私は数十年前に
夫の岡山転勤に伴い
その岡山の地で
革工芸の彩季会と出会いました
彩季会第一回目の全国
アクセサリーコンテストで
1位となった事が
今日まで
アクセサリーと
係ることとなった発端です
彩季会主宰者であった
八尾みどり先生は
丁寧なカリキュラムで生徒を導き
自由に羽ばたかせてくださいました
私は革工芸から
アクセサリーへ方向転換し
彩季会はその後退会しました
そして
創作作家の逸品を扱う
「田島」という素晴らしいお店に
大胆にも売り込みに行くと
委託販売が許され
原宿店・銀座店・名古屋観光ホテル店と
3店舗で作品を取り扱って頂きました
ある日
浅草橋へ革を仕入れに行くと
見慣れない革を目にしました
それは透明な皮で
革をなめす前の生皮(キガワ)と
呼ばれていました
私はキガワを手に入れると
試行錯誤して
自分なりのオリジナル作品を生み出し
それは「田島」でも大変好評を博し
革の作品より
キガワの作品のほうが多くなりました
そんな折
新宿のデパートで
ア〇ミ会主催の
「革びいどろ」展を初めて見たのです
キガワを仕上げ材で
まるでガラスのように見せて
「革びいどろ」と謳っていました
正直衝撃でした
私の手法とは全く別物でした
興味がわいた私は
募集をしていた
短期ワークショップに申し込み
2~3回講習を受けたのですが
そこで私は
大きな過ちを犯してしまいました
つづく