをもらって極上〆ライス。
心うっとり、腹パンパンパンでフィナーレを迎えた。



■ 感想など
ラーメン3000円? セットで5000円⁉️
初めて知った時には正直、そう思ったものだが、終わってみれば印象は180°覆った。
GO TO EATばりに、いやそれ以上にお値打ちだと、食べた人ならそう思うだろう。
肉だけで赤字というのが真相らしい。

㊗️11周年㊗️
12年目も楽しませて下さい。

ご馳走様でした。