麺屋 武蔵 @新宿区 〜「角煮ら〜麺(こってり)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋武蔵 新宿本店
新宿区(
西武新宿、新宿西口)

 
【メニュー】角煮ら〜麺(こってり)
【価格】円

[訪問時期] 2020年5月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて

[メニュー]
[価格] 900円
[スープ] 鶏豚+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち太微縮れ麺(150g)
[トッピング] 角煮、メンマ、葱



20数年ぶり。
当時はまだ、武蔵も青山と新宿にしか無かった頃で、此方では2度ほどかなり並んで食べたように思う。
今日は11時2分前でポール。



予習をしていなかったので「角煮ら〜麺」がデフォルトだと気付かず、ハイテク券売機で少々まごつく。
食券を渡すと「あっさりかこってりか、並盛か大盛か」聞かれ、こってり並でお願い。



除菌スプレー🆗、構造上換気は今イチ、SDは特に指定していないようだが、後客10名程度なので適度にバラけていた。



■ スープ
鶏ガラ、豚骨主体の動物系と、鰹節や煮干の魚介系のダブルスープ。
創業当時は、「青葉」と並んでダブルスープ方式が話題を呼んだ。
豚骨魚介で分類されることもあるスープは、今飲んでみれば良くあるバランス清湯
こってりは背脂入り。
無難に美味しくはあるが、面白味にも欠ける。
こんな感じだったっけ?
醤油が強めでやや甘く、トッピの角煮や背脂と相まって、徐々に甘ジョッパ感が増していく。
そのせいもあってか、魚介の旨味が鰹に偏ってやや単調に感じられた。



■ 麺
加水高めな平打ち太めなピロピロ系。
強いコシとモチモチ感、小麦感で、パンチあるスープと良くバランスしている。
以前はこんな麺ではなかったと思うが、武蔵も時流に合わせて進化して来たということか。
並盛は150g、無料サービスの大盛は200gとのこと。



■ トッピング
角煮、メンマ、葱
とシンプル。


大きな角煮はホロトロで旨味もたっぷり。
単体としては申し分ないが、スープを甘ジョッパな濃い味に変えて行くのをどう取るか。


メンマのシナシャク食感は良いアクセント。


■ 感想など
今となっては普通に美味しいバランス醤油で、新宿とは言え900円はお高め感もある。
但しそれは、20数年前に「武蔵」が提唱したラーメンをベースに、ラーメン界全体が底上げされた結果でもある訳だ。
「武蔵」は多店舗化を目指し、その結果、ラーメンの更なる進化は鈍化した。

常に時代の先端を走るか、もしくは頑なに何も変えないか。
せめて新宿本店には、そんな特別なスタンスを期待するだけに、やや中途半端な印象に終わった。

ご馳走様でした。