らぁ麺や 嶋 @新宿区 〜「しおらぁ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁ麺や 嶋
新宿区(西新宿五丁目)

 
【メニュー】しおらぁ麺
【価格】880円

[訪問時期] 2020年6月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+魚介/清湯
[味] 塩 
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、鷄チャーシュー、メンマ、葱2種、揚げ葱、鷹の爪



虎ノ門から西新宿五丁目に移動し、先日オープンの新店へ。
ちょうど正午、店外待ち14番目に接続すると、その5分後に「どうも」とMさん登場。
あら奇遇です😆ほぼ3ヶ月ぶりのご対面。


回転はゆっくりで、食べ終わった客が3名ほど出て来ると、暫くして男性スタッフがどうぞーと同数を招き入れる。
この方が店主さんで完全ワンオペだと、後から知った。
入店までは70分、平均の倍はかかるかな。



券売機で色々あったのだが、表題とビール🍺を注文。
赤星をグイッと飲りながら、Sぴお君の憧れの店主さんの、「支那そばや」直伝の麺上げと丁寧な盛り付けに見入る。



程なくご対麺。



■ スープ
フワッと強めな節系魚介が先行し、鷄主体の動物系の旨味がじんわり覆い包む。
その後は複層感というより、動物系と魚介系の旨味が混然一体的な塊として寄せてくる。
おそらく、やや強めな塩気が魚介の華やぎを若干抑えているからだと想像するが、この醸し方も大いに有りだ。
強めと言っても、キレと円やかさを備え、バランスは決して悪くない。
ビールを飲んだこともあって、このパンチある味わいが、ジャストに近い心地良さだった。



■ 麺
平打ち気味の全粒粉入り中細ストレート。
エヌアールフード製という情報があったが、要するに「支那そばや」製ということか。
テボ茹でから麺上げは平ざるに移し、パンパンと音を立てて湯切りする、正に「支那そばや」スタイル。
これが予想に違わず、滑らかしなやかなツルトロ麺で、私などは口当たりから喉越しまでうっとり酔ってしまうほど好きなのだが、軟らか過ぎるとか強めのスープに釣り合わないとか、既に賛否分かれているようだ。



■ トッピング
チャーシュー2枚、鷄チャーシュー2枚、メンマ、葱2種、揚げ葱、鷹の爪。
豚・鶏チャーシューが2枚ずつ載っているのは、実は目前で「特製」が売り切れになってしまったことへのお気遣いだろうか?


豚肩ロース肉のロースト、鶏ムネ肉の低温調理、どちらもオーソドックスな仕上げだが、良い仕事してますねと頷く。



細切りメンマは軟らかめ。
白髪葱に青葱と鷹の爪をあしらい、彩りにも配慮。
この系列の塩に共通の揚げ葱だが、当店のは一瞬ガーリックかと思うほど風味が強く、これがパンチの強いスープと絶妙にシナジーしていた。


■ 感想など
「支那そばや」をベースに独自色も出した開業メニューを堪能。
塩加減や麺の茹で具合など、好みが分かれる部分も有りそうだが、いずれも評価を大きく上下させるポイントではないだろう。
いずれ、つけ麺あたりを、今日食べ損なった特製仕様でいただきに上がりたいと思う。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。