今日もパターの話・・・ | ◆ 知ったかぶりーマンゴルファー シーズン2 ◆ since 2006

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すみません、情報の根拠はありません。
知ったかぶりの知識で綴ってます。
中古クラブと自家用工房、ラウンドのネタばかりで恐縮です。
適当にお付き合いください・・・

2006年07月19日(水)
  
こんばんわ
 
今夜もパターについて話します。
  

  
今日、ご紹介するパターはケビンバーンズの9303SNというモデルです。これまた、どちらかというと、ピン タイプのよくあるデザインのパターです。ソールには、刻印などが何も無く、どちらかと言えば、寂しい印象です。なんか書いてあればいいのに・・・特徴としては、スラントネックといわれているネック形状がそれです。SNと刻印されていますが、これは、ショートネックという意味だそうです。はじめは、スラントネックを示しているのだと思ってました。スラントネックというと、いわゆるクランク 状にカクカクと直角にネックがデザインされているのではなく、斜めにデザインされているのです。
    
「そんなこと言われなくても知ってるよ・・」という声もあるかもしれませんが、このヘッドも細かいところが凝ったデザインとなっているのです。良く見ると、それはホーゼルからネックにつながるラインが上から構えてみるとストンッと垂直に切り出されているデザインとなっているんです。おそらく、これもアドレスでスクエアをイメージできるよに考えられてものだと思います。
 


まあ、私なんかは、アドレスしたときにネックなんか凝視しないので、その意図は良くわかりませんが。そういうところに、デザイナーのこだわりがあるんだと思います。
  
また、フェース部分にはカッパ ー(純銅製)のインサートがあります。そのインサートと一緒にミーリングされています。インサートは、おそらく打感をソフトにするためにあるのだと思うんですが、意外と私の主観ですが、打感は、硬いように感じます。インパクト音も「カツーン!!」(ジャニーズ系の音)という感じです。←おやじギャグ炸裂です・・・
  


  
そして、このパターにはバックフェースの部分にサイトラインが2本書いてあります。これは、ストロークするときに、私の場合、助かります。なかには、目障りという方もいらっしゃると思いますが、そこのところは、人それぞれの好みの問題ですね。今さっき、あらためて、良く見たら、バックフェース側も平面処理されている部分はミーリングされているようです。その痕跡が認められました。
  
また、このパターの良いところは、その仕上げです。いわゆるシャンパンゴールドというんでしょうか、微妙な色のメッキが施されていて、高級感があります。当時のメーカー小売価格は68000円とかなり高めの価格設定となっていました。今、中古では15000円前後で売られていると思います。
   

  
んでもって、お約束のAM&E社製の本皮製のパターカバーが付属しています。これって、結構かっこいいかも。当時、いろいろなトーナメントプロがこぞって使用していたパターですが、最近は、少しづつ影が薄くなってきた感があります。ツアーステージ から氏がデザインしたパターがリリースされていたりもします。確か女子プロ の茂木選手が使用していたと思います。
  
このパターもいずれ手放すことになるかもしれません。まだ迷ってます。(あまり使う機会が無いのでカミさんに睨まれてます)ヤフオクで売って現金化したほうがいいかも・・・
    
やっぱ、こだわりを持ってデザイン製作されているようですね。このへんのところは、パターをデザインする人に共通しているところですね。
  
最後に手元に昔のKBパターのカタログがあったので、デザイナーのケビン・バーンズのメッセージを引用しておきます。

Some people have It
『私は、私自身のプログ
ラム によりミルドマシンをコンピュータで制御し、インゴッドから一つづつヘッドを削りだしていく。もちろん、自らの手ですべての仕上げを行う。それは、私の哲学である「スクエアで美しく、アドレスをしたときに安心感のあること」に必要な過程なのだ。そして、その成果はあなたのためにある。』
Kevin Burns

  
それでは、今夜はこのへんで・・・失礼します。