2009年06月25日(木)
こんばんわ。
仕事帰りに立ち寄った大手ゴルフ量販店の中古クラブ コーナーで見つけたのが、このパターです。
↑ ツアーステージ PX-3 ロングネック
ツアーステージ の旧タイプのロゴが泣かせます。2001年のカタログに載ってました。ということは、今から8年も前のパターですね。それが、ピカピカの状態で、しかも格安で並べられていました。5000円でお釣りがくるような値段でした。当時の希望小売価格はなんと48000円とのこと。かなり高価なパターということになります。しかも、このパターは数量限定品だそうです。
↑ ヘッドにはフルミルドの痕がそこかしこにあります
高価なのは、いろいろと理由があるようです。いちおう量産品ではありますが、なんとネックとヘッドが一体削り出しなんです。これは、けっこう手間とコストがかかってますね。もちろん、ハンドミルドではないと思いますが、その頃のツアステ の「やる気」が感じられるパターです。重量も当時としては、かなり重めの540グラム あり、現在でもバリバリのスペックですね。ヘッドの形状もオーソドックスなピン タイプです。
↑ インサートされているフェースはニッケルシルバー
↑ さらにインサート部分が貫通してBSのロゴが刻まれています
さらに、インサートフェースの構造となっており、そのインサートが貫通しているという、凝ったつくりです。ボディーのほうは軟鉄でソフトブラックっぽいフィニッシュです。このへんも「本気で創ったパター」という職人魂のようなものが伝わってきます。今、このレベルの手間をかけたヘッドを商品化するとなると、けっこうな価格になってしまうのではないでしょうか。このころのツアーステージ は、やはり上級者(シングル)ご用達みたいな雰囲気を醸し出していましたね。
当時は、高嶺の花でしたが、時が経てば、誰でも、見つけることができれば良品を安価で手に入れることができます。そこが中古クラブ 探しの醍醐味ですね。それにしても、今回のパターは、8年も経過しているものとは思えないほど、使用感もほとんど無く、きれいなコンディションでした。
絨毯の上で、転がしてみましたが、なるほど打感も柔らかめで、ぜんぜん使えそうでした。重量もズッシリきますので、早いグリーンでもソフトにヒット出来そうな感じでした。もし機会があれば、実際にラウンド で使ってみようと思います。
今夜は、このへんで失礼します。
ではまた。
おやすみなさい・・・zzz