くじら食堂bazar 三鷹店 @武蔵野市 ~「醤油」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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くじら食堂bazar 三鷹店

武蔵野市(三鷹)
 
【メニュー】醤油
【価格】800円

[訪問時期] 2020年2月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 細縮れ麺(170g位)
[トッピング] 鶏チャーシュー、メンマ、葱


2号店は笠岡ラーメンのインスパ。
オープン最初の週末は休まず営業と分かり、お友達とまさかの3日連続ランデブー。
開店時30名のシャッターズの中、何とか一順目に滑り込んだ。



赤星で乾杯🍺✨🍺、アテはサービスのメンマ。
ブラペの振られたコリコリ細メンマは、いかにも「くじら食堂」らしい。


目の前では助手さんが、入念過ぎるほどに麺の手もみを繰り返しているのだが、細麺が手もみでチリチリに縮れていくのを初めて見た。


ラーメンは醤油ワンメニューで、トッピングバリエーションがあるのみ。
笠岡ラーメンの原型に近いものを食べてみようと、デフォ醤油をチョイスしてみた。



■ スープ
ハンパない量の老鶏を炊いているらしく、スープには鶏の旨味が充満
やや多めの鶏油と相俟った爆発的な鶏感に、日本一醤油や弓削田醤油等々の強めな醤油をぶつけている。
どこか素朴さを感じさせる醤油の味わいと、溢れかえる老鶏とのバランスで、敢えて昨今流行りの鶏清湯と一線を画しているようだ。
このスープには何故かブラペを振りたくなり、案の定それが非常に似合う。
私自身笠岡ラーメンのオリジナルは未体験なのだが、いかに旨味の詰まった老鶏を使っても、ここまでの出汁感ではないだろう。
当店らしくこれでもかと突き詰めて昇華させた、インパクト満載のスープである。



■ 麺
三河屋製のストレート基調の細麺に、直前の手もみで縮れを入れたもの。
啜り上げる音が良いし、スープの拾い上げも文句ないし、何よりこそばゆさを感じながらの食感と味わいに嵌まる。
誤解していただきたくないが、敢えて言うと、チキンラーメン袋麺を飛びっきりブラッシュアップしたようなイメージ。
麺量は170gほどもありそうだが、楽しくて美味しくて一気に啜り尽くしてしまった。



■ トッピング
老鶏チャーシュー、メンマ、葱とシンプルな面子。


スライスしたたっぷりの老鶏は、食感はもちろん硬めだが、噛むほどに旨味が滲み出て来る
軟らかくジューシーな低温調理の対極にあるような感じだが、これがまた美味しい。


メンマは先ほどアテに出されたブラペを振った細コリタイプ。
ザクッと笹切りにされた青葱が、インパクトあるスープに絶妙なアクセント。


■ 感想など
素朴さを醸す醤油や歯応えある老鶏で
笠岡ラーメンの原型を伝えつつも、当店らしい拘りと技術で現代風の一流ラーメンに昇華させた一杯。
特に、
強めな醤油を凌駕するような鶏感と、麺もが夢中になりそうな麺が印象的だった。
券売機には生姜、味噌、油そばなどというボタンが出陣を待っている。
今後の展開が楽しみだ。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。