らぁ麺 飯田商店 @湯河原町 ~「つけ麺+わんたん」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁ麺 飯田商店

湯河原町(湯河原)



【メニュー】つけ麺+わんたん
【価格】1500円+250

[訪問時期] 2020年1月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[つけ汁] ①鶏豚/清湯/醤油、②鰹醤油ダレ
[麺] ①中細麺、②幅広麺(合わせて250g位)
[トッピング] (麺)チャーシュー、(汁)チャーシュー、メンマ、海苔、葱、(別)わんたん2種、(別薬味)山葵、梅鰹、山椒味噌、スダチ、(後から)しゃぶチャーシュー


二杯目。
もちろん食券は予め購入済みで、醤油と塩で選べるが、一杯目が塩だったのでここは醤油をチョイス
一杯目を食べ終えるとお盆や箸がリセットされ、10分ほど経つと、まず薬味を載せた三品皿と蕎麦つゆのようなタレが届く。



暫くして、麺皿、つけ汁椀、追加のわんたん皿が五月雨式に登場。
まるで会席膳
全て揃うと、各々が何なのか、どうやって食べるのか解説してくれるのだが、10秒後には忘れるので卓上に指南書きが望まれる😄



■ 麺と薬味、かつお出汁
国産ブランド小麦をブレンドした、自家製の麺が2種類


いかにも全粒粉的な茶褐色の中細麺は、良く締まった硬質感と鼻に抜けるような香りに殺られる。


一方は、「凪」の「いったんもめん」に似た超幅広麺
割りと確り茹でられていて、食感的なインパクトはさほどでもないのだが、敢えて緩め温めに〆て狙った風味は特筆もの。


まずは、レンゲ上で麺に三品皿の薬味を載せてペロリ。
山葵と梅鰹
ふむふむ、山椒味噌ほぉ~、スダチなるほど的に、それぞれ麺を引き立ててくれるけど、一気に試すより、合間のお口直しに使ったほうが効果有りそう。



蕎麦つゆみたいなのは鰹醤油ダレで、正に蕎麦のように爽快に啜り上げたい。
このタレと山葵だけで、かなり楽しめる。



■ つけ汁
丸鶏、鶏ガラ、豚肉、豚ガラ。
そうそうたる顔ぶれのブランド鶏と豚を使った、超プレミアムなつけ汁。


多めの鶏油に先導される鶏感が爆発している感じだが、土台を支える豚が全体を濃密重厚にまとめていることは明白。
濃口基調のブレンド醤油には、若干の魚介が潜んでいるのかな。



とにかく、動物出汁VSキレッキレ醤油の掛け合いと調和が見事。


■ トッピング類
ラインナップは上記の通り。
高価なプレミアム肉を使い、調理技術も高い。
麺皿には、相模豚「しきんぼう」のモモ肉炭火焼きが2枚。


汁中のレアチャーシューはロース肉ぽいが、この日は「TOKYO X」だったらしい。


てるてる坊主型のわんたんは、豚と鶏の2種類。
は純粋金華豚のバラ肉、は佐野実ファームの山水地鶏を使用し、どちらもジューシーで旨味が強い。



■ 昆布水としゃぶチャーシュー
麺を半分ほど食べたところに、追加の容器が届けられる。


まず液体のほうは、「濃密出汁」と言われた気がするが、要は昆布水
以前はお店の代名詞のようだった昆布水を、後半のモードチェンジアイテムとして使っている訳だ。
麺にタラ~ッと回し掛けて、風味豊かな麺とマリアージュ。


一方のしゃぶチャーシューは、これも「TOKYO X」あたりのロース系レア肉の超薄切り
つけ汁に浸けて食べると、歯要らずで溶けていく
コシの強い麺に絡めて啜れば、食感のコンビネーションは間違いなく終盤のクライマックス


■ 感想など
麺が2種類、別皿の薬味が4種、タレはつけ汁に鰹醤油
、更に途中で昆布水まで登場する。
何十通りもある食べ方のうちの、半分も試せたかどうか。
会席御膳のような高級感に浸りながら、時間をかけてゆっくり味わうには堪らない趣向だろう。
但し、バリエーションが多いので、何をどうやって食べたか、印象が散漫になる。
時間を気にしながらなので、尚更だ。
まあ、何度も通って間合いや楽しみ方を極めなさいということか。
今回は割愛したが、次回は
「つけ麺専用お出汁割(200円)」も試してみたい。

ご馳走様でした。
お世話になった方々に再度感謝いたします。