On the Edge of the Cliff Named "LIFE" -5ページ目

息苦しく感じると

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今日はいくつかやりたい事を考えていて、午前中に目を覚ましたものの、その瞬間に同居する父方の祖父母の口論に、今日休みだった父の直情的な言葉を聞いてしまい、気分が一気に滅入り、そのまま昼過ぎまで寝入ってしまいました。祖父母の口論はいつもの事であり、最近は祖父に車の運転をさせなくなり、認知症が激しくなっているものの、それを受け入れられない祖母と、受け入れつつもその言葉にその配慮が見られない父がその間に入ると、さらに激しい親子の口論となっていき、聞いているだけで嫌になります。

もちろん家族だけに会話が徐々に感情的になってしまうのは理解出来ますが、僕には祖父母や父の感情的な会話に入り込んでいく余裕もなく、また常にこの実家に戻り、そこから抜け出せなくなっている自分が嫌でたまりません。思春期の頃から実家に対して複雑な想いを感じ、高校卒業後に実家はおろか日本も飛び出した僕にとって、実家はあくまで実家であり、故郷でしかなく、サンフランシスコの大学を卒業後に、一度帰国し、実家に戻ったとはいえ、やはり実家は僕がいる場所ではないような気がしています。やはり「故郷は遠くにありて想ふもの」なのかもしれません。

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昼過ぎに目を覚ましたものの、やはり自分がしたかった事は出来ず、また家族との関係に精神的な圧迫を感じてしまい、ますます自分を許せず、自分を責めてしまいます。そうなって来ると、もはや自己嫌悪に陥り、精神的に苦しくなってしまいます。そうなってしまうと、本当に息苦しくなり、家を出ていきたくなります。

気分転換に外出し、愛車三菱パジェロジュニアでまた海を見に来ました。先週末にぶつけてしまい、修理費の見積もりは作ってもらったものの、まだ修理はしていないとはいえ、相変わらず愛車には変わりなく、大切に乗りこなしています。それにやはり車好きな僕としては、愛車三菱パジェロジュニアでドライブするのは最高の気分転換になります。

その愛車を走らせて、海、お気に入りの場所となってきた中部国際空港が望めるりんくう常滑の人工海岸にやって来ました。この海岸で潮風と波音、そして中部国際空港を離発着する飛行機を眺め、鈴鹿山脈に沈み行く夕日を見ていると、不思議と心が落ち着いてきます。

中部国際空港を除いた伊勢湾の光景は、今も昔も変わらない気がします。伊勢湾という海を身近に生まれ育った僕には、その伊勢湾を眺めるというのは、最高のヒーリングであり、リラクゼーションなのかもしれません。そしてそう感じられるのは、僕の中に流れる漁師町で生まれ育った母方の祖母の血筋なのかもしれません。

もっとも母方の祖母の母、つまり僕の曾祖母は、最後は寝たきりになってしまったとはいえ、その時に日本酒の一升瓶を抱えていたという逸話を持つ女性です。その曾祖母以外にも話を聞いていくと、父方も母方も双方の家系をたどっていくと、まさに女傑と呼べる女性が多いような気がします。そういった女性の血筋が僕の中に流れているのは、ある意味楽しく、敬意を感じ、その心を僕も受け継いでいる気がします。そういった女性たちは明治時代に生まれ育った為、どこか日本の歴史、また女性の権利と闘ってきたのかもしれません。やはり「母は強し」といった感じがします。

もしかしたら、僕の中にあるフェミニズムの思想の根底はそういった女性たちから受け継いできたなかもしれません。またアメリカで様々な国々の人々と出会い、その中でアメリカやヨーロッパの男性が見せるさりげないレディーファーストの精神を強く意識しているのもそういった女性を知っているからかもしれません。

そんな事を大好きな海、母なる海を見て、感じています。もはや考えるというより、肌で感じているのです。

目を覚ませば…

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昨日のプレーパークでのボランティアの疲れからか、または先週末にぶつけてしまった愛車三菱パジェロジュニアの修理費の工面の精神的な圧迫からか、今日は丸一日ダウンしています。昨夜は疲れ切って、変な時間に寝てしまい、さらにまた夜中近くに起きてしまった為か、とにかく上手く眠れず、結果的には朝まで起きてしまい、それからようやく眠れました。

何度か目を覚ましたものの、身体が重く感じられ、ベッドから起きる事が出来ませんでした。二度寝、三度寝を繰り返し、ようやく目を覚ましたのは、既に夕方、いやもう日が落ちる前になってしまいました。自分の現状、つまり「うつ」と自律神経失調を抱え、その影響で睡眠障害というより、昼夜逆転の生活習慣になっているのを考えると、今日のような日はかなり気分が滅入ってしまいます。

しかし、夕方に一気に目が覚めたのは、写真のように愛ネコ・フラン♀の行動でした。ベッドに寝転んだまま、眠い目を擦りながら、すぐ横の自分の机を見上げると、フランと視線があったものの、そのフランが座っている場所に、ハッと気付き、一気に目が覚めたのです。

写真を見れば、分かっていただけると思いますが、フランが座っている場所は机の上に置かれたノートPCの上でした。幼い頃はよくノートPCに乗っていましたが、まだ体重が1kgにも満たず、注意しつつもあまり気にはしていなかったのですが、成ネコとなった今のフランの体重は5kgあります。

