中華そば 飯村製作所
つくば市
【注文】味噌タンメン
【価格】800円
[訪問時期] 2016年12月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 豚/清湯?
[味] 味噌
[麺] 中太麺(通常180g⇒少なめに)
[具] 炒め肉野菜、刻み生姜、刻み葱、(別)刻みニンニク
「麺や 虎徹」からの連食です。
行方から一時間弱かけて移動。
12時20分の店内はもちろん満席、中待ち10数名に接続し25分でカウンター席へ。
店内には香ばしい味噌の匂いが充満しており、この時期味噌タンメンが根強い人気と分かる。
かく言う自分もそれを食べに来た。
おや?と思ったのは、飯村店主ではなく男性スタッフが中華鍋を煽っていること。
炒めモノにノータッチな飯村店主を見るのは初めてだ。
ほどなくご対麺。
■ スープ
香ばしさが際立つ赤味噌主体のブレンドを、豚骨と思われる動物系出汁が確り支える。
塩味のデフォタンメンは豚骨白湯ベースだが、此方は何となく清湯ぽい。
そこに炒めた肉野菜の旨みや甘味も溶け出して、円やかで滋味深い仕上がり。
具の刻み生姜に加えて、中盤には別途お願いした刻みニンニクを溶かしていく。
野菜上に振られたブラペパも適度の刺激。
味噌ラーメンに不可欠の複雑性とパンチが高まり、これは好みだ。
■ 麺
自家製の全粒粉入り中太ストレート。
若干強めのコシから歯に絡むようなムチモチ感。
多加水麺の特徴をメリハリ良く際立たせており、当店で楽しみのひとつでもある。
麺量は通常180gだが、今日は少なめでお願いしたので130g前後だろうか。
■ 具
炒め肉野菜をメインに、刻み生姜、刻み青葱。
野菜の上には粗挽きのブラックペッパーがパラッと。
炒め肉野菜は豚バラ、もやし、キャベツ、玉ねぎ、人参、ニラ、ナルト千切りあたり。
いつも感じるが、当店の炒め加減は単なるシャキシャキ感ではなく、「しんなりする直前のシャキシャキ感」をピンポイントで狙っている気がする。
その神テクを飯村店主から受け継いだスタッフも、中々イケているようだ。
■ 感想など
奇をてらわない王道系の味噌を堪能。
最近麺友さんにもコメントさせていただいたが、味噌好きな自分が味噌で突き抜けることは極々稀である。
そもそも突き抜けよりも安心・安定を求めて味噌を食べる。
当店の味噌はどのタイプも、スコア以上の安心感と満足感を与えてくれるのが嬉しい。
ご馳走さまでした~