間がり @松戸市 〜「醤油ラーメン+煮たまご」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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間がり

松戸市(新松戸)
 
【メニュー】醤油ラーメン+煮たまご
【価格】830円+100

[訪問時期] 2020年6月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、カイワレ、葱、煮たまご



3月末にオープンしていたらしいが、恥ずかしながら初レビューまで全く気付かず。
TW日に早速訪問してみた。
新松戸駅すぐの「adonis」というダイニングバーを間借り。



後から伺ったのだが、お店オーナーである店主さんのお父様が、パスタランチを止めた昼間にラーメン営業を始め、更にコロナ禍で夜も休業している現在は、昼夜ラーメン屋さんになっている。
もっとも、店主さんは開業1年前から独学でラーメンの研鑽を積み、製麺までされているというから恐れ入る。


平日昼前で先客0、後客3名。
テーブル席はビニールのカーテンで間仕切り。
メニューは白醤油と醤油の二本立てで、デフォデフォは白醤油ぽいのだが、ここは未レポの醤油を煮たまご付きで注文した。


やがてラーメン登場。



■ スープ
スープは京桜丸鷄、大山鷄がら、羅臼昆布、鰹、宗田鰹、鯖節、香味野菜等。
醤油ダレは弓削田木桶仕込、弓削田純生、かめびし濃口、かめびし薄口、出雲自伝酒、いしる。
そもそもこの蘊蓄を公開していることが、店主さんの自信の表れだろう。
充満するような鶏を、節系魚介がバランス良く落ち着かせ、その出汁感を微甘で柔らかい醤油が優しくリードする。
醤油と素材の旨味が、互いを引き立て合う。
醤油派はもちろんだろうが、塩派の私も納得の美味しさ。



■ 麺
麺は自家製の胚芽入り細ストレート。
サクプツ軽快な歯応えに低加水麺かと思ったら、加水率40%の多加水麺😅
国産小麦は汁を吸いやすいので、硬めに上げているとのことだが、香りの良さも合わせて、この麺は気に入った。



因みに国産小麦とは、はるゆたか、春よ恋、ゆめちから。
おそらく、パスタマシンを使われているのだろう。


■ トッピング
チャーシュー、メンマ、カイワレ、葱、追加した煮たまご
チャーシューは大ぶりなロース肉の低温調理。
これだけしっとりと、ロースの長所を引き出した仕上げ方には、そうは出会わない。
メンマ、味玉も丁寧さが滲み出ている。



■ 感想など
鶏、魚介、醤油が絶妙なバランスで醸す上質なスープ。
自家製麺、トッピングにも隙はない。
既視感のあるオーソドックス系なので、スコアが跳ねないのがもどかしいのだが、かなり美味しかった。
独学、間借りだからとハードルを下げず、ただこの一杯に正対していただきたい。

ご馳走様でした。