木造の特別養護老人ホーム2
木造の大型建築は、日本の規制のかべにぶつかって、
なかなか増えて行かないのが、実情です。
でも地球環境のことを考えると、木構造による建築を増やしてゆかないといけません。
温暖化を促進するCO2 の排出量を削減する効果が木造にはあるのです。
コンクリートや鉄骨造に比べて、,大気汚染原因物質、水質汚染原因物質、資源消費量 の排出量が
非常に少ないのです。
また、製造時炭素放出量や、使用時のエネルギー消費量も、他の構造のものにくらべて
はるかに勝っています。
さらに、吸湿性、調湿性に優れ、ダニの発生や、インフルエンザなどのウイルスの感染も防止します。
又素材の弾性は、高齢者の歩行に適していて、転倒時の骨折や事故の防止にもなります。
個人住宅で、木造以外に住もうという人が少ないのは、やはり居住性が良いからなのです。
しかし、老人福祉施設となると、平屋建て以外は耐火構造が指定され、特別な大臣認定による許可が
必要となってしまうのです。
耐火構造にする技術は、随分と開発されて、外壁も木製のものが使用できるように認定が取られています。 日本のメーカーの技術力とカナダ政府の努力は、素晴らしいと思いますが、規制緩和を全く行ってこない日本政府には、国際的にはヒンシュクものとの意見もあるようです。
写真は、カナダの高齢者住宅です。
これは、木造です。 建設費も日本より3割程度安い。
北米では当たり前の構造なのです。
次世代に、よりよい地球環境を残してゆくために、がんばりましょう。
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保育園の鉄骨建方
先週工場検査に行った保育園の鉄骨工事。
昨日現場に行くと既に現場搬入が完了して建方作業中です。
鉄筋コンクリート造の場合は1フロアずつコンクリートを打設して建てるので、徐々に立ち上がるように見えてきます。
しかし鉄骨造の場合は一気に最上階(もちろん何階建かによって異なりますが)まで鉄骨を組み上げてしまうので、これまでほぼ更地だった場所にある日突然ドドーンと建物の姿が現れるのです。これはかなり驚きます。
おそらく近所の方々もびっくりしたに違いありません。
このまま順調に進めて年内には外壁と屋根、防水工事まで完了させたいものです。
保育園の鉄骨検査
現在建設中の保育園は基礎の工事がほぼ順調に進み、いよいよ次は鉄骨を搬入して柱梁を組上げることとなりました。
鉄骨の建方に先立って設計監理者は実際に使われる鉄骨の製品検査を行ないます。
そのため鉄骨を製作している茨城県竜ヶ崎市の工場まで行って来ました。
検査時点で使用する鉄骨全てが完成してはいなかったのですが、主要な柱梁についてはほとんど出来上がっています。
工場が事前に自主検査したところ、全ての部材について寸法や溶接状況などの精度が許容範囲内に納まっていたため合格との報告を受けました。
実際自分と構造設計者がそれらの柱梁をつぶさに目視し、再度寸法を確認していきます。
柱については2本、梁についても2本、工場の報告通りの数値であることを確認しました。
同時にウェブやフランジ、その他溶接箇所や細かな部分の精度と寸法を確認していきます。
さらに超音波探傷検査に立ち会います。これは鉄骨に超音波を当てて、その波形から鉄骨に潜む細かな亀裂や穴、その他不具合を計測する検査です。
この検査も事前に行なった結果は全て問題無いとの報告を受けましたが、改めて監理者立会いのもとで数箇所に渡り探査検査を行ないました。結果は全て合格でした。
ところで今回伺った鉄骨工場、構造体は鉄骨で出来ているのですが、外壁にあたる部分の材料が膜で出来ていました。日が出ているうちはほのかに光を通すため、工場の中がこれまで見た工場よりも明るく感じられました。外気との断熱性がどのようなものか、知りたいところです。
検査終了時はもう夕方。
広々とした田んぼの向こうにキレイな満月が出ていました。
木造の特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームを木造でつくりたいという法人も増えています。
平屋建てであれば、 準耐火構造が認められますので、スムーズに対応できます。
しかし、2階建て以上であれば、耐火構造となり、規制だらけの法律を
クリアしないといけません。
せっかく、ローコストで性能の良い施設をという思惑が、大変なハードルに立ち向かうことに
なります。
木造は、環境にやさしい
木のぬくもりが感じられ居心地が良い。
断熱性能がよい。 ランニングコストもかなり低減できる。
床が柔らかくて、転倒事故が減る。
建物の減価償却が有利である。
鉄筋構造に比べて、廉価である。
など、いいことが多いのですが、規制により、コストが嵩み、
まだまだ、実現された例が少ないのが実情です。
せっかくの木材の仕上げも、耐火構造の基準により、すべて耐火ボードで覆い尽くされてしまい
木構造のよさがわからない仕上げになってしまうのです。
国交省は、これに対して、抜本的な対応はしてくれていませんが、メーカーの努力により、
技術開発が進み、対応できる技術が増えています。
現在、当社は、補助金の援護と、新しい技術により、木造の特養に取り組もうとしています。
これは国交省が3階建ての木造校舎を造って、耐火性能の実験を行ったものです。
ツーバイフォーの4階建ての共同住宅が、北米から技術導入されて、建設されたのは
もう10年以上前のことですが、大規模建築は、まだまだこれからのようです。
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ホテルステラベラ真空電磁調理
ホテルステラベラの食事は、本当においしい。
新鮮な食材による、食事は、朝、昼、晩 と いつもすごい。
それには、秘密が あるのです。
オーナーの今野さんは 料理人で、真空電磁調理の達人なのです。
真空電磁調理とは、 世の中の一流ホテルが、どこも採用している、最先端の調理方式
なのです。
食材を、真空状態で調理し、急速冷蔵し、保存する方法です。
これを今野さんは、長野東急ホテルのチーフシェフから、直伝で習得されました。
風味が落ちず、保存も容易なので、急なお客やキャンセルにも対応でき、無駄な食材も
出ません。
従って、ローコストで、美味しい料理がいつでも、でてくる、という図式になります。
病院給食でも、この方式が取り入れられ、病院給食事業をしている会社もあります。
設備としては、スチームコンベクター、急速冷凍機、真空包装機 などが ありますが
料理の仕方も全く違います。
当社は、真空電磁調理のセントラルキッチンを設計したことがありますが、目からウロコが出るくらい
革命的でした。
興味のある方は、ぜひステラベラにお出掛けくださって、今野さんに手ほどきを乞うといいと思います。
調理室は 秘密です。宿泊者だけに、特別公開します。
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