京都太秦在住のヤフオク出品者の方より落札した折車(オフロード折りたたみ自転車)を引き取り、自宅奈良まで京奈和自転車道 全長180km前半1/3区間自転車旅

 

嵐山渡月橋(京都市右京区)をスタートしてさくらであい館(八幡市)まで進みました。

 

 

【前編/桂川CR 20km

 

 

 

 

嵐山渡月橋付近では自転車に乗れないほど人で溢れかえっていました。

 

 

 

さて、【中編/木津川CR 27kmは、桂川CR終点であり、木津川CR始点であるさくらであい館よりリスタートします。

 

 

  さくらであい館→泉大橋 木津川CR 27km

 

 

 

 

 

桂川・宇治川・木津川三川が合流する背割堤に建つさくらであい館

三川は合流後、淀川と名を変え大阪舞洲より大阪湾に注ぎ出ていきます。

 

 

 

奥に見えるのは石清水八幡宮が鎮座する男山(おとこやま)、手前の木津川に架かる木津川御幸橋を渡ります。

 

 

 

木津川御幸橋より左手(東側)を見ると、京阪本線木津川橋梁(プラットトラス橋)が見えます。

1927年(昭和2年)竣工、近代化産業遺産に指定されています。

 

 

 

御幸橋南詰は、高野山金剛峯寺(伊都郡高野町)に繋がる東高野街道大阪高麗橋(大阪市中央区)に繋がる東海道五十七次・京街道との追分になる交通の要衝でした。

さらに歴史を遡ると784年(延暦3年)平城京より長岡京に遷都された遷都の道でもあったのです。

 

 

 

木津川御幸橋南詰より木津川CRに入って行きます。

これより泉大橋手前の合同樋門公園までの27kmを走ります。

 

 

 

京阪本線木津川橋梁をくぐると遮断機が鳴り、石清水八幡宮駅より出町柳行き?エレガントレッド/イエローのツートン京阪電車がやってきました。

 

 

 

国道1号木津川大橋の手前には、ラグナ・セカのコークスクリューを彷彿させるようなターンコーナーを通過しなければなりません。

かつて京奈和自転車道として開通する前は、この先の国道1号につながる堤防道路として活用されていたのをアンダークロスパスさせるための苦肉の策だったのではと推測します。

 

 

 

すぐ先に、第二京阪の高架、下は国道1号BP新木津川大橋をアンダークロスで通過します。V字に下って行く道路は河川公園へのルートのようです。

 

 

 

左手に、上津屋橋(流れ橋)が見えてきました。

ピンボケ失礼 ^^;

でもなんだか様子がおかしい・・・ もしや流れ橋だけに流れてしまってる?

 

 

 

堤防上の休憩所に自転車を置いて、流れ橋西詰に下りてくると、通行止めの看板が・・・

 

 

 

部分的に橋板が流され無残な姿に・・・

通常流れ橋は橋板が流されてもワイヤーで連結されているので流出後回収して復旧できるような構造となっているのですが、どうやらワイヤーも切れてしまったようです。

 

 

 

八幡市公式HP「八幡まるごとナビ」によりますと、

2023年8月15日 台風7号による増水で橋板と橋脚が外れて流失してしまったようです。

手前の農地まで増水しているなんて・・・

※ 画像は、八幡市公式HP「八幡まるごとナビ」より引用。

 

 

 

上津屋橋(流れ橋)を過ぎ、新名神の高架をくぐると八幡市より京田辺市に入りました。

 

 

 

GSユアサグラウンドでは、社会人野球を楽しんでおられる後ろを、近鉄京都線・近鉄電車が通過していきました。良き日本の休日の風景ですね。

 

 

 

ひたすら南方向、奈良方面に進んで行きます。

太陽の位置が随分低くなってきて日の入りが近づいてきました。急がねば(;^ω^)

 

 

 

京田辺市より相楽郡精華町に入りました。

橙色の欄干が綺麗な煤谷川橋を渡ります。なんだか山口県に来たよう(笑)

 

 

 

無骨で殺風景な護岸ブロックも無機質ながらデザイン性を感じます。

相楽郡精華町より木津川市に入りました。

 

 

 

後半はひたすら南下していましたが、最後に大きく東にカーブしてようやく合同樋門公園に到着。結構向かい風が強かったので、ゆるポタとはいえ足を使いました(;´Д`)

 

 

 

【後編/

せんとの道+秋篠川CR+佐保川CR 18km

に続く。