濃厚ラーメン かなや @杉並区 〜「濃厚ラーメン 黒」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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濃厚ラーメン かなや

杉並区(方南町)
 
【メニュー】濃厚ラーメン 黒
【価格】780円

[訪問時期] 2020年4月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨/白湯
[味] 醤油+マー油
[麺] 中太麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、木耳、海苔、葱



時節柄、昼営業が始まったので、移動中に初訪問。
さすがお昼時で、ほぼ満席。


メニューはデフォの「濃厚豚骨」をベースに、マー油入りの「黒」と「辛」いバージョン、「台湾まぜそば」がレギュラーで、「濃厚お魚豚骨」なる限定もある。



何となく表題の食券をポチり、脇にある除菌スプレーを使い、ちょっと緊張しながら着席。


厨房内ワンオペの山内店主は、5年ほど見ない内にすっかり落ち着いた感じになった。
太麺をチョイス、大盛りは辞退。



■ スープ
豚の頭骨9割、背脂1割のみで炊き上げた、円やか濃縮スープ
豚の旨味がひたすらストレートに迫るが、勿論臭みなど感じない。
出しゃばらないタレがジャストバランス。
久留米辺りの豚骨に、少し家系を入れたような感じで、大和の「どっ豚骨❤」のイメージと似ている。


もっとも、香ばしいマー油が混ざり込むので、余韻は熊本系
最近豚骨好きな舌に、ビビビッと来る。



■ 麺
チョイスした麺は、平打ち気味の中太ストレート
豊華食品製と聞いて、あの珍来のムチモチ麺をイメージしていたら、かなりのハリとコシに意表を突かれた。
ふと思うに、この麺を短くしたら、家系麺の硬茹でに似てる気がする。
だから、スープとの相性に違和感はゼロだが、極細麺ならどう感じるのかも試してみたいものだ。
因みに中太麺は大盛225gも無料、極細麺は110gの並盛オンリーで、追加は替玉対応とのこと。



■ トッピング
チャーシュー、木耳、海苔、九条葱。


チャーシューは大ぶりな肩ロースの薄切りが2枚。
スープで加温されて軟らかく、マー油豚骨スープに驚くほど馴染んでいる。



卓上には、黒白ペッパー、一味唐辛子、刻みニンニク、おろし生姜、豆板醤、特製酢、紅生姜、胡麻。
トッピングや充実の卓上アイテムも、九州系×家系のフュージョンっぽいかな。
序盤からニンニク、生姜、胡麻を投下。



■ 感想など
九州、熊本系に家系、いやそれ以外のDNAも混ざり込んでいそうな濃厚豚骨ラーメン
元ラーメン高校生の作る一杯は美味しかった。
これだけ濃厚なのに後味スッキリで飽きも来ないのは、醤油ダレやマー油が穏やかめだからかな。
逆に、ガツンとお下品なバージョンが有っても良いかも知れない。
滞在中ほぼ満席状態が続く。
最近、席間隔を空けるお店に慣れたせいか、ちょっと身が引き締まるが、みな黙々と食べて回転が速いのが救いだった。

ご馳走様でした。