通常、東京の私鉄もJRも、基本的に、駅前には、「タクシー乗り場」があり、通常、２〜３台は、駐車しているもんなのだが、、、、
「タクシー呼出し電話」
東京圏では、見た記憶がない。
北海道や、九州、山陽の中心駅では、見たことがあるような気もする。
新京成「元山駅」
外観的見た目も、駅構内の感じも、至って普通の「関東郊外 私鉄駅」
でも、やはり、ここは、軍事路線であった、、、
陸上自衛隊 松戸駐屯地が駅前に広がっておりました。
例えば、かつての「陸軍大将」「陸軍大臣」や、「防衛庁長官」が訪れる際に、元山駅までは、新京成で来たにせよ、
ここから、基地入口までは、５００ｍほどの距離があり、その間に、「銃殺」や「強盗」などに会われては、陸軍時代も、陸上自衛隊時代も、面目が丸つぶれになってしまうし、
また、基地内の「自衛官」「兵士」に、情報が蔓延すれば、、、
その火消しに、厄介になると思ったのでしょう。
そのために、駅から松戸駐屯地まで、タクシーと言う密閉空間であれば、どうにかなると、考えたと思ってしまいました。
開業時代の「昭和３０年代」「昭和４０年代」は、まだまだ、リムジンを含めて、自動車の発達が進んでいなかった時代で、長官などもこの「元山駅」まで、新京成で来て、ここから、車で、基地まで向かっていたのでしょうね。
このタクシー呼び出し機ってのは、私の知る限りでは、「関東地方」では、「一台」だと思います。
（地方の主要駅だと、常設に近い事もありますが）
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