こんばんは。
行政書士山野和民君の奥さんです。
風が強いです。
雨が上がって明日は晴れるようですが、
黄砂がすごいことになりそう。
その前に、うちのモッコウバラが散りまくって、
庭が黄色くなりそうです。
お客様からの預かりもので茶道具が多いのですが、
山口県だけあって、萩焼も多いです。
萩焼は見慣れたものなので、
特にどうこう思ったことはありません。
どちらかというと身近な焼き物です。
でも、こうやって萩焼茶椀を扱っていると、
いいものだなぁ…と感じるものがあります。
こちらは天龍山窯の抹茶椀と平茶椀。
そっけないくらいにシンプルです。
色絵茶椀のような華やかさはありません。
でも、お茶事にはこれがなんとも言えない侘び寂びを醸すでしょう。
野坂江月の建水。
柔らかさのある土味は温もりを感じます。
抹茶椀には「格」というものがあります。
一楽、二萩、三唐津、続いて四井戸茶椀。
もっとも格の高い茶椀は楽茶椀で、
お濃茶に使います。
二番目に格が高いのが萩焼。
萩焼の土は荒いので茶渋が染みこみやすく、
それが使い込むほどに色を変えて味わいになるんですね。
中でも古萩と呼ばれる物は高額で取引されますし、
名のある作家だと何十万、何百万の世界です。
今のところそのようなお茶椀には出会えていませんが、
いつか巡り合えると嬉しいな~と思っていますよ。
今日のソラちゃん。
珍しくカメラ目線。
何かを訴えております。
おやつが欲しいのかな?
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