シナリオのない映画はないんだよ② | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。


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シナリオの構成は、伝統芸能や演劇・映画の世界で言うと、


「序・破・急」の3部作として考えるべき、と指導を頂いています。


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エクスペリエンス・マーケティング「藤村正宏」先生

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http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/


の書籍やセミナー、ブログで教えて頂いています。


※「序・破・急」=「導入部・展開部・結論部」です。


 スターウォーズもエヴァンゲリオンも、3部作制ですよね。

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今回は、私自身のビジネス人生で言うと、「導入部・展開部・結論部」のうちの


「結論部」になる訳ですから、最後に「めでたし、めでたし・・・・。」のハッピーエンドで


終わりたいところです。



「結論部」の10年を、さらに「序・破・急」の3部に分けてシナリオを考えている、というのが


今現在です。



最初に目の前に現れるのは、「導入部」ですが、


一番最初に考えるのは「結論部」と教えられました。


一般に言う、「落としどころ」とか「落ち」とかいうのですね。



ちなみに、前職で店舗コンセプトを創る時、最初に考えたのは、


「お客さんが店舗を出る時に、どんな気持ちになっているか」から考えました。


要は「結論部」から考えた訳ですね。


どんな感情かと言ったら、


「あぁ、面白かった。」「スッゲー、楽しかった!」「絶対にまた来ようね(最長2週間後)」


という感じです。



その為に、入口でどんな迎え方をして(導入部)、


店内でどんな体験・経験ができて(展開部)・・・・・・・、


という順序で考えました。



それが、店舗コンセプトの「わくわく・ドキドキ・大発見!」になりました。


「わくわく」は導入部、「ドキドキ」が展開部、「大発見!」の感動が結論部です。



店舗を創ると、どうしても入口から考えてしまいます。当然と言えば当然でしょう。


通常は、店舗も映画も、最初が目に飛び込んでくるのですからね。


でも、ここが、グっと我慢のしどころで、「最後の場面」から考える、というのは


納得しています。


「序・破・急」というのは、原理原則なのでしょうね。




この店舗コンセプトの、理解と浸透、そして実現を念頭において、前職はやってきた訳ですが、


完遂したかと言えば、残念ながら、できなかったという方が正しいでしょう・・・・。


しかし、実現に近づいた店舗は、実績も比例していたと実感していることも事実です。



ただ、やり残したかと言えば、そうでもありません。


後になって気づくのですが、これは私の明確な人生ビジョンでもあったわけで、


私は私で、この後の人生で、このテーマを完遂させていけば良いのですから。


この気づきは、大変大きかったと思っています。



それは、必死で考えたからだと自負しています。


必死で、未来を具体的に映像化したからだと思っています。


時間はかかりましたが、ここにこそ一番時間をかけるべきと、私は信じ込んでいます。



焦る気持ちは募りますが、絶対にフライングしないと決めています。


この後の10年を、ドタバタと追われるようにはしたくありませんからね。


いらぬリスクを負うのは、それこそリスキーです。





恐らく、次のビジネスを終える時というのは、私は、


「そうか!ビジネスとは、こういうことだったのか!」と


関わるビジネスパートナー達と「大発見!」をしている状態だと思います。



「人生とはこれだったのだ!」と決着がついて、次の老後の人生に、マスタングに乗って、


バヒューン!と笑顔で次の目的地に向かう状態だと思います。




そんなハッピーエンドを実現すべく、あの人の顔も、この人の顔も、


そして、きっとあなたの顔も思い浮かべて、行ったり来たりしながら


シナリオを創っています。



これがなかなか、あっちを取れば、こっちが取れず(笑)。


これだけで終わるんじゃないか・・・・、と思える程、苦戦中です(苦笑)。


私にとっての最大難関の準備です。



映画は、はやく観たいに決まっているけど、


シナリオなしで映写される映画はないのですから・・・・。





1990年代に、試合前の控室で、アントニオ猪木がインタヴューを受けていました。


ちょうど引退が噂され始めていた頃です。


「猪木さん、もし、今日負けたら、どうしますか?」


何度も、しつこく聞いてくる失礼なインタヴュアーに、最後に行ったこの一発!


「出る前から、負けること考えるバカいるかよ!出てけ!この野郎!」


バッカーンッと張り手一発(笑)。



あれは、限られた状況の中、やるだけやったからこそ出た一言だと私は


思っています。



私が、スタートする時のイメージは、これに決まっています(笑)。


断片的には決まってきていますから(笑)。



         シナリオだけで日が暮れるんじゃねーか(笑。

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          買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」