京都太秦在住のヤフオク出品者の方より落札した折車(オフロード折りたたみ自転車)を引き取り、自宅奈良まで京奈和自転車道 全長180km前半1/3区間の自転車旅。
嵐山渡月橋(京都市右京区)をスタートしてさくらであい館(八幡市)を経由、
木津川に架かる泉大橋手前の合同樋門公園(木津川市)まで進みました。
【前編/桂川CR 20km】
【中編/木津川CR 27km】
さて、【後編/せんとの道+秋篠川CR 18km】
木津川CR分岐点である合同樋門公園よりリスタートします。
泉大橋→自宅 せんとの道+秋篠川CR+佐保川CR 約18km
合同樋門公園(木津川市)にて1分程度休憩しました。
三叉路、左は木津川CR終点泉大橋に繋がり、真ん中は合同樋門公園を含む公園道、右が京奈和自転車道・せんとの道区間の始点となります。
右手に、山松川を見ながら堤防を進み、JR学研都市線・西木津踏切を渡ります。
すぐに旧国道163号に出て、井関川に架かる豊楽橋を渡り、信号を横断し、山松川に架かる大阪橋手前を左折、右手に山松川を見ながら東岸を進みます。
やがて山松川は鹿川に分流し、国道163号を鹿川地下道でアンダークロスで抜けます。
鹿川東岸より小さな橋を渡り、西岸を南下していくと京奈和自動車道・木津ICの高架下に出てきます。
県境サインを示す標識はありませんでしたが、奈良県に入りました。
右に国道24号、左にJR奈良線と並走していくと、平城山(ならやま)駅。
「平城山」と書いて「ならやま」と読む難読地名です。
奈良時代に「平城」を「なら」と読んだことが由来になっています。
国道24号の高架区間に並走して進んで行くと、右手に鉄道部品販売店『レールウェイズ』
「撮り鉄」「乗り鉄」は市民権を得た鉄道オタクのことを言いますが、鉄道関連のアイテムなどをコレクションすることを愛好する「収集鉄」を仕事にされている会社なのだそうです。
一見すると鉄道の墓場、いや不法投棄のゴミ捨て場にも見えてしまう(失礼m(__)m)のですが、恐らくお宝なのでしょう。
㈲ジャパレ(店名:レイルウェイズ)公式HP
国道24号高架を潜り、緩やかな峠を越えていくと宇和奈辺陵古墳群に入ります。
こちらはヒシアゲ古墳。
16代仁徳天皇の皇后・磐之媛命(いわのひめのみこと)の陵だとされています。
嵐山よりずっとアスファルトの舗装路であるサイクリングロードを進んできましたが、なんと自転車道にも関わらず唯一!?のオフロード区間が現れました。
ようやくヤフオク落札したオフロード自転車の本領を発揮、全く問題なく走行することができました。
これロードバイクのような細いタイヤだったら怖いだろうな。
平城京北側を横断する県道104号谷田奈良線に入り進んで行くと、
奈良時代天皇のお住まいであった大極殿が見えてきました。
資料を元に忠実に復元された建造物だそうです。
京奈和自転車道の平城京区間は非常にややこしくて地元民の私でも地図を見てもよくわかりません。
どうやら平城京跡外周をグルっと回り「観光して行ってねー」という意図のように思われ、地元民の私としては『掟破りの地元走り』でショートカットさせていただきました。
※ 画像は、京奈和自転車道サイクリングマップより拡大編集。
平城京東側のみやと通りを南下、近鉄奈良線・西大寺第二踏切を渡ります。
県道1号奈良生駒線(通称:第一阪奈道路、かつての二条大路)に出て、右折(西向き)を進むと右手に平城宮正門であった朱雀門。
発掘調査で見つかった瓦の破片から大きさや文様を忠実に再現された奈良を代表する建造物となります。
『掟破りの地元走り』でショートカットしたので、秋篠川に架かる尼ヶ辻橋手前より秋篠川CRに入ります。
秋篠川東岸を進み、唐招提寺を過ぎ、そして薬師寺三重塔の東塔と西塔がちょうど重なって見えるところを通過します。
ずっと南下していた秋篠川の進路が東に向き、左手に九条公園、県道41号奈良大和郡山線を進んで行くと、JR大和路線・第二九条踏切を渡ります。
すぐ先、佐保川に架かる打合橋を渡り右折して佐保川CRを南下、
佐保川に架かる羅生門橋を渡り右折、河川敷に下ってUターンするように羅生門橋の下を潜り、佐保川西岸を南下するのですが、このあたりで日没を迎えてしまい以後写真はありません・・・
京都・奈良・和歌山を繋ぐ京奈和自転車道 全長180kmの内、1/3区間にあたる約60kmを馴れない折りたたみオフロード自転車で走行しました。
所要時間 5時間25分、平均速度 12km/h(休憩含む)
とりあえずサイコンでも付けて、タイヤ替えてもう少し軽快に走れるように改造しようかな。