貝だしラーメン 貝ガラ屋 @相模原市中央区 ~「濃厚牡蠣ソバ」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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貝だしラーメン 貝ガラ屋

相模原市中央区(淵野辺)
 
【注文】濃厚牡蠣ソバ
【価格】 750円
 
[訪問時期] 2017年7月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 牡蠣/白湯
[味] 醤油
[麺] 中太微縮れ麺(160g位)
[具] チャーシュー、穂先メンマ、海苔、葱、カイワレ、糸唐辛子
 
 
町田汁場 しおらーめん 進化からの連食です。

注意していたつもりでも通り過ぎてしまうような、ちょっと路地に入ったロケーション。
 
 
11時45分、店内満席で中待ち5名。
券売機を見ると、以前から食べたいと思っていた「貝だしラーメン」が見当たらない。
メニューは「濃厚牡蠣」の汁ソバとつけ麺の2本立てになっているようで、それではと前者を選択。
 
 
 
今日はワンオペなので時間がかかります的な張り紙の通り、着席は到着から20分ほど経ってから。
更に5分ほどしてご対麺となった。
 
 
 
スープ
牡蠣出汁の濃度が一目瞭然な色合い。
その通り、濃縮された牡蠣の旨味がブワッと寄せ、余韻までひたすら牡蠣ワールドが続く。
時折りレンゲに、ミキシングされた後の牡蠣身の粒子のような感触が混じる。
牡蠣が前面で主張するスープだが、数口飲むうちに動物系出汁の存在も感じるようになる。
ライトな動物白湯が全体の重厚感、安定感を醸し出しながら、牡蠣風味の良い部分を際立たせているようなイメージ。
そのバランスがこのスープの命なのかも知れない。

後半は卓上のレモン汁を段階的に振り、牡蠣一直線な味わいに変化をつけていく。
ちょっと洋に振れたような、スッキリ感覚で〆られる有用アイテム。
 
 
 

このスープにモッチモチの中太微縮れ麺が合わされているのには、かなり意表を突かれた。
この濃密なスープにはバランス的にザクパツ食感の低加水タイプだろうと、勝手に想像していたので。
なるほど、この太めサイズなら確かにスープに負けない。
やや軟らかめに茹でてモチモチ感を強調してあり、スープの馴染みも良いし、風味も豊か。
でも、これがベストチョイスかと言えば、そうでないようにも思える。
麺量は160g~170g程度だろうか。。。連食でもありやや多めに感じた。
店外には菅野の麺箱。
 
 
 

チャーシュー、穂先メンマ、海苔、葱、カイワレ、糸唐辛子。




チャーシューは「さがみはら香福豚」という、地元産ハーブ豚のロース肉。
ローストっぽい適度な歯応えで、しっとりジューシーな肉に旨味が確り凝縮されている。
 
 
その他の具にも特に不満はないのだが、ここまで牡蠣を前面に出した一杯なのだから、いっそ具にも牡蠣を載せたほうが自然な気もする。
 
 
■ 感想など
牡蠣出汁に特化したお店になっていたとは知らなかった。
自分も含めて好きな者には堪らないのだが、苦手な人は絶対に無理だろう。
お店を出る頃には内外に10名以上の待ち客が連なっていたので、世の中牡蠣好きの方が多いようだ。
濃厚濃密な牡蠣を堪能した一方で、以前から狙っていた「貝だしラーメン」がなくなったのは非常に残念
もし復活するようなら、真っ先に駆けつけたいと思う。
 
ご馳走さまでした