いち井 @長岡市 ~「焼きあご塩+海老わんたん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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いち井

長岡市(宮内)
 
【メニュー】味玉
【価格】900+200

[訪問時期] 2020年3月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨+焼きあご/白湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g)
[トッピング] チャーシュー、海老わんたん、メンマ、桜海老、木耳、水菜、白髪葱


二軒目、念願の「いち井」さんで節目の一杯。
以前大行列に泣く泣く諦めたこともあったが、今日は時間的にまだ余裕。
定刻11時半の2分前に着くと12番手で、どうやら早開けしていたらしく、15分ほど経つと食べ終わった方々が出て来はじめる。



並び始めから30分かからずに、男性スタッフのご丁寧な案内で、食券を購入し店内へ。
因みに以前は「焼きあじ醤油」なるメニューも有ったらしいが、今は表題一本に絞っている。



店内は天井高く、広々とした洋館っぽい空間に瀟洒なインテリア、流れるのはJAZZだから、もうダイニングバーの気分。
中央に贅沢にスペースを取り、その周囲に厨房と座席をゆったり配置している。



先ほどの男性以外のスタッフは女性3名で、出迎え・お礼の挨拶や注文の復唱など、まるで女声合唱団の輪唱のように響きわたる。
出来上がりを待つ間に、もうすっかり気持ち良くなってしまった。



■ スープ
焼きあご出汁といえばあっさり清湯で、舌にビビッと刺さるような強い旨味のイメージ。
当店の濁ったスープは、味わい的にも今までのイメージをガラッと覆すものだ。
焼きあごの主役は揺るぎないが、そこに円やかな豚骨白湯を合わせて、柔らかみとまったり感で包み込む。
初動では甘味すら感じるのだが、やがて鷹の爪のピリッと程よい辛味が混ざり、同時に鉄鍋で炒ったという桜海老の香ばしいアクセントがフワッと載って来る。
繰り返すが、それでいて焼きあご感は盤石なのだ。
見事の一言!衝撃の旨さ。



■ 麺
北海道産ゆめちから粉100%使用という、中細多加水の微ウェ-ブ麺
茹で加減やや硬めで、かなりメリハリの効いたツルシコモッチリ食感
風味良く、スープの絡み良く、変哲無さげでいて中々素晴らしい麺だと思う。


■ トッピング
チャーシュー2枚、メンマ、桜海老、木耳、水菜、白髪葱、そして追加した海老わんたん4個。


チャーシューは肩ロースの煮豚で、ホロトロの軟らかい肉に旨味が確り残っている。


最近では珍しい薄切りタイプのメンマ、コリコリ感が堪らない大きな木耳、どちらも手抜かりない。
上述の通り、桜海老がスープに落とすアクセントは、唯一無二なスープの重要なポイント。


追加した海老わんたんがまた素晴らしい。
丸ごと使った海老のむき身と豚挽肉を合わせた餡を、薄めの皮が包む。
マイベスト幾つかに入りそうな絶品で、それが4つも入って200円は絶対のお値打ち



■ 感想など
未体験ゾーンの極上焼きあごを堪能。
ラーメンのみならず、外観からは想像できないお洒落な店内空間や、女性たちが作る柔らかな雰囲気と合わせ、大変プレミアムなひと時だった。
さすが某グルメサイト新潟No.1店。
絶対また帰って来よう。

ご馳走様でした。