中華そば 心 @府中市 ~「白中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 心

府中市(多磨霊園)
 
【メニュー】白中華そば
【価格】750円

[訪問時期] 2020年2月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 白醤油
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、小松菜、白髪葱


昨年12月にオープンの店にようやく突撃。
開店15分ほど前で先待ちゼロ、定刻開店時には4名、すぐに3名。




「作るのにお時間かかります、お待ち下さい。」と、スタッフが一人ひとりに声をかけている。
当店はラーメンを「一杯ずつ心を込めて」作って提供するスタイルなのだ。




厨房では今まさに店主さんが、私の一杯を作っている。
どの作業も手抜かりないが、特に気になるのは麺線の整え方
平ざる上に麺を載せ、茹で湯に浸したまま箸先でチョンチョン突きながら揃えていく方法は、かつてどこでも見たことがない。
そして5分後、ラーメン登場。



■ スープ
鶏と魚介をバランス良く配した淡麗清湯。
タレは白醤油メインに塩少々かな。
僅かに甘く、ホッと落ち着く柔らかみの一方で、キリッとジャストな輪郭
美味しいねえ。
とにかく出汁感が鮮明で、前半は鶏が華やぎ、やがて膨らむ魚介にレンゲが加速。
最近珍しくない味わいだが、そのお手本のような仕上げは、とても新店とは思えない。



■ 麺
三河屋製の加水をやや抑えた中細ストレート
麺線を整えながらの麺上げにやや時間を要していたのだが、この類の麺で良くもジャスト加減に仕上げて来るものだ。
前半はサクプツと軽快な食感を楽しめるのだが、この麺はむしろ、スープを吸って柔和になった中盤以降に、味わいの真価が出て来るように感じた。
要するに、その展開そのものが見事と言うことか。



■ トッピング
2枚のチャーシュー、メンマ、小松菜、白髪葱。
綺麗な麺線を隠さないように配慮して、丁寧に重ねられている。



Мさんのレポに、肩ロースの煮豚チャーシューは旨味抜け気味、メンマは硬めで筋っぽいとのコメントがあり、注意して味わってみたのだが、両者ともに上々の出来栄え。
たまたま下ブレだったのか、もしくはRDBを見て修正したのか、いずれかだろう。
茹で加減ジャストの小松菜は、この手の和出汁系の一杯には鉄板だと思う。



■ 感想など
バランス良く丁寧に作られた鶏魚介清湯を堪能。
オーソドックスながら、一杯一杯これだけ丁寧に作られると、結構特別感に浸れる。
とは言え、これを何杯分も待つ後客は痺れるだろうし、今後行列でも出来るようになってしまったらどうなるんだろうと不安もある。
とにかく、時間に余裕を持った上で、一度は訪れたいお店だ。

ご馳走様でした。