立ち呑み居酒屋 金町製麺 @葛飾区 〜「生海苔の塩そば」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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立ち呑み居酒屋 金町製麺
葛飾区(金町)

 
 
【メニュー】生海苔の塩そば
【価格】880円

[訪問時期] 2020年5月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 雉+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 手打ち手もみ太麺(150g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、生海苔、メンマ、紫玉ねぎ、葱2種


★常時提供されているメニューではありません。



休暇の日、散歩で3km先の都内へ侵入し、麺活アゲイン。
12時半、先客は7名ほどで、広く空いたカウンター中ほどに陣取った。
入口開放🆗、除菌スプレー🆗。



先ずは生ビール🍺を注文。


Pてぃさんはオールウェイズ刺身や一品料理で飲んでいるようだが、平日昼はお摘みメニューは見当たらない。
何か出来るものをと長尾さんにお願いすると、ベーコンソテーを作ってくれた。
お陰でスイッチが入ってしまい、メガハイへ移行😅



この日の麺メニューは「追い節の中華そば」、「煮干し白湯つけそば」、「生海苔の塩そば」の3種類。
塩派の私は、迷うことなく3番目をチョイスした。


やがてご対麺。



■ 生海苔の塩そば
スープは鶏系の旨味溢れる淡麗清湯で、軽やかな塩味がキレていった後の、余韻が厚く長い
長尾さんによれば、デフォの雉に節系を合わせたとのこと。



後半、レンゲに生海苔を混ぜて飲むと、その風味以上に磯感が華やぐように感じる。
これは、節系が良い仕事している。
決して前面には出て来ないが、雉と生海苔の双方を引き立てるような、いぶし銀的存在に思えてならない。


自家製手打ち、手切りの太縮れ。
カウンター内には、七彩ブランドの小麦袋が置いてある。


今日は太さとボコピロなランダム性を、若干だけ抑えた感じがするのは気のせいか。
それでも七彩譲りの多加水食感、滲み出る小麦風味は健在。
好きだなあ。
 


トッピングチャーシュー、鶏チャーシュー、生海苔、メンマ、紫玉ねぎ、葱2種
主役はやはり生海苔で、クセのない磯感が雉出汁と見事に調和するのだが、その陰に節の暗躍があるのは上述の通り。
肩ロースのレアチャーは半分ぐらい脂身?と思うようなビジュアルだったが、特に問題なくいつも通りに美味しいもの。
白い部分は何だったんだろう? 



しっとりして味わい深い鶏レアチャー、細切り筍タイプのメンマ、豊富な薬味、全てに手抜かりない。



■ 感想など
節系魚介の存在が、雉と生海苔の駆け引きをかなりハイレベルに押し上げているスープ。
これが、長尾さん自ら手打ちしたインパクトある麺と、不思議なほど絶妙に均衡する。
年初に鯛出汁+生海苔な塩味清湯をいただいたが、それとも全く異なるモチーフで、さすが長尾さんと言うしかない。
因みに、この後は心地よい酔いを感じながら、大回り約5㎞のウォーキングで帰宅した。

ご馳走様でした。