麺 TOKITA @千代田区 〜「特製エビ泡つけ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺 TOKITA
千代田区(麹町)

 
【メニュー】特製エビ泡つけ麺
【価格】1130円(特製250円含む)

[訪問時期] 2020年6月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏白湯+魚介+生クリーム泡
[味] 醤油
[麺] 太麺(200g)
[トッピング] (麺)チャーシュー、味玉、海苔、(汁)角切りチャーシュー、メンマ、葱



所要から徒歩で戻る途中、ふと目に留まったお店。
ノーマークの店に入ることは滅多にないのだが、何となく気になって地下への階段を下りてみた。



入口すぐの券売機の左上ボタンが「エビ泡」で、面白そうなので迷わずプッシュ。
麺量を並200g、大盛250gから選択できるようだが、慎ましく並でお願いした。



11時半過ぎで先客4名、その後テイクアウト客含めて6名。
カウンターは席感覚を広げて仕切り板設置など、出来る対策は講じている。


7~8分待ってご対麺。



■ 麺とトッピング
うねるような太麺は確り水締めされ、ゴワつく寸前ほどの歯応えと弾力性で食べ心地良好。
モチモチしながら滲ませる風味、ひんやりと撫でるような喉越しも悪くない。



麺上には大ぶりなチャーシュー2枚、味玉、海苔2枚
バラ肉を確りローリングさせた煮豚チャーシューは、サイズ、軟らかさ、旨味いずれもスタンダードを超える。



味玉も卵黄がネチーッっとしたジャストな加減で、味の染み込みが良い。
特に高価な素材を使っているとは思えないが、お手本のような仕上げには好感が持てる。


■ つけ汁と具
つけ汁のベースは鶏白湯に鰹、海老主体の魚介で、そこにブレンダーで泡立てた生クリームを配している。
それほど泡泡はしていないエスプーマ。
HPには「ビスク風」と謳っており、海老感はさほど強くないものの、洋風に振れた円やかな味わいで塩気も穏やかめ。



スープとして飲むなら秀逸だと思うが、つけ汁として極太にも近い麺とバランス良いかと言えば、やや物足りない。
本来エスプーマ効果でつけ汁が麺に絡みやすいところ、実際はそうでもなく、レンゲで追いスープが必要になる。
全体の濃度を上げるか海老パンチを高めるか、もしくは麺の強さを落とすかで、印象が変わってきそうだ。


つけ汁中には角切りチャーシューと、角材メンマ2本。
角切りチャーシューは一段と軟らかく、美味しく感じた。
メンマは見栄え的にも麺上で良いと思う。


ラストは卓上ポットのあっさり鰹出汁でスープ割り
若干だが魚介感が新鮮に蘇り、鶏エビクリームスープは間違いなく旨い。


■ 感想など
レポを書く段になって、敬愛するIPさんがかつて同じメニューを食べていたことを知った。

>スープにオリジナリティさを感じましたんで、後は味のパンチと絡みにもう一つ欲しいです。
>ワタクシ的には鶏を強くし、粘度UPでも出来れば、麺との絡みも重厚なパンチ力も素晴らしくなるの>では?と思っちゃいましたわ。
>何より、その方があの泡の存在感を、より発揮するんじゃ無いかと身勝手ながら感じましたよ。

全く同感。
海老感、麺とのバランス、泡の効果と感じ方は人それぞれだが、各パーツ個々には優れているので、少しのバランス修正で俄かに変わって来そうだ。

ご馳走様でした。