謎のFSPシャフト(アイアン用)を装着・・ | ◆ 知ったかぶりーマンゴルファー シーズン2 ◆ since 2006

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すみません、情報の根拠はありません。
知ったかぶりの知識で綴ってます。
中古クラブと自家用工房、ラウンドのネタばかりで恐縮です。
適当にお付き合いください・・・


2008年10月17日(金)

おはようございます。

久しぶりに平日に休みがとれたので、このブログを更新しています。

9月中旬から下旬ごろの話になりますが、無刻印のアイアンセットを格安で入手しました。理由は、「FSP」のカーボンシャフトが装着されていたからです。自分のアイアンにカーボンシャフトを挿してみようと思ったんです。ブロガーの「北の武器商人」さんがアイアンをカーボンにチェンジして劇的にゴルフが変わったというので興味を持ったことも事実です。

以前、地クラブ メーカーのVAL&COMのDT-4500という軟鉄鍛造ヘッドのアイアンを入手して、DGを装着したのですが、後でわかったことなんですが、そのアイアンヘッドはおそらくカーボン用のヘッドだったみたいなんです。というか軽量スチール用だったみたいです。いわゆる重量が重めのヘッドでした。というわけで、そのアイアンがお蔵入りになっていので、今回、そのヘッドを引っ張り出してリシャフトしてみました。


        ↑ オーソドックスなキャビティーデザインです


        ↑ これが謎のFSPカーボン(アイアン用)たぶん古いモデル・・

さて、このFSPのシャフトですが、スペックなどはよく分かりません。モデル名を示すラベルもありませんでした。ざっと計測してみたところ、重量は70グラム 台後半でフレックスはS相当ということがわかりました。本当は、今、流行りの重いカーボンがよかったのですが、一昔前、70グラム 台後半のカーボンシャフトといえば、十分、重量級だったと思います。シャフトの素性はそんなところですが、なんせ、FSPという専門メーカーのカーボンシャフトですので、悪いものではないと勝手に思い込むことにしました。

仕上がったスペックは以下のとおりです。
VAL&COM DT-4500 FSPカーボン
5番アイアン 390グラム  D2 38.25インチ 303CPM

結果的に若干ハードめに仕上がりました。

リシャフトする際に少し苦労したのは、このカーボンシャフトがパラレルチップでDT-4500のホーゼルがテーパーだったことです。対応としては、丁寧にサンドペーパーでテーパー状に研磨してホーゼルに入るように加工しました。これは、一般的にには、やらないほうがいいとされていますが、実際にやってみると、ごく僅かの研磨で済みましたので、たぶん大丈夫だと思います。

さて、数日後、練習場 で打ってみましたが、これが、けっこう凄いことになりまして、カーボンシャフトの恩恵といものを味わうには十分な結果となりました。とにかく飛びます。それに弾道がメチャクチャ高いです。このヘッドとのマッチングは成功だったようです。

もともと、5番で25度、PWで45度とストロングロフトなので距離が出ることは分かっていましたが、カーボンシャフトの特性でしょうか、打ち出し角がかなり高くなっています。ただ、吹け上がっているような印象はありませんでした。おそらく5番アイアンで200Y近くいっていると思います。

ということは、番手ごとのキャリーのギャップはというと。

5番195Y → 6番180Y → 7番165Y → 8番150Y → 9番135Y →PW120Y

だいたい、こんなところでしょうか。

このアイアンですが、軟鉄鍛造ヘッドなので柔らかめの打感ではありますが、やはりカーボンシャフトなのでダイレクト感はありませんでした。それと何発かコースボールで打ってみましたが、8番アイアンがPWの弾道でした。今まで感じたことないフィーリングで違和感を感じましたが、このへんは、慣れの問題かもしれません。ただ、滞空時間が長いので風が吹いているときなどは、注意が必要です。

あと、PWとAWのロフトが開き過ぎることになるので、ギャップウェッジとして、これまた手元で眠っていたクルーズ のトリプルソール49度に同じFSPカーボンをリシャフトしました。この場合はヘッドがスチールシャフト用?ということもあり、ウェイトを装着して作業しました。


        ↑ コイツも陽の目を見ることになりました

今回のカーボンシャフトを装着したセッティングですが、冬場の球が飛ばなくなったときに活躍してくれそうです。あとは、もう少し、低い弾道で打てるような練習も必要ですね。いずれにしろ、試しに次回のラウンド で使ってみることにします。しかし、これでディスタンス系のボールを使ったら大変なことになってしまいそうですね。逆にスピン 系のボールのほうがマッチングが良かったりするかもです。

ただ、このアイアンを常用することは、しばらくなさそうです。やはり、自分はDG系の粘るフィーリングが好きなので、スチールシャフトを当分使い続けることになりそうです。ただ、たまに使ってみて仲間を驚かせるには十分なので、これはこれで良いですね。今回はカーボンシャフトのポテンシャルを知る上ではよかったと思います。

長々と綴ってしまいました。天気も良いのでこれから練習にでも行ってきます。
ではまた・・・