麺屋 さくら井 @武蔵野市 ~「特製らぁ麺(醤油)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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屋 さくら井

武蔵野市(三鷹)
 
【メニュー】特製らぁ麺(醤油)
【価格】1100円(特分250円含む)

[訪問時期] 2020年1月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 細麺(140g)
[トッピング] チャーシュー4、鶏チャーシュー2、味玉、海苔2、メンマ、小松菜、葱


良さげな時間にシャッター出来そうだったので、途中下車してテクテク。
寒い日だしどうかな?と11時10分に角を曲がると、店前には3名のみで、しかも10分ほど早開けしてくれる超ラッキーな展開
並びはその時点で15名強、因みに店を出る時には20名弱。



当店訪問はオープン直後以来だから、3年以上のご無沙汰。
その時食べた塩は、いかにも「夏海」ご出身らしい美味しさで、でもやや優等生的な印象だったのを覚えている。
今や関東を代表する名店に挙げられる。
未食の醤油を特製でいただくことにした。
一度に3杯作りで、2ロット目にご対麺。



■ スープ
はかた地鶏のガラ、大山鶏丸鶏に乾物魚介を合わせ、鶏油を多めに配したスペックは、基本以前と変わらない。
カエシは濃口、生揚げ醤油フィーチャーとのことなので、おおよそ想像がつく。


想像とは異なり、この醤油が微甘でかなり柔らかみがあり、スープに充満する鶏の旨味と絶妙に調和している。
魚介の後押しで余韻も長く、後半にかけて出汁感が伸びていく感覚。
普段醤油には滅多に感動しない私だが、心の中でため息連発の美味しさだった。



■ 麺
三河屋製の細めなストレート
加水抑えめで、サクプツと軽快な食感が魅力。
噛むほどに滲み出るような小麦の味わいが、鶏と醤油が駆け引きするスープに、絶妙な立ち位置で絡んでいく感じ。
良く合っていると思いながらも、好きな多加水しなやか系の麺ならどう響くか、試してみたいものだ。



■ トッピング
ラインナップは上記の通りで、特製仕様は豚・鶏のチャーシュー各2枚、味玉、海苔1枚が追加になっているようだ。


トッピングも隙がない。
豚肩ロースと鶏ムネ肉のチャーシューは、低温調理のお手本のような逸品で、レア食感と凝縮された旨味に舌鼓。
厚み十分なので、スープに浸しておいても殆ど劣化しない。



味玉は若干だけ緩めながら、ネチョッとした卵黄に味が良く染みている


風味抜群の海苔、メンマや小松菜の食感や味付けにまで、丁寧さが滲み出ていて、文句の付けどころが見つからない。
この肉やメンマを摘まみながら、飲んでみたいものだ。


■ 感想など
スープ、麺、トッピング全てに隙なし。
ここ数年でいただいた醤油では間違いなく5本の指に入るし、バランス系清湯としては最も響いたかも
強いて挙げれば、若干だけ油を減らして、しなやか多加水麺でも合わせてみたら、更に数点伸びるかも知れない。
これは、なる早で塩や煮干も食べに来ないと。

ご馳走様でした。