スキーが発明されていなければ、、、
ここは、静かな山間の温泉街であったのだろう。
越後湯沢温泉
清水トンネルの反対側、「水上温泉」のような山奥の静かな温泉でしか、無かったように思う。
今回、facebook上で、越後湯沢のスキー場の写真を、UPしたら、、、
50代以上の方々から、30年前に行って以降、一度も行って無いなぁ~
って、メッセージを一杯頂きました!
ふと、「越後湯沢」は、「スキー」が無かったら、、、、
本当に何もない「清水峠」あるいは、「三国峠」を越えるために一泊する「温泉」でしか無かったに違いない。
バブル時代に、あれほど、スキーが流行った時代。。。。
私のような 現在、40代には、今思い返すと、子供の頃に、親に連れられて、スキーがかっこいいから、越後湯沢に行った記憶しかない、、、(*'▽')
あの時、若者たちが、「かっこいい スキー」がしたくて、大挙して押し寄せたようだ。
現在、そのバブル全盛期に、サラリーマンであった人たちは、定年退職を迎え、現在、先細る年金を躊躇しながら、生きているようで、、、
ふと思うに、バブルが無ければ、、、
この越後湯沢と言う「新潟県」の最山奥の街に、コンクリートホテルや、ショッピングセンターみたいなモノも無く、、、
山の反対側の「群馬県 水上温泉」のような何十年も、お湯を守り続けていると言う「老舗旅館」だけしかないような状態に成っていたんだろうなぁ~
って、感じてしまった。
逆に言うと、「スキーバブル」が、何にもない この山村をコンクリートジャングルにしてしまった感が否めない。
一昨日の歩きで、怖さを感じたのは、、、
簡単には壊れない「コンクリート」であることで、、、
「時代に取り残されやすくしてしまった」
可能性さえ感じさせられた。。。
要は、壊すにも
「金が掛かるから、壊せない」
だから、そのまま、残しておくしかない、、、
これから、例えば、200年後、300年後に、温暖化が進んで、
「冬に雪が降らなくなろうとも」
コンクリートで頑丈に作られた「石打丸山スキー場」を眺めてみて、雪が無くなる未来に危機感を大いに抱いてしまいました。
一番怖いのは、いつか、、、
あのピラミッドのように、「平成バブル」の象徴として、「世界遺産」になって行ってしまう可能性すら、感じながら、眺めてしまいました。
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