シナリオのない映画はないんだよ① | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

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シナリオのない映画はありません。


シナリオなしで、取り敢えず練習や制作に入るなんて演劇も映画もないわけです。




これは分かっている。


分かっているはずなのに、


ビジネスの現場でよく起こるのは、出店や改装を、「取り敢えず」でスタートさせて


しまうということがよくあります。



すぐ始めたいという欲求が先行したり、


「何事もスピードだから早く始めろ。」というお門違いの論法で、


急がせてスタートしてしまう、ということなんだと思いますが、


経験上、この場合、かなりの確率で外します。



スピードアップの対象によっても違いますが・・・・。



例えば、手描きの店頭POPなど、コストがかからなかったり、すぐやり直しが効く


ものは、つべこべ考えずにドンドン経験を積ませた方が、はやく伸びます。



しかし、出店や大きな改装などは、最初のシナリオをしっかり作っておかないと、


後になって、どんなに小手先やパーツで何とかしようとしても、もう取り返しがつきません。



この分別がついていないと、何でもかんでも、やれスピードだ、はやくやれ、となって、


関わる人は疲弊し始め、疲弊すると速度は遅くなるから、また急がせて、またドタバタと


疲弊して・・・・・・・、と悪循環になって、最後は、頼みの綱の「気合と根性」も尽き果てて


自滅する、


ということになります(苦笑)。



気合と根性は、ビジネスの現場に立つ以上、前提として必要だと思っています。


しかし、気合と根性だけで、成功するかと言うと、それは無理に決まっています。



早くやり始めたいという、我慢のできない誰か個人の感情や、


ビジネスにおいては、はやく始めないと、お金が逃げていくような感覚になる人が、


このパターンは多いような気がします。




子供のころ、買ってきてもらったプラモデルを、はやく造り始めたいという感情が


先だって、ろくすっぽ説明図や完成図を見ずに、造りたいところから手を付け始めた


結果、ひっちゃかめっちゃかになった経験があります(笑)。


ゼンマイ仕掛けの大型バルタン星人の足は、ついぞ接着できませんでした(笑)。



学生プロレスで、何もシナリオを考えずにリングに立って、何とかしようと思っても、


何ともならずに失笑を買って、かなり落ち込んだ経験もあります(苦笑)。



小学校や中学校の生徒会で、前に出た時の演説でもしかり・・・・・・(笑)。


ボーイスカウトの登山で、全体のシナリオを考えずに行き当たりばったりで


考えながら進んで遭難しかけたことも・・・・・(苦笑)。



シナリオがないばかりに、痛い経験をした数を、私はかなり積んでいます(笑)。



何のシナリオもなしで、「なんとかなる」というのは、現実は、なんともなりません。


考えられるシナリオをしっかり描いて、これ以上はないというくらい練ってから、

「やるだけやったから、あとは、出たとこ勝負でも、もう何とかなる。」と


腹くくった時の「なんとかなる」は、なんとかなります(苦笑)。



成果出した人の「なんとかなる」の言葉を、言葉通り鵜呑みにはできないのです(笑)。



今回の意思決定は、私のビジネス人生にとって、おそらく最終章となると思っています。



(株)ワールド5年・坪井商店10年・(株)買取王国10年・・・・・、


大体これくらいのスパンで、私の体感ビジネスサイクルはできていると仮説を立てると、


次に始めたら、大体10年はいけそうな前提を創っておかないと、と思っています。



そこまではいいとして、次のシナリオ創りはどうしていったらいいのかと言うと・・・・・。



次に続く・・・・・・



           まだ続くのかよ!ほっとけ、俺のメモ書きだ(笑)


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