麺や 虎徹 @行方市 ~「地鶏中華そば(塩・手もみ麺)+釜焼きチャーシュー+肉ワンタン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や 虎徹
行方市


【注文】 地鶏中華そば(塩・手もみ麺)+釜焼きチャーシュー+肉ワンタン
【価格】 800円+200円+200円

[訪問時期] 2016年12月下旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち手もみ中太麺(150g位)
[具] チャーシュー2種、肉ワンタン、穂先メンマ、刻み葱2種、三つ葉



12月27日に目出度く3周年を迎えた虎徹さん。
その週からメニューを一新したようだが、新登場した標題の評判が高いので、早速麺友さんと訪麺してみた。
これだけのお店なのに、開店5分前でも余裕の5番目。
三周年のお祝いを述べ、カウンター席へ。
一応真新しいメニューに目を通すが、注文は数日前から決めていた。。。筈なのに、釜焼きチャーシューを忘れ慌てて追加した。



やがて丼全てを覆い尽くす具沢山な一杯と対麺し、想像以上のインパクトに驚く。



スープ
地鶏スープに煮干しと国産シジミでとった出汁を合わせたとのこと。
見た瞬間に出汁の厚みが分かるような色合いで、勿論風味も素晴らしい。
その通り、まず鶏油と相俟った強い鶏がブワッと押し寄せ、口から鼻腔に充満。
煮干がじんわりと後を追い、余韻には貝特有の渋い旨味も絡んで来る。
塩ダレは円やかでキレも十分。
やや強めなのだが、分厚い出汁感と絶妙なバランスはビクともしない。
淡麗清湯でここまで重厚なスープを、それもレギュラーメニューで味わえるとは何と贅沢なことか。





自家製の中太麺を丹念に手もみして縮れさせたボコピロタイプ。
プリプリッとした口当たり、シコシコモッチリの食感。
モチモチ感を出すために、香川産のうどん粉を加えているとか。
麺そのものも美味しいし、出汁感ごとヒダに絡みつくスープの拾い上げも抜群。
麺量は150gあるかどうかといったところ。




デフォの具はバラチャーシューと釜焼きチャーシュー各1枚、穂先メンマ、2種の刻み葱、三つ葉
釜焼きチャーシュー3枚、肉ワンタン3個を追加トッピング。



新たに導入されたバラ煮豚のチャーシューは、そのしっとり感、赤身脂身のバランス、蓄えた旨味、薄めの味付けなど、何を取っても一級品。
でもそれを全てにおいて凌ぐのが釜焼きチャーシューで、自己ベスト級の超絶な旨さだ。




数量限定との肉ワンタンも、肉汁に生姜が混ざる味付けが絶妙。
皮がもうチョイ薄いチュルリンコタイプなら、更にポイント高いのに。
穂先メンマはシニョリと軟らかめで、印象が薄いか。




■ 感想など
全てにおいて隙がなく、レンゲも箸も止まらない感動的な一杯
やや強めの塩と具のほんの一部以外は、ほぼ完璧に響いてくる。
また凄いレギュラーメニューを創り上げてしまったものだ。
他メニューもスペックを変えたようなので、また暫く定期的な虎徹詣でが続きそうだ。
きっと行く度に、釜焼きチャーシューを追加してしまうのだろう。

ご馳走さまでした~