尋常じゃないミラーメッキ
2007年03月30日(金)
こんばんわ
前回、レアなアイアンを入手したことをお伝えしました。今夜は、そのアイアンについて、書きたいと思います。
例のごとく、ショップの中古クラブ を物色中に、突然、私の目に飛び込んできたアイアンです。「これ中古なの?」と思えるくらい、ミラーメッキが一縷の曇りも無く、光り輝いていました。それが、このフォージド1025Mアイアンです。けっこうレアなアイアンだと思いませんか。だって、今まで、あんまり売っているのを見たことがありません。というか、実物を見るのは、おそらく初めてだと思います。あのアーロン・バデリーやホセ・マリア・オラザバルの使用している?モデルです。でもこのアイアン、ネーミングというか、モデル名というか、いろんな呼ばれ方をしていますね。V-FOIL、ターニーVIP、または前述のフォージド1025Mなどです。昔のマグレガー ファンであれば、ターニーVIPがお馴染みですね。まあ、そんなことは、どっちでもいいんですが、このアイアンのミラーメッキは尋常じゃありません。まあ、新品のミラーメッキは、皆、大方そうですが、まさに鏡なんです。
この輝き方は尋常ではありません!!
顔が映りこむぐらいピカピカなので、中古といっても、いわゆる中古クラブ のコンディションで言えばA+クラスあたりになるのではないでしょうか。少し、価格も高めでしたが、当時の新品の希望小売価格の半値を大幅に下回る値札がついていたので、思い切って、購入してしまいました。気になるところは、グリップがちょっとだけ白っぽくなっているところぐらいでしょうか。
なんか、フェース面のサンドブラスト?サテン?処理もピカピカ・・
ぱっと見は、古典的なデザインです。バックフェースのマッスル部分が3段腹みたいだし、フェースのスコアラインはダイヤマークで縁取りされていたりしています。まあ、どうってことないデザインなのですが、そこがまた、タイトリスト やミズノ にはない、老舗クラブ メーカーの重厚さや伝統が醸し出ているようにも見受けられます。シャフトは、DG-S300が装着されていて、重量感のあるアイアンです。打ってみた感じですが、もちろん、打感は、軟鉄鍛造マッスルバックの期待を裏切らない、ソフトなフィーリングです。あの三浦技研のアイアンの打感には、ちょっとだけ劣りますが、芯を食ったときは、かなり気持ちがいいですね。ロングアイアンになるほど、ブレードが低くなって、バックフェース側の肉盛り部分が微妙に番手ごとにフローしていて、重心も下がっているためか、球が上がりやすくなっているようです。ただ、スイートスポットは、決して広くはありません。ヘッドも小ぶりで、さすがに3番アイアンになると、ナイスショットの確率は低くなってしまいます。まあ、これは、致し方が無いところですね。今シーズンのラウンド が少し楽しみになってきましたね。気温が上がって、体が良く動くようになったら、一度、ラウンド で使用してみようと思います。
マグレガー のHPには、ツアープロのコメントが載せられているので引用させていただきます。
『最高のレベルでプレーするには、自分のスイングと自分の直感と自分のクラブ を信頼できなければだめだ。私はティーグランドからグリーンまで、マグレガー を信頼している。』 ・・・ホセ・マリア・オラザバル
『私にとって最も重要なのは、ボールをグリーンに乗せ、カップに寄せるために必要なスピン とコントロールを持つことだ。それができてボールの弾道をコントロールできたとき、自分のプレイはうまくいっているとわかる。V-FOILアイアンがあればそれができるんだ。』 ・・・アーロン・バデリー
そんなことで、新しい、アイアンを入手したのですが、「出会いもあれば別れもある」ということなんです。昨年の、シーズンインのときに使用していた、テーラーメイド のracフォージドCBを手放すことになりました。打感もよく、構えやすい、このアイアンとも、お別れのときが来てしまいました。ヤフオクに出品することにしたんです。まさに惜別となりますが、ゴルフクラブ ばかりに浪費し続けることもできませんので、残念ですが、仕方ないですね。また、3月11日の記事の最後に写真を貼り付けていますが、これもマッスルバックアイアンのコレクションのひとつの、プリセプトPROモデルというアイアンも手放しました。
これらの、私の手から離れていくアイアンですが、次のユーザーの方が気持ちよく使っていただけるように、今までの感謝の気持ちをこめて、綺麗にしてから出品することにしています。綺麗にするといっても、ホワイトガソリンで拭いてあげることぐらいしかできませんが。でも、落札者の方が、状態が良くて喜んでいただけたりすると、こちらも嬉しいですね。今回もプリセプトPROモデルを落札された方から、お礼の言葉をいただきました。新しい、ご主人の体の一部となり、また、緑のターフの上で白球を気持ちよく舞い上がらせてくれることを願うばかりです・・・
ちょっと寂しくなってきてしまいましたが、今夜はこのへんで失礼します。
では・・・