身体が大柄な事もあり、また避妊をしている為、体重管理には気を使い、とにかくフランの体重を現状維持しようと心掛けています。とはいえ、机の上は良いとしても、そこに置かれたノートPCの上に乗られるのは本当に困ります。最近、夜中にデスクライトに引き寄せられて来る蛾や羽虫をフランは必死になって追いかけているのですが、そのうちにノートPCの上に乗ってしまうようです。僕がノートPCを使っている間、つまりノートPCを開けている間は、さすがに乗らないものの、画面の裏側からフランの視線を感じます。そしておそらく僕がノートPCを閉め、寝ている間は何度かノートPCに乗っているのかもしれません。

この写真を撮り、フランの悪行の証拠写真とし、こうしてブログにアップして、数多くの証人を得られると考えていますが、当のフランはそういった事は関係ないと思っているでしょう。ちなみにこの後、罰が悪くなったのか、いやただお腹が減っただけか、とにかくノートPCからすぐに降りてくれました。しかし、お腹が満たされた後、蛾を見つけ、また机の上まで追いかけていました。これから夏を迎え、秋になるまでフランは小さな蛾や羽虫を追いかけまわすような気がします。

愛ネコ・フラン♀がそういった蛾や羽虫を一生懸命になって追いかけ、捕まえようとする姿は微笑ましく、また可愛いものの、やはり机に乗ってくると、ノートPCに乗らないかハラハラしています。ノートPCには乗らないように徹底的にしつけてきたものの、大好きな遊びをしているとすっかりそれを忘れてしまうようです。そこがネコの可愛いらしさでもあり、また迷惑でもあるのです。

雨露のプレーパーク

今月から毎週金曜日は、先月からボランティアとして再び関わり始めたNPO法人新青樹の今年度新規事業の一つ、愛知県東海市中ノ池公園での子供たちの自立と自己責任を養う「冒険遊び場・プレーパーク」に参加する事に決めました。先月から少しずつ中ノ池公園での「プレーパーク らんらん」にボランティアとして関わってきましたが、僕なりに感じたのは、住宅街の中心にある自然豊かな公園で子供たちの元気な遊び声を聞くのは、かなり心地良く、良い気分転換になり、また地元の地域社会にボランティアとして関わるのは、「うつ」と自律神経失調に苦しみ、自宅療養している今の僕にとって、社会復帰の大切な一歩だという事です。

先月からその一歩を踏み出せたならば、その次の一歩は、それに積極的に関わっていく事でしょう。そうなると、毎週金曜日の午後、必ずプレーパークに顔を出し、常連になってきた子供たちと触れ合うのは、今後の僕の将来、つまり本格的な社会復帰への大切な一歩だと思っています。

あいにく今日は朝から雨の一日になってしまいましたが、プレーパークは天候に関係なく、開催しています。雨も大きいですが、金曜日は平日とあって、午後2時過ぎに、保育園や幼稚園から帰って来た幼児が中心になります。今日は常連になっている近所の女の子が保育園帰りにお母さんと、雨でもプレーパークがあるのかどうか、挨拶に来てくれました。

小学生たちは、午後3時以降に帰ってきて、学校帰りに、プレーパークを覗きに来ます。とはいえ、今日は雨の為、あまり子供たちは来ず、現在の新青樹の理事長であり、プレーパーク事業の責任者を兼ねている方と二人で竹細工を作っていました。理事長は、竹細工として買ってきた竹笛を見よう見真似で作り、僕はプレーパークで使える竹箒を作っていました。材料の竹は、公園内にある竹を切り出して、現地調達しています。市民公園とはいえ、今回のプレーパーク事業をするに当たり、東海市と東海市教育委員会から後援を頂いていますし、公園の管理協会からもそういった事の許可は得られている為、竹細工や木工作、また焚火用の薪などは現地調達が可能になっています。

ただ行政側の許可は得られているものの、この中ノ池公園を利用する一般市民からは文句や苦情は来ていますが、何より子供たちと一緒に来るお母さんたちから理解は得られつつあり、子育ての負担が軽減されているという話を聞かせて貰っています。あとはそういったお母さんたちを、利用者としてではなく、協力者やボランティアとして、いかに巻き込んでいくかが課題だと思っています。

今日は雨でほとんど子供たちは来なかったものの、自然の中でゆったりとした有意義な時間が過ごせました。明日も東海市中ノ池公園での「プレーパーク らんらん」は通常通り開催しますが、土曜日はNPO法人新青樹が3年前から愛知県知多市で運営している「そうりプレーパーク」と重なり、また運営に携わっているプレーリーダーたちもそれぞれの事情で参加出来ず、人手が足りないそうなので、僕自身が元気ならば、明日も午後からこの中ノ池公園での「プレーパーク らんらん」に顔を出そうと考えています。ありがたい事に、常連で以前しっかり遊んであげた子供たちから僕がいないかどうか気にされているようです。まだ中途半端な関わり方しかしていないとはいえ、子供たちと信頼関係が生まれてきているのは、本当に嬉しく、プレーパークに関わるやりがいを感じます。