らーめん寺子屋 麺座まねき @松戸市 〜「特製潮まねきらーめん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らーめん寺子屋 麺座まねき
松戸市(北松戸)

 
【メニュー】特製潮まねきらーめん
【価格】900円

[訪問時期] 2020年6月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏豚+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、半味玉、茹でもやし、ワカメ、海苔、白髪葱


 
ご贔屓店とか言いながら、実に3年4ヶ月ぶりの訪問。
雨の日曜日、12時半で先客5名、後客7名。


緊急事態宣言中は休業していた当店だが、コロナ対策はスプレー位で、それほど気を遣ってないご様子。



さて、一番好きなこのメニューとは、何と4年9ヶ月ぶりのご対麺。
当店では塩味を「特製」と言うので、別にトッピング類がゴージャスになる訳ではない。
今日も「特製潮をお願いします」と言うと、奥様から「塩の潮ですね」と返ってきた。
ややこしい。
ほどなくご対麺。



■ 特製潮まねきらーめん
スープは相変わらず熱々、相変わらずなみなみで具材がほぼ水没。
ライトな動物系と煮干、節、昆布等の魚介出汁を、小鍋でブレンドしたWスープ方式。
じんわりと寄せる渾然一体の魚介感が優勢で、微かに甲殻類っぽい風味まで感じる、複雑繊細なバランス清湯
更に魚粉を加え、控えめな塩気で磯感を余すところなく伝えている。
あっさり淡麗ながら多めの香味油を浮かべ、何とも言えない濃密なまったり感
もうちょい香りがついて来ると、更にベストに近づく感じ。



自家製の中細ほぼストレート
以前は白っぽい、かなりニュートラルな麺だったが、全粒粉を配合して褐色に変わっている。
風味の主張も明らかに強まった。
しなやか基調で程よいコシ。
今日久々にご主人を見て、少し年を取られたなと思ったのだが、いやどうして、まだまだ進化中ではないか。



トッピングチャーシュー2枚、半味玉、茹でもやし、ワカメ、海苔、白髪葱。
関東で、これほどワカメが似合うラーメンを知らない。
もちろんラーショより数段、潮スープと一体化している。
煮豚チャーシューは2枚ともホロホロの軟らかさで、口内でレバーパテのように潰れて行く。
若干旨味が抜けているのが残念だった。 



■ 感想など
潮と言うと、ブワッと攻め寄せる魚介感を連想しがちだが、このスープは穏やかに海を感じさせるタイプ。
パンチを求めてはいけない。
他店ではちょっと味わえない、オンリーワンな一杯だと思う。
次回はこれのつけ麺バージョンを試してみよう。

ご馳走様でした。