病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ -20ページ目

特養の避難施設、滑り台

福祉施設には、欠かせない避難器具に 滑り台 があります。


滑り台は、消防の認定品となるため、メーカー品に限られてしまいます。


オールステンレスとなると、1台 なんと 150万円前後となってしまいます。

鉄骨避難階段が 1台 50万円以下なのに、 どうして、と言われてしまいます。


ステンレスは床だけにして、あとはできるだけ スチール製にしても、やはり100万円は

かかってしまいます。


もっと安くするには、 認定品以外も認めてもらえればよいのですが、

これには、大変な障害が生じるのが 日本の社会なのです。


病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ これはオールステンレスの高級滑り台です。

床面積を有効利用するため、電気のキュービクルや発電機など、屋外に置いています。


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特養のユニット パース内観図

ユニット型特養の共同生活室のイメージをパースにしました。

設計内容を介護の方々に理解いただくためです。


各室が共同生活室に直結しているのが望ましいとされています。

L字型に、個室を配置し、もう一方にステーション、脱衣、浴室を集めています。


共同生活室の中央になるのは、食卓と テレビ、そして キッチンです。


今回は、プラス中庭。



病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 向こう側にステーションカウンター、脱衣室入り口、中庭、キッ  

                            チン 右端が入り口に通じる通路

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                            中庭側から、食卓の向こうに個室の扉、左のキッチンのむこうから出入り、4室がトイレ付き、6室が共同トイレ 実際はもっとカラフルにサインやアクセントカラーがはいる。
病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 入口側からのビュー。

右端がステーションオープンカウンター、 個室の入り口が並ぶ、左から2つ目は実はトイレの入口

他の扉と区別できるように、デザインされます。

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特養のユニット 模型

ユニット型特養の計画がすすんでいます。

2ユニットで一組となるのですが、そのうちの1ユニットの模型を作成しました。


介護の方に、ユニットのインテリアを確認してもらうためです。

図面ではなかなか、理解しづらいことも、模型でみると、理解いただけるようです。


共同生活室の周りに、個室を配置しています。

トイレや スタッフルーム、脱衣室、浴室、汚物庫、 リネン庫 などの動線が

コンパクトに配置されています。


今回の目玉は、中庭です。

バリアフリーの人造木製 フローリングの 第2のリビングです。

日光浴や、物干しや、植木鉢の水やりから、喫煙まで 多用途に使用できます。


各室にもバルコニーはあるのですが、管理が行き届かないので、使用できません。


もう一つの目玉は、ナースステーションの上に、ロフトを設けていることです。

勾配屋根の、屋根裏を使わない手は、ないですね。

おむつや毛布や 枕や 書類や 布団など なんでも収納できるスペースは

現場の手助けになります。


模型と パースと セットで クライアントには見ていただいています。



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中央が共同生活室、右半分に対象にもうワンユニットがついている。中庭は床にハッチがかかっているところ。
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V型に個室、中央に共同生活室、左上がステーション 脱衣、浴室、左上にもうひとつユニットがある。

浴室も、脱衣室も共同生活室も中庭に面している。


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特養の介護浴室

介護施設の浴室まわりは、介護者には大変な戦場です。


大変な労力が必要な場所です。

お年寄りは、大変楽しみにしています。

気持よく入っていただきたいですが、介護者には大変な力作業です。


介護者が、動きやすく、作業がしやすい浴室まわりの条件とはどんなことでしょうか?


現在は 2ユニットワングループが当たり前なので、 浴室も2室がとなりあい 相互に

行ききできることが、便利でしょう。


その間は、カーテンが望ましいのですが、行政の指導で、引き戸にされたりします。

入り口の扉も、幅1200くらいをとっていたのですが、最近では1500の扉も設置されるようになりました。


機械浴の入り口は、2000位だったのが最近では2500の扉となっています。


脱衣室の扉も同様です。

脱衣室も、洗濯機が置けて、洗面台があり、ひろければ広いほどいい という現場の声を聞いています。


浴室の中も チェアインバスで、3方から介護できるのが理想のようです。

一方向には、チェアインの装置、一方向にはお湯の蛇口が設置されますので、

両側からの介護がよいようです。


又シャワーのかずもたくさん必要です。


そしてなんといってもあかるく、

設計事例を御覧ください。


病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 見晴らしの良い明るい浴室、一方向なのが気がかり、少し狭い。壁に換気扇、天井には暖房ヒーター。

病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 機械浴と個浴との共同浴室、デイサービスの施設、
                            天井には照明器具に見えるのは実はヒーターです。病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ
左が隣の浴室につながっている。明かりはトップライトから。3方向から介護ができる。ぶら下がっているのは、トップライトの開放のスイッチ、トップライトから換気ができます


病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 脱衣室から浴室への扉、3枚引きで1500の幅、もちろんバリアフリーです。こちらも明るく、カーテンでの仕切りがついています。浴室2室に、共同の脱衣室にしています。天井には暖房のヒーターがついています。



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特養の外観

埼玉県の特養の外観のスケッチができてきました。


メンテナンス上、機能的な金属勾配屋根を全面的に採用しました。

屋根が軽くなり、2階の構造が軽快になる、大幅なコスト減が可能になりました。


そうすると、屋根に、室外機がおけなくなり、バルコニーに室外機をおくことになりました。

空調機は、ほとんど、家庭用のルームクーラーを採用し、イニシャルコストが低くなり、 取替時の

大きな負担が、なくなります。


つまり、限りなく いえ に近いのです。


モーテルのような外観ですが、上から見ると 4つの 光庭があり、各共同生活室が

中庭に面しています。 それぞれの居間から、中庭にでて、外気と外光にふれられるように

なっています。


できるだけコンパクトに、機能性と、快適性を 追求すると、箱の家 に

なります。


南側は 大きな川原に面していて、川沿いは桜の名所となっています。

南側のデッキも、もっと大きく 広く 取りたかったのですが、

予算の都合上、必要最小限となってしまいました。



病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 入り口まわりの外観です

病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 上空から見た様子。光庭が4ヶ所わかりますか?

病院・介護施設の改修・増改築の得意な設計事務所ブログ 南側の川沿いの外観です。避難用の滑り台と階段がデッキ

                            についています。花見がデッキでできるかな?


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馬場 正三   www.toshidesign.com