小金井市議会・議会改革協議、三歩進んで二歩下がる。未だにこの遅すぎるスピード感覚に慣れない私…

1月23日、家庭の事情で朝の駅前配布活動はお休みしました。娘と一緒に「まんぷく」を観てから出動、登庁しました。10時からは議会運営委員会が開かれ、議会改革協議のまとめに入っているところです。既にここまで議論してきて結論を出した項目もありましたが、残っている改革項目について、最終的な結論をつけました。

以下、この日結論を出した主な改革項目についてお知らせいたします。

◯議場へのパソコンの持ち込み　→申し送り

既に全会派一致してます。が、運用ルールについてはなお協議が必要ということで、次期（５月以降）の議会運営委員会に「申し送り」することに。そのパソコン持ち込みの運用ルールについては、10月25日付けの「運用ルール（案）」をも参考に引き続き協議する。

◯議会によるシチズンシップ教育／出前授業などの企画・実施　→申し送り

小金井市議会としてシチズンシップ教育の具体的な取組みをやろう！と企画書も作って提案してたものの1年経過しても議論が煮詰まらず。議会運営委員会での協議には限界があって詳細を詰めるために企画実行委員会立ち上げを提案したけども「時期尚早」的な意見もありそこまでに至らず…（泣）いきなりこのような取組みをするというよりは、学校側とコミュニケーションを取るところからがスタートという意見もあったりで…。残念ながら残り2年の任期中に何かが実現するようなイメージがなくなりました（一応、次期議会運営委員会の議論には期待したいところですが…）。

◯高校生との意見交換会イベント（議会としてのシチズンシップ教育への取り組み）を見学→町田市議会へ

◯議員定数削減（２減）　→不一致

公明・情報公開こがねいから提案されていた「議員定数の削減（具体的に2減）」については、不一致に。共産、みらい、市民会議、ネット、カエル、つなこが、が明確に反対。私は「現段階では判断できる材料は出されていない」というスタンスです。

定数を削減することで「コスト削減」というなら、議員活動の実態調査をした上で報酬額とセットで議論すべきでしょう。国立市議会はそれ相応の実態調査の上、議員としての仕事量を棚卸しをし必要な定数・報酬額について結論を出しています。こういう議論抜きの「削減」はパフォーマンスにすぎない。また、資料提出の締切も守らない議員が多い中（これが実態です）、どこに“少数精鋭”という言葉が出て来るのか意味不明ですね。

そして二元代表制ということを理解してもらうための議会発信も全く不充分。昨晩の議会ナイトでも聴いてみたが、二元代表制について説明できる人は1割。ここが大きな問題です。二元代表制の一翼である議会という認識がないと、地方議会議員の重要性なんぞ心底理解できないと思います。

かといって私は「削減」そのものに反対ではありません。実態としての少数精鋭に近い議会をどう作っていくのか、その手法を練っているところ…。自らに発破をかける意味も含めて、多様でありつつも、守備範囲が広くスキルの高い人間が集まる（育つ）議会にしたいですね。

さらに、「コスト削減」と偉そうに謳いながら、自分たちの政党新聞を議会費（税金が原資）で買ってもらい続けているという事実があります（ほとんど誰も読みません）。過去、これらの購入に対して見直す提案をしましたが「不一致」になりました。

◯その他広報協議会で議論した改革項目

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▼イベント情報▼

シライトオル株主総会2019〜マニフェスト・チェック
＜日時＞1月26日（土）19:00〜21:00（18:45開場）
＜場所＞小金井宮地楽器ホール１F スペースN
・入退場自由！
・お子さん連れも大歓迎！
・無料

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