町田汁場 しおらーめん 進化 @町田市 ~「しお全部のせ」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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町田汁場 しおらーめん  進化

町田市(町田)
 
【注文】しお全部のせ
【価格】 1100円(全部のせ350円含む)
 
[訪問時期] 2017年7月下旬(休日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、しお味玉、メンマ、葱2種
 
 
課題エリアのひとつである町田、相模原に遠征。
雨模様の休日11時ジャスト、4名のシャッターズがちょうど店内に入っていくところに到着する。
 
 
麺に昆布水と輪島の水しおを絡めるという「しおつけ麺」と激しく悩んだ末に、デフォの汁そばを選択。
 
 
チャーシューや味玉が評判と聞いていたので、「全部のせ」の食券をポチる。
 
 
様子を見ていると、オーダー率はらーめんとつけ麺半々ぐらいな感じだろうか。
つけ麺を頼まれた数名を抜かす格好で、具だくさんな一杯とご対麺となった。
 
 
 
スープ
山水地鶏の丸鶏と甲州地鶏のガラによる、円やかな深みとキレを併せ持つ鶏出汁が主役。
合わせた長崎産のアゴが、鶏の旨味を更に引き出す。
もっとも、計30種以上の食材の旨味による分厚い出汁感は、鶏感の過度の突出を許さない。
余韻に至るまでの複雑性は、あっさり淡麗系としては稀有なレベルだろう。
さすが塩の名店と思わせる絶品スープ。
 
 
 

自家製の細ストレートで、薄っすらと全粒粉も見て取れる。
エッジの効いた外見と裏腹に、そうめんのようにスルッと口に滑り込むしなやか麺
適度の歯応え、こぼれ出る風味。
麺自体は美味しいのだが、スープに比べて若干印象が薄いように感じた。
麺量は140g位だろうか。
 
 
 

チャーシュー、鶏チャーシュー、しお味玉、メンマ、葱2種。

3枚のチャーシューは肉厚な豚肩ロースの低温調理を、オーブンで仕上げたものだろうか。
適度な歯応えに、肉の旨味が確り残って旨い。
 
 
鶏チャーシューはモモ肉使用で、これも低温調理っぽいタイプが3枚。
肉の軟らかさといい、ジャストな塩気を載せた旨味といい、好みど真ん中。
チャーシューは豚も鶏も評判に違わぬ逸品
だった。
 
 
しお味玉もそれ自体は良いのだが、塩スープに塩味の味玉ではアクセントになり得ず、個人的には薄甘醤油味の味玉を入れて欲しいところだ。
 
先行レポと照らし合わせると「全部のせ」はチャーシュー2枚、鶏チャーシュー3枚、しお味玉がプラスされて350円。
これは
お値打ちだと思う。



■ 感想など
TRYのしお名店部門では毎年トップ争い
に加わり、何度かの大賞受賞歴もあるお店。
その名声に恥じない一杯を堪能した。
今回なぜか麺の印象が薄く、あまり記憶にも残っていない。
出来れば早期に再訪して「しおつけ麺」をいただき、
自慢の麺を心に刻みたいものだ
 
ご馳走さまでした