MENYA 食い味の道有楽 @柏市 ~「1月限定☆根菜けんちん D(具材&鴨増し)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA 食い味の道有楽

柏市(北柏)
 
【メニュー】1月限定☆根菜けんちん D(具材&鴨増し)
【価格】2000円

[訪問時期] 2020年1月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介+根菜/清湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(150g位)
[具] 鴨ロース、鶏肉、つくね、大根、人参、里芋、ゴボウ、こんにゃく、木耳、レンコン、銀杏、葱2種
[別注文] ブランド和牛中落ちサイコロステーキ(週末販売、シングル1200円)


1月限定の「根菜けんちん」をいただきに。


「けんちん」は昨年まで新春限定メニューに入っていて、最近では4年前に食べて感激したが、以降はどうしても他の目玉をチョイスしてしまい、遠ざかっていた。
今年、新春限定から外して月限定にコンバートしてくれたのは、個人的に超有り難い。
もちろん、4年前の「けんちん」とは別仕様
当然、具材増し&鴨増しの「D」を選択した。


更に今月は週末のみ、「ブランド和牛中落ちサイコロステーキ」を販売。
食べ切れそうなシングル(100g)をお願いし、先出ししてもらってアルコールの供にする。



ぶつ切り肉を口に入れた瞬間、軟らかさと旨味で普通の肉ではないと分かる代物で、聞けば山形牛とのこと。
レストランなら倍の値段で済むかどうか。
程よく酔ったところで、限定麺をコールした。



■ 根菜けんちん(具材&鴨増し)
丼を受け取った瞬間の重みで、どれだけ具が詰まっているか分かる。
スープ鶏魚介をベースに、根菜の甘旨味や微かな苦味がじんわり。
けんちんと言えば胡麻油だが、この「D」は鴨油を使っているとのことで、これほど濃密複雑で分厚い味わいのけんちんは、他所で経験がない。
けんちん風の味付けながら、確りとラーメンしているのが見事。



は菅野製の中太ストレート
正月ほどではないが、結構硬めに茹でられていて、これはたっぷりの具を楽しむ時間を考慮してのこと。
それでも麺を先に食べたくなるのは、スープとの相性が良いからだろう。


別に煮込んで、直前にスープで追い炊きされたもの。
以前大将から、素材ごとに最適な硬軟や色合いがあるので、それぞれ別々に煮込むと聞いたことがある。
おそらく今回も、同様に手間をかけた下拵えをしているに違いない。
大根はトロットロだし、レンコンの白や銀杏の緑には何のくすみもない。
そんな根菜や肉類からエキスが落ち続けて、スープはますます深みを増していく。
分厚くカットされた5枚の鴨ロースがどれ程の逸品かは、もう当店のレポで書き尽くした。



■ 感想など
「けんちん」を出汁感満載のラーメン風に昇華させた一杯。
かなりのボリューム感で、もう腹がはち切れそうだったが、このスープにライスドボンは欠かせない。
これが、スープと合うなと感じた麺以上に響いた(笑)
あー、ラーメン三連食ぐらいした気分。

ご馳走様でした。