抹茶椀の格、萩焼の順位 | 駆け出し古物商の空猫堂

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山口県宇部市で生前整理・遺品整理のお手伝いをしながら古物商をしています
保護猫と古物と日々の戯言をつづるブログです

こんばんは。

 

行政書士山野和民君の奥さんです。

 

風が強いです。

 

雨が上がって明日は晴れるようですが、

 

黄砂がすごいことになりそう。

 

その前に、うちのモッコウバラが散りまくって、

 

庭が黄色くなりそうです。

 

 

 

お客様からの預かりもので茶道具が多いのですが、

 

山口県だけあって、萩焼も多いです。

 

萩焼は見慣れたものなので、

 

特にどうこう思ったことはありません。

 

どちらかというと身近な焼き物です。

 

でも、こうやって萩焼茶椀を扱っていると、

 

いいものだなぁ…と感じるものがあります。

 

こちらは天龍山窯の抹茶椀と平茶椀。

そっけないくらいにシンプルです。

 

色絵茶椀のような華やかさはありません。

 

でも、お茶事にはこれがなんとも言えない侘び寂びを醸すでしょう。

 

野坂江月の建水。

柔らかさのある土味は温もりを感じます。

 

抹茶椀には「格」というものがあります。

 

一楽、二萩、三唐津、続いて四井戸茶椀。

 

もっとも格の高い茶椀は楽茶椀で、

 

お濃茶に使います。

 

二番目に格が高いのが萩焼。

 

萩焼の土は荒いので茶渋が染みこみやすく、

 

それが使い込むほどに色を変えて味わいになるんですね。

 

中でも古萩と呼ばれる物は高額で取引されますし、

 

名のある作家だと何十万、何百万の世界です。

 

今のところそのようなお茶椀には出会えていませんが、

 

いつか巡り合えると嬉しいな~と思っていますよ。

 

 

 

 

今日のソラちゃん。

珍しくカメラ目線。

 

何かを訴えております。

 

おやつが欲しいのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